セサミサイクル2の電池交換・電池寿命の考察

セサミサイクルの電池交換をしました

当ブログでは2023年~セサミサイクルのクロスバイク・ミニベロ・20インチキッズサイクル~24インチカンチブレーキのジュニアサイクルにと、多くの自転車達のスマートロックの取り付け事例・使用感のレビューなどをお届けしてきました。


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今回はスマートロックのセサミサイクル2の電池交換を行い、使用環境・使用頻度でどの程度の電池持ちがリアルなのかをレポートしたいと思います。

ちな、どの電池を使うのかの結論が早く欲しい方もいるかもしれないので、先に書いておきます。

セサミサイクル2電池交換には、CR123A電池一本が必要です。

セサミサイクル2の電池交換・CR123Aを用意しましょう

その他にはセサミサイクル2の電池カバー部分のねじ回し、プラスドライバーのさほど細くも無く太くもないサイズが必要ですね。カバーを外すネジは+0か+00のモノで、頭を舐めないように優しく扱いましょう。

カバーを外して電池交換・プラスドライバーとCR123Aを用意です

各車両への取り付け

当ブログにおけるセサミサイクル・セサミタッチ・セサミタッチプロの取り付けの歴史を少し振り返り。

セサミサイクルの取り付け事例や活用方法多数掲載しています

まずは2023年にクロスバイクのキャノンデールバッドボーイにセサミサイクル2を取り付け。

その後セサミタッチ(IC、スマホフェリカ、指紋認証)をセットしました。

ミニベロではキャノンデールフーリガンにセサミサイクル2をセット。NFCタグとの連携で開錠出来るようにしていました。

その後セサミタッチプロ(IC、スマホフェリカ、指紋認証と暗証番号使用可能)をセット。

キッズサイクルの20インチのモデル、元あったリング錠をリプレイスして使用する事例もあります。

ハンドルマウントのステーもテストしています。

2025年にはコーダーブルームの24インチVブレーキ車にセサミタッチ・セサミサイクル2を移植取付、付属品の耐久性や取付方法の工夫などを紹介しました。

これだけの台数を装着して経過を見ているので、耐久性や性能の評価もしていきます。

雨には強い

保管状況としては、屋根アリ屋外、屋根なし雨ざらし、半屋内と保管状況による劣化、損傷などを検証すると、雨ざらしのキッズサイクルのみ2年程度でステーが破損、それ以外は特に損傷なく継続使用可能です。

セサミサイクルの耐久性と耐用年数について検証
2年雨ざらしでステー部分は痛んでいた

逆に機能面では、雨ざらしで2年以上経過していても、スマートロックとしては使用可能でした。

ステー部分の腐食を除けば2年以上耐久性能はあると言えそうです。

電池交換サイクルは?

メーカーではセサミサイクルの電池寿命は3年と謳っていましたが、使用頻度高ければもっと早いのは間違いありません。

CR123Aは自然放電少なく長寿命な電池とは言われています。

CR123A電池は長寿命で自然放電も少ないとされる

もっとも長寿命なのは、全然乗ってない車両で、スマホもって近くを通る事すら少ない自転車でした。2年以上経ちますが、電池は60%以上残っています。3年持ちそうではある。

もっとも短命で電池交換に至ったのは、半屋内・家の玄関先にあって、他のスマートロックとの電波が近い、スマホを持った人が頻繁に行き来する場所に停めてある自転車で、あまり乗っていないけど1年10カ月程度で電池切れに。これは、Bluetoothの電波が飛び交い一応キャッチするなどでスリープに入る時間が極端に短いために操作しないでも多めに待機電力を消費したものと思われます。戸建ての軒先に停めてて、自宅の鍵もセサミだったりすると、消費は早いかもしれません。

2年程度で交換に至ったのは、週3~回稼働する自転車で、出発時・出掛けた先々でロック・セサミタッチで開錠を繰り返す個体でした。

雨ざらし・頻繁にロック・開錠をして2年くらいの持久力?

雨ざらしだったけど、頻繁に動かしてて、そして2年経過したくらいで電池交換のタイミングに至る。まぁ、スマート機器ならそのくらい電池が持続すれば十分なのかなってところです。

セサミアプリでの電池寿命の注意点

セサミアプリで電池の残量を見ると、かなり長期間100%を維持してて、電池減ってないけどアプリかセサミサイクル・セサミタッチ・セサミロックが壊れているのではないか?と思う事もあるでしょうか。

けっこう数カ月単位で減らなかったりするのですが、CR123Aリチウムイオン電池は、その電池の特性として、長時間一定の電圧を保ち、そして寿命を迎える時は一気に電圧が下がるという特性があるためです。

https://energy.panasonic.com/dam/master/pdf/jp/datasheet/lithium/CR123A_Datasheet_JP_240701.pdf

一般的な電池のように使うと徐々に減るという感じより、寿命近くなるとすぐに使えなくなるという特性らしい。ゆえに、60%を下回ったり、40%を下回ったあたりになるともうすぐ寿命と言う感じです。

セサミ側でも40%まで電池減った=電圧下がったとなると、モーターを回す電力が足りなくなるとして、電池交換を促すように出来ているらしいですね。

セサミサイクルで電池が何年持つかは使用環境で影響を受けそうですが、たまにチェックして電池残量・電圧下がっているようであれば早めに交換すると出先での電池切れで困るってことは防げそうですね。

CR123Aの仲間、CR123AG、CR123AH、CR123AWの違い

CR123Aの電池を用意する、コレが交換用電池の規格なのですが、稀に、CR123AG、CR123AH、CR123AWなどの商品なども目にすることもあるかもしれません。

これらは全てCR123Aと同等商品で、メーカー独自にCR123AG、CR123AH、CR123AWなどの品番を振っているだけです。特に規格に違いはありませんので、どれを使用しても大丈夫です。

個人的にはパナソニックや東芝などの国産電機メーカーのモノが最も当たり外れが少なく安定して使用できるのでお勧めです。スマート機器で電池のハズレを引いてしまうと危機の不良か電池の不良化の判断が付かず最悪機器の損傷や発火などのリスクもあると思うので、信頼できる商品を選ぶのがベターだと思います。

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電池の寿命と交換サイクルの目安

上記の点をまとめると、電池交換サイクルとしては、使用環境によるので、頻繁に使う&駐輪環境的に電波やBluetoothを拾うケースであれば1年半程度でチェック、週末しか乗らないとかであれば2~3年程度で交換目安で早めにチェックするか、と言った所。

セサミアプリで電池残量が40~60%程度まで減っていたら早めに交換でもいいかもしれません。

出先で電池切れにならないように早めの交換、ある程度年数経ったら万が一用に物理キーも持ち歩くようにするなどもしましょう。

善きスマートロックサイクルライフを!


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