咬ませ犬…三菱新型ekスペースはデリカミニとルークスの影の存在に
デリカミニが高過ぎて買えない人へ？
新型デリカミニが高過ぎる…290.7万円の最高グレードの価格に絶望した方、同じ三菱の兄弟車であるekスペースもあるよ…
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ekスペースは日産との共同開発でルークス・との兄弟・デリカミニもね
三菱ekスペースはスーパーハイト系スライドドアワゴンで、デリカミニの先祖のekXスペースの兄弟車です。
ekXスペースの顔だけ変えてランドローバーディフェンダーに寄せ、全然デリカな顔でないのにデリカミニを名乗り大ヒット。モデルライフの途中で顔と名前を変えただけのモデル。ekXスペースも申し訳程度に併売していたけど、結局販売終了・廃盤に追い込まれました。
2代目デリカミニは超キープコンセプトでフルモデルチェンジを行い、同時にekスペースもモデルチェンジとなりました。
ekスペースの価格・概要
発表・発売日: 2025年9月18日に発表され、2025年10月29日に発売予定です。
新型ekスペース価格帯は1,749,000円～1,945,900円（NAのみだよ…）
| グレード | 駆動方式 | 価格（消費税込） | 特徴 |
| M | 2WD（FF） | 1,749,000円 | スタンダード・スタイル（便利な装備と多彩な収納） |
| M | 4WD | 1,879,900円 | |
| G | 2WD（FF） | 1,809,500円 | ハイグレード・スタイル（より快適な装備が充実） |
| G | 4WD | 1,945,900円 |
主な特徴としては、デリカミニのベースグレードに準じた改良がおこなわれておりますね。
Mグレードは質素で電動スライドドアすら付かず、それで175万円……Gグレードはステアリングヒーター、運転席&助手席シートヒーターや助手席側電動スライドドア・リヤサーキュレーターなどが付くなど上級グレード相応の装備となっている感じです。
ナビはデリカミニのようにGoogle搭載など選べず、なんなら運転席側電動スライドドアの設定も無く、セルフ見積もりのページではデリカミニの画像が使われるなどekスペースには全くといって良いほど期待していないのだろうし、コストも掛けたくないのが見て取れます。
独自にekスペースのために写真撮ったり画像を作ったりはしたくないらしい
運転支援技術「三菱e-Assist」などの先進機能が搭載されています。
デザイン
- 親しみやすさと上質さを兼ね備えたモダンな新デザインを採用しています。
- ヘッドライトとフロントグリルはキューブ型を基調としたデザイン。
- 新しいボディカラーとして「デニムブルーパール」が設定されました。
インテリア・居住性
- グレーを基調とした柔らかな印象のデザイン。
- Aピラーの位置と角度を見直し、ピラーを細くすることで、前方視界が大きく改善され、開放感と安全性が高まっています。
- 室内長が従来比で拡大（+115mmを実現）。
- 後席フロアに凸部のないフラットフロアを採用し、乗降性や使い勝手が向上しています。
- デジタルメーターを採用し、多彩な情報を分かりやすく提供。
ナビがないと寂しいかも
性能・装備：前モデルに採用されていたマイルドハイブリッドシステムは廃止されましたが、実用的な燃費性能を実現しています。
妥協して選ぶ車？
新型eKスペースは、先代モデルの途中からターボエンジンやマイルドハイブリッドモデルが廃止された流れを受け、自然吸気（NA）エンジンのみのラインナップとされました。
ホイールはスチールの14インチのみ。
ターボ欲しけりゃデリカミニ、もしくは日産ルークスへ、という割切りで、より高位なグレードへの誘導に使われる所謂咬ませ犬となる車種に。犬と言えばデリマルというマスコットDogもいたけど、そういう暗喩があるのか。
ekスペースは売る気余りないけど、売れ行きによっては廃盤か、もっと割り切って商用車グレードに転じるくらいの可能性もありそうですね…
エンジンの基本情報
| 項目 | スペック |
| エンジン種類 | 水冷直列3気筒DOHC 12バルブ |
| 排気量 | 659cc |
| 最高出力 | 38kW(52PS)/6400rpm |
| 最大トルク | 60N⋅m(6.1kgf⋅m)/3200rpm |
| トランスミッション | CVT（無段変速機） |
| 過給機 | なし（自然吸気のみ） |
| 燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃費性能（WLTCモード）
新型eKスペースのWLTCモード燃費は、駆動方式によって異なります。
| 駆動方式 | グレード | WLTCモード燃費 | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
| 2WD（FF） | M / G | 21.0km/L | 19.3km/L | 22.1km/L | 21.1km/L |
| 4WD | M / G | 18.8km/L | 17.2km/L | 19.7km/L | 19.0km/L |
NAで各走行モードの燃費の変化は大きくない印象です。高速燃費もほとんど伸びないし、ハイウェイをロングドライブとかそういう使い方のクルマではないでしょう。あくまで街乗り買い物子供の送迎車ってところ。
実燃費は乗車人数や勾配などの影響を大きく受けそうですね。
日産ルークスよりも高い？咬ませ犬としての役割を全うできるかなどなど…詳細は以下の次ページ（2ページ目）でチェック！
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか？。
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メールやショートメール：SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず一括査定で来てもらう時には複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定の詰め作業・最終確認が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ！」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
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