デリカミニ4WDのタイヤサイズのシンクロウェザーがある!ものよりコト消費いつかはDOPに?
軽自動車にシンクロウェザー
ダンロップは2024年10月1日、氷上性能を両立した次世代オールシーズンタイヤ、SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)を新発売しました。
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高い技術や革新性、どんな路面にも(ある程度)対応できるSYNCHRO WEATHERで色んな場所で何を体験するのか?という、モノよりコト的な消費に付加価値を見出す戦略、まるでなんちゃってクロスオーバーのようです。
でもシンクロウェザーはタイヤ価格がベラボーに高いがゆえに、軽自動車サイズはあまりラインナップは少なくて、なんなら165幅がもっとも狭くて、15インチが最小サイズと狙いも割り切っている部分もあります。
そんな中で、価格帯の高いデリカミニ、これもネーミングマジックと付加価値推しのクロスオーバー系スーパーハイト軽自動車ですが、一応タイヤサイズに拘りを見せていたりもします。
165/60・・・まさかのシンクロウェザーにもある!
そのコダワリサイズ、シンクロウェザーにもラインナップがあるってことは、ダンロップさん、デリカミニ需要を狙ってきましたね!
シンクロウェザーの軽自動車サイズの価格
シンクロウェザーは高付加価値タイヤという事でメーカー希望小売価格はかなり高めで、発売からしばらくは値引きや割引ナシで定価販売しかしていないレベルです。(このページをご覧になっているタイミングによっては多少値段の変動はあるかもしれない)値下げを禁ずるメーカーの圧力は公取委にシバかれると思うので、どこかで流動的にはなると思いますけれども。
そんなシンクロウェザーの軽自動車サイズのタイヤは2サイズ。
165/55R15 75H | ¥23,100(税込み) | ¥21,000 |
165/60R15 77H | ¥22,880(税込み) | ¥20,800 |
扁平率が5%違い、価格はなにげに165/60R15の方がちょっと安い。60%扁平の方がデリカの4WDサイズですね。
165/55R15のタイヤサイズは、NBOX やスペーシアのカスタム・ターボなどの上位グレード向けのサイズです。
軽自動車のリプレイスタイヤで4本で9万円を超えるというのは超高価格帯とも言えるのですが、スタッドレスの準備をしなくてよくなったり保管スペースが不要になったり、急な雪や路面凍結でも走れるなどのメリットもあります。
デリカミニを納車してスグにシンクロウェザーに履き替えるのも良いですし、ドレスアップも含めてインチアップしたりして15インチでもタイヤサイズは2サイズ候補があるという事になります。
デリカミニのタイヤサイズ
デリカミニのグレード・駆動輪ごとのタイヤサイズ。
グレード | G、T (2WD) | G Premium T Premium (2WD) | 4WD全車 |
タイヤサイズ | 155/65R14 | 165/55R15 | 165/60R15 |
種類 | サマータイヤ | ||
空気圧 | 240kPa (2.4kgf/c㎡) | 250kPa (2.5kgf/c㎡) |
デリカミニのホイールのサイズ・スペックなど。コレは社外品に交換する際の数値的な参考になります。例えば14インチのデリカミニのアルミを15インチにinchアップしてシンクロウェザーに交換、純正は保管しておくなどの使い方の時に15インチアルミのインセット・オフセット数値は参考になるでしょう。
14インチスチール(フルホイールカバー) | 15インチアルミホイール (165/55R15用) | 15インチアルミホイール (165/60R15用) | |
ホイールサイズ | 14×4.5J | 15×4.5J | 15×4.5J |
PCD | 100mm | ||
インセット(オフセット) | 46mm | ||
穴数 | 4穴 | ||
ハブ径(センターインロー) | Φ56mm |
新型オールシーズンタイヤであるシンクロウェザーは、デリカミニの15インチの両サイズに対応した設定があるので、リプレイスにもインチアップでのドレスアップにも対応できる感じです。
これまでのドレスアップのトレンドとしては、TOYOタイヤのオープンカントリーが王道でしたが、シンクロウェザーの登場により実用性能とインチアップとでその構図が変わるかもしれません。
とは言う物の、オープンカントリーの純正置き換えサイズは実勢価格や値引きなども踏まえると1本1万円台前半程度ですので、1本2万円を超えるシンクロウェザーは機能面で勝てても価格はかなり高いという事になります。
デリカミニとシンクロウェザーのマッチング
デリカミニは、アクティブに行動する人に向けて身近に感じてもらえるなんちゃってSUVスタイルの軽自動車のデリカとしてデビュー。
歴史は浅く、ekクロススペースのマイチェンで顔と名前を変えてイメージ戦略でヒットしました。
なんちゃってじゃなくてデリカファミリーだぞ!と言い張るために4WDモデルのみ独自タイヤサイズを設定して地上高アップして走破性を上げております。
デリカミニの4WDモデルではタイヤ外径が大きくなる165/60R15が装着され(2WDは155/65R14、もしくは165/55R15)最低地上高が上がるので見た目的にデリカらしさが強まっているなどの効果もありました。
4WDモデルではキャンプ場といったアウトドアレジャー施設に行く際に現れる未舗装路に対しても、走行安定性の向上と快適性を上げるためショックアブソーバーに専用チューニングを施しており、縮む側をソフトな方向にして、伸びる側を硬めることで未舗装路での安定性を高めつつ、普段使いでの乗り味のよさを確保していると言います。
ウィンターシーズンには CHAMONIXパッケージなどで雪山イメージで売っていたりもします。
シャモニーでゲレンデに繰り出す・・・カッコいいね。スタッドレスがベストだけど、シンクロウェザーでもこの路面なら行けそうだし、相性良さそうよね。
デリカは三菱自動車の中でもブランドとして大きなものです。その名前を使うことによりアクティブな方々の目に留まったことでヒット、ベースのekクロススペースを廃盤に追い込みました。
デリカミニのポテンシャルを踏まえて、アウトドアやキャンプ、ドライブ旅行で、SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)が共にある生活をイメージするというダンロップのイメージ戦略ともマッチしそうだと思うのは私だけでしょうか。
デリカミニ価格一覧
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
T Premium | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ(ハイブリッド) | CVT | 2WD | 2,074,600円 |
T | 1,881,000円 | |||
G Premium | 直列3気筒DOHC 0.66リッター(ハイブリッド) | 1,985,500円 | ||
G | 1,804,000円 | |||
T Premium | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ(ハイブリッド) | 4WD | 2,238,500円 | |
T | 2,092,200円 | |||
G Premium | 直列3気筒DOHC 0.66リッター(ハイブリッド) | 2,149,400円 | ||
G | 2,015,200円 |
4WDモデルとターボモデルは15インチが標準、それ以外の低位グレードでは14インチです。低グレードのデリカミニでも15インチにインチアップすれば見落としはしませんね。そしてシンクロウェザーを履かせれば安心感もゲットです。
DOPでシンクロウェザー欲しいね
現状シンクロウェザーは定価販売で、もしかしたら今後あんまり大幅な値引きも期待できないかもしれません。
であれば、DOP:ディーラーオプションでシンクロウェザー売ってくれればね~ってところです。純正タイヤ15インチサマータイヤ引き取って(買い取ってとか?)でシンクロウェザー装着納車で4~6万くらいのオプションで納車してくれるような選択肢があっても良いように思いますがどうでしょう?
ユーザー・ディーラーとしてはスタッドレスの預かりサービス(無料・有料)を合理化することも可能ですが、そういった季節のタイヤ交換工賃等を取れなくなることでPITから不平不満出ちゃうかしら。オーナーとしてはタイヤ代浮いて交換の手間省けてその分の費用をシャモニーのサイドデカールに振り向けたりできそうだけけれどもね。
スグには無理かもしれませんが、いずれこういった納車をシンクロウェザーで!という流れ、来るかもしれません。
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