日本で売れる?日産BEV新型リーフに見る危機感
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3代目リーフのモデルチェンジ
2025年6月17日、日産自動車はフルモデルチェンジ版新型リーフを発表。
3代目となるリーフはアリアとプラットフォームを共通化しつつ全長・全幅を抑えたクロスオーバースタイルで登場。
New Nissanリーフのボディサイズは、全長4,360mm × 全幅1,810mm × 全高1,550mm(日本仕様)

経営危機のニッサンを救う救世主には・・・なれなそう。
起死回生の一発逆転を叶える車種と完成度かと言うと微妙。これは価格次第、としか。
海外では一定数売れそうですが、日本では厳しいですね。
価格はどうなるか
BEV開発で先頭を言っていた日産。普及の立役者的なメーカーですが、初代リーフ発売開始時(2010年)には名前を聞くことも無かった後発のテスラやBYDなどの台頭により存在感は薄くなっています。
日産もEV普及の課題としている
価格
航続距離
充電インフラ
特に、価格面ではBYDもテスラで日本での攻勢を強めており、補助金や販売奨励金、キャンペーンなどで各車値下げを打ち出していて。200万円台から買えるBYD ATTO3、300万円台(地域による&補助金ありきで)のテスラモデル3などとなっていますね。(2025年第二Q時点)
現行リーフの新車の場合、航続距離が長いリーフe+(60kWh)は525万円から
一番安価な40kWhモデルで408万円
3代目新型リーフの価格が400万円台前半からで補助金でマックス200万円台後半、300万円台に持っていかないと価格面での魅力は薄いと言えそうです。
テスラやBYDなどの中国メーカーが似たようなスペックやサイズ感の車をバシバシリリースしている中で、日産リーフじゃなきゃダメだ!って強く選ぶ動機付けとなるような理由は余りなさそうなのよね。日本国内においては中国メーカーのEVだけは選択肢に入らないって人が多いだろうけど、このリーフでなければ!って世界でも思われるかしら。
純粋な電気自動車出ないプラグインハイブリッドであれば、トヨタの新型プリウスPHEV:Gグレードならば400万円弱と日本国内販売されているPHEVで最安値で存在し、なんなら補助金も出るしで相当お安く快適便利な車でしょう。
2025年末に登場予定のトヨタRAV4PHEVではEV航続150㎞で急速充電にも対応などで、日産サクラよりも何倍も使い勝手良さそうでもあります。
マジでリーフは安くないとまずい。値付けで失敗する日産、どう出るか。
航続距離のリアル
EVで最も重要視されるスペック、満充電航続距離。
すべてのスペックの基本とも言えます。
新型リーフのバッテリー容量は現行リーフ同様2種類のパターンが用意されます。

搭載されるリチウムイオンバッテリーは、52kWhと、75kWhの2タイプです。グレード的にB5・B7としており、アリアのB6・B9との共通性はあるバッテリー容量を表わすグレード名です。
75kWh仕様で国内WLTC基準で600km以上としています。52kWhでは420㎞~程度でしょうか。
この辺のスペックは、欧州で展開しているトヨタCHR+の数値を意識しているものと思われます。
リーフ e+(60kWhモデル)航続距離は、カタログ値WLTCモードで450kmでした。
テスラのスーパーチャージャーなど最大150kWの急速充電に対応し、150kW出力の急速充電器を使用した場合は理論上バッテリー残量10%から80%まで最短35分で充電可能としています。日本的なルールでは30分で打ち切りですし、50kW程度が多いでしょうから現実的にそこまでの急速充電には期待できない。
やはり基本性能の航続距離は重要で、実質の航続可能距離は8割の3乗で短いくらいの見立ては必要でしょう。
もろもろ自宅充電で常に充電満タンに出来る人以外は、いわゆる野良EVとして生きて行くのであれば半分程度の200~300㎞航続と言うのが新型リーフのリアル航続距離なのではないか?と言ったところです。
EVに向いている人、リーフの販売から日産の国内販売立て直しが厳しい理由などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れず!
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きで上司決済取ります!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉を進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』
逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、一括査定で来てくれた買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず一括査定で来てもらう時には複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定の詰め作業・最終確認が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ