2025年10月シンクロウェザー追加サイズ・295幅も、軽自動車向け14インチは12月に渋々
秋冬に新サイズ追加
住友ゴム:ダンロップは、発売開始からそろそろ1周年を迎える新世代オールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」の追加サイズを発表。これでだいたい100サイズ展開くらいになったのかも。
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軽自動車向け14インチも拡充だ!と謳う割にはそれは12月以降発売開始予定wwwいろいろ事情がありそうです。

独禁法違反疑いで一悶着あってミソついたシンクロウェザーですが、価格は下がって来ています。経年でのひび割れ、ブロック飛びなどが無ければ…ってところですが、今後どんなリアルな口コミが出て来るかが販売の分かれ目です。
サイズ拡充は販売のテコ入れの一つ。
10月追加の新サイズはこれまでなかった295幅まで一気に拡大するなどある程度ターゲットを広げてきているのも読み取れます。
サイズ展開と価格など分析していきます。
2025年AW追加サイズ一覧
ダンロップシンクロウェザーの2025年のautumn・winterシーズンの新作スタッドレスタイヤのサイズは以下のように。
21インチ・20インチ追加タイヤサイズ
| インチ | 扁平率 | サイズ |
| 21インチ | 35 | 255/35R21 98V XL |
| 275/35R21 103V XL | ||
| 295/35R21 107V XL | ||
| 40 | 255/40R21 102V XL | |
| 265/40R21 105V XL | ||
| 45 | 235/45R21 101V XL | |
| 20インチ | 35 | 255/35R20 97W XL |
| 275/35R20 102V XL | ||
| 40 | 255/40R20 101V XL | |
| 275/40R20 106W XL | ||
| 45 | 255/45R20 105V XL |
エクストラロード・XLが付いているのが当たり前。
19インチ・18インチ・17インチ・16インチ・15インチは以下のように
| 19インチ | 35 | 255/35R19 96W XL |
| 265/35R19 98V XL | ||
| 275/35R19 100V XL | ||
| 40 | 275/40R19 105V XL | |
| 45 | 255/45R19 104V XL | |
| 18インチ | 35 | 245/35R18 92W XL |
| 40 | 255/40R18 99V XL | |
| 50 | 245/50R18 100V | |
| 17インチ | 60 | 235/60R17 102H |
| 16インチ | 70 | 215/70R16 100H |
| 15インチ | 80 | 195/80R15 96S |
15~17インチは1サイズづつの追加となっています。
上記の15~21インチまでのサイズのタイヤは10月1日~順次発売、ダンロップ系のタイヤショップであれば店頭なり在庫なりでストックしている頃でしょうか。
以下は14インチのシンクロウェザーの追加サイズ
| 14インチ | 65扁平 | 155/65R14 75H |
| 165/65R14 79H |
14インチは12月以降発売予定としていて、急遽捻じ込んだ感があるような…
お客様の声に応えて14インチ追加!と言う割には12月以降と言う、しぶしぶ出した感も見え隠れしますね。
サイズ展開の狙いとしては、ターゲットとなる車種が存在するのも明白ですかね。タイヤサイズマニア(?)であれば、あの車種に向けたサイズ用意したね…とも。
295幅・275幅・265幅・255幅の追加
今回のシンクロウェザーのサイズ展開の拡充は、これまでの245幅迄のタイヤサイズから一気に295サイズ&超低扁平サイズも用意しています。
ポルシェマカン・カイエン、BMWのM5やX5M、AMGのサイズである295/35R21とかwww

265幅は、欧州系リア駆動のハイパフォーマンスマシーンのリアタイヤにセットされるサイズ感のモノを想起させたりしていますね。前後異径サイズのタイヤのリアに多いのが265とか275幅の19とか20インチとか。
255幅も欧州車をメインに、SUVやラージセダンに用意されるサイズ。
ワイドで低扁平なタイヤは総じて高く、交換の際にシンクロウェザーが食い込んでいけるのでは??という狙いもありそう。
295/35R21 107V XLではタイヤ1本当たりの価格は¥137,390、工賃などを踏まえるとタイヤ4本で60万円程度。高いのは間違いないのですが、法人や自営業で高級外車を経費で乗り回す方には、タイヤは消耗品費(又は車両費等)で落とせるので価格は高ければ高い方が良いという方も稀にいて、需要にマッチするのかもwww
節税目的での短期乗り換えでない場合にはタイヤ交換は巡って来るイベントで、タイヤをオールシーズンタイヤに履き替えることは純正のスタイルを維持しつつ(インチダウンでダサいスタッドレスを用意しないくていいとか)雪道・凍結路もクリアできるオールマイティな性能Getということでアリなチョイスとなるでしょう。
国産メインでなくて高価格帯の車種のサイズ狙いが見えますね。
その他に細かいところだとクラウンエステート・クラウンスポーツようの235幅のシンクロウェザーも用意されているのもあって、いわゆる高価格帯の車両のリプレイスタイヤとして存在感を発揮していきたいところでしょう。
16インチ・15インチのこのサイズは…
輸入車などへのアピールサイズの追加が多いのですが、16インチと15インチのサイズは国産のあの車種向け、と言うのがドンピシャのラインです。
215/70R16は、コンパクトSUV向けのサイズで、特にジムニー向けのチューナーサイズとして有名でしょうか。
ジムニーシエラ、ジムニーノマドのドレスアップ系カスタムタイヤサイズであり、そしてコンパクトSUV系のインチダウンサイズとしても用意されるサイズです。

ジムニー系のドレスアップ・インチアップのついでにシンクロウェザーでオールウェザーイケるようにする、イイ所を突いてきています。
続いて、15インチの195/80R15 96Sのサイズのシンクロウェザーは、ジムニーの15インチ純正サイズであるというのと、一応キャラバンやハイエースの純正タイヤサイズです。
16インチのドレスアップサイズ、15インチのジムニー純正、スズキジムニーをロックオンしているのが見えてきますね。タイヤ交換の時にオールシーズンタイヤにしとけば本来のジムニーの走破性の高さをスポイルすることなく冬もガンガン使えまっせ!的な。
ハイエースとキャラバンも同サイズですが、ロードインデックス的にシンクロウェザーでは96Sで、ハイエースバン(商用登録)では不可で、ハイエースワゴン(乗用車登録)では車重・駆動によってはギリイケるか??ってところ。積極的に選ぶところではないし、推奨されないくらいのところですので、どうしても装着したい方はタイヤショップに相談してくださいませ。LT(ライトトラック)用オールシーズンタイヤが今後シンクロウェザーで出るかは微妙なところですが、195/80R15 107/105N オールシーズンタイヤ ALL SEASON MAXX VA1で一本当たり2万円弱(時期により変動)なので、シンクロウェザーで同サイズ¥24,090、3万弱でもシンクロウェザーVANラインナップ出来るとアイスグリップシンボル付きの商用タイヤで唯一無二で良いようにも思います。
シンクロウェザーでイヤイヤ14インチのラインナップを拡充?対象車種と今後のブランディングなどなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!
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