雨の日も安心…ウェット性能を極めたタイヤ選び&比較ランキング

忖度の無いタイヤ比較‥‥ウェット性能でもっとも優れてそうなタイヤとは


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雨の日のブレーキ性能比較・ランキング

雨の日に効くタイヤ選び

雨の日の安心感を左右する「ウェット性能」。タイヤ選びの際、燃費(転がり抵抗)ばかりに目が行きがちですが、日本の梅雨やゲリラ豪雨を安全に駆け抜けるためには、ウェットグリップ性能こそが最も重視すべきスペックと言えます。

本記事では、JATMA(日本自動車タイヤ協会)のラベリング制度や、TFTC(タイヤ公正取引協議会)に届け出られた客観的なデータ・新旧比較データを基に、ウェット性能を極めたタイヤ選びの基準と、いま選ぶべき最高峰のタイヤを徹底比較・解説します!

雨の多い日本、ウェット性能重視するのも大事

過去にスタッドレスタイヤの性能比較、静かなタイヤ比較なども行っていて、大変アクセス数が多い。メーカーを超えた比較はタイヤショップやメーカー系、自動車評論家なんかでは出来ませんからね。しがらみと忖度があるし。

今回はメーカーを超えての比較、ウェット性能rankingをブログで解説していきます。

ウェット性能の絶対的基準:JATMAの「ラベリング制度」

まずは一般的なウェット性能についての解説から。

日本の市販用夏タイヤには、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)が策定した業界自主基準である「ラベリング制度(グレーディングシステム)」が適用されています。

このラベルには「転がり抵抗性能(低燃費性)」と「ウェットグリップ性能(雨の日のグリップ力)」の2つが明記されており、ウェットグリップ性能は以下の4段階で等級分けされています。

  • 最高グレード:a
  • グレード:b
  • グレード:c
  • グレード:d

同銘柄のタイヤでも、サイズによってaだったりbだったりもあります。プレミアムタイヤ系ではほぼaですかね。

ウェット性能「a」は本当に必要?

タイヤ公正取引協議会(TFTC)などの実証データや各社の試験結果をまとめると、最高位の「a」と、一般的な標準タイヤに多い「c」とでは、濡れた路面でのブレーキ性能に決定的な差が生まれます。

例えば、時速100kmからフルブレーキングを行った場合、グレード「a」は「c」に比べて、制動距離が約10%〜15%(車約1.5台分以上)も短縮されることが確認されています。この数メートルの差が、交差点や高速道路での急ブレーキ時に「止まれるか、追突するか」の命運を分けるのです。

タイヤ公正取引協議会(TFTC)のデータから見る「新旧タイヤ比較」

ウェット性能の進化を知る上で最も信頼できるのが、TFTCの厳格な規約に準拠してメーカーが発表している「新旧製品の比較データ」です。近年、タイヤのコンパウンド(ゴムの配合技術)やトレッドパターンの解析技術は飛躍的に向上しています。

各メーカーの現行フラッグシップ(ウェットa)と、5〜10年前の従来品(ウェットb〜c)を比較したTFTC届出データ(代表例)を紐解くと、驚きの進化が見えてきます。

プレミアムコンフォートタイヤの新旧比較例

  • 従来品(10年前の標準モデル・ウェットc):ウェット制動距離を「100」とした場合
  • 現行品(最新プレミアムモデル・ウェットa):ウェット制動距離が「86〜88」へと大幅に短縮(約12〜14%の向上

ミニバン専用タイヤの新旧比較例

  • 車重が重く、雨の日に滑りやすいミニバン向けタイヤでも、シリカの配合密度を高めることで、従来品(ウェットb)に比べ最新作(ウェットa)はウェット制動距離が約10%向上

このように、JATMAのグレーディングで「a」を獲得している最新タイヤは、過去のタイヤに対して圧倒的な安全マージンを誇っています。

雨の日のブレーキ性能が安全に大きくかかわることも

なぜ最新タイヤは雨に強いのか?2つの核心技術

ウェット性能を極めるために、最新タイヤには主に2つのアプローチが取られています。

ナノテクノロジーによる高密度シリカ配合ゴム

ウェットグリップの要は、ゴムに配合される「シリカ」という成分です。シリカは濡れた路面(水膜)に密着する性質を持っています。

最新タイヤでは、ゴムの分子レベルでシリカを均一かつ高密度に分散させる技術(ナノプロ・テックやアドバンスド・コンパウンド技術など)が使われており、経年劣化しても雨の日のグリップ力が落ちにくくなっています。

水膜を瞬時に排出する計算されたトレッドパターン(溝)

時速が上がると、タイヤと路面の間に水が入り込む「ハイドロプレーニング現象」が発生しやすくなります。

これを防ぐため、ウェットaのタイヤには、中央部に太い縦溝(ストレートグルーブ)を配置し、さらに効率よく水を側面に逃がす外向きの横溝(ラググルーブ)が緻密に計算されて刻まれています。

雨の日に止まれないタイヤの特徴

ラベリングで選べば間違いないのですが、ネット通販では詳細がわからないケースもあります。

説明があいまいで、「雨の日も安心」などと抽象的なこともある。

タイヤの特徴としては、ドライグリップに特化したスポーティなタイヤはウェットグリップが弱い傾向にあり、いわゆるタイヤ溝が少ないタイムアタック用のタイヤみたいなものは、雨の日に止まれません。

燃費を重視した低燃費タイヤは転がり抵抗を減らすためゴムのグリップ力が控えめな傾向があり、スポーツタイヤは熱が入らないと滑りやすい特性があります。

新品時より怖い「摩耗タイヤ」

溝の深さが残り3mm以下になってくると、路面の水を排出する効果が弱まります。溝がすり減って浅くなると水をかき出しきれず、タイヤと路面の間に水膜ができて浮いてしまう「ハイドロプレーニング現象」が発生し、全くブレーキが効かなくなることも。

製造から年数が経って経年でも劣化すると、タイヤのゴム質が硬くなります。硬くなったタイヤは、濡れた路面の細かな凹凸にゴムが密着できず、滑りやすくなりますので要注意です。

最新タイヤの真価は「新品時」ではなく「減った後」に出たりもします。
最近の高級タイヤは、溝が減ってもウェット性能が急激に落ちにくい設計が増えている。

気になるウェットブレーキ性能の比較、メーカー毎の特徴とランキング、などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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