輸入車×ディーゼル4WDの入門機!3〜4年落ちのBMW X1(F48後期型)はいかが?
高年式ディーゼル4WDの中古車
「新車には手が届かないけど、少しでも新しいBMW X1が欲しい…しかもディーゼルで」
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そんな風に考えているあなたに、3〜4年落ちのBMW X1(F48後期型)18dxDrive(4WD)は、まさに狙い目かもしれません。
2019年10月のマイナーチェンジで、より精悍な顔つきと洗練された内装を手に入れたF48後期型。
今回は、そんな3〜4年落ちの中古車事情を徹底解説します。果たして、あなたにとって「買い」の1台なのでしょうか?
なぜ今F48後期型18d?
2023年初頭に、X1はフルモデルチェンを行い、日本に上陸しました。
2025年も半ば、先代のX1からの買い替えが進み、まさに1回目の車検などで3年落ちの中古車が増加傾向にあります。2回目の車検前での買い替えなども進み、今後は球数が増えて行くでしょう。

Msportsが人気
そして、F48型X1は2019年10月にビッグマイナーチェンジを実施。通称「LCI(Life Cycle Impulse)」と呼ばれる後期型へと進化したことでそれ以降、3~4年落ちの中古車であれば外観も中身も、標準装備品の充実などもあって人によってはハマる狙い目の中古車なのかもしれないのです。
F48のモデルライフ
2015年にF48型にフルモデルチェンジし、FFベースのプラットフォームを手に入れて室内空間と荷室を広くしたことで大ヒット。

グリルが少し小さく、フォグが丸、バンパーの造詣違う
FRのBMW信仰厚い人など、FFのBMWなんて~というアンチやネガな声、4WDを選べば聞こえないフリが出来ますwww だってX-Driveだからね!リアも駆動するし!ってことで。
初期ロットも悪くないでのすが、10年落ちとなると輸入車・中古車ビギナー向けではないこともあって、敢えての高年式を狙った方が良いですね。
2019年のLCIでモデル後期になり顔と中身が変わり、なんならモデル途中でも結構仕様が変わっていたりもします。

【前期型からの主な変更点】
- 外観: キドニーグリルが大型化され、現行へと続く現代BMWデザインに。L字型のLEDテールランプも採用され、夜間の表情もスタイリッシュになりました。
- 内装: ダッシュボードやシートの素材が見直され、より上質な空間に。アンビエントライトも充実。
- 安全装備: 運転支援システムがさらに充実し、安全性が向上しています。標準装備で快適装備も充実しています。
3〜4年落ち(2021年〜2022年式)の中古車相場は?
3〜4年落ちのBMW X1 F48後期型は、まさに「旬」の中古車と言えるでしょう。2025年現在、2021年式〜2022年式がこれに該当します。まずは買取の事例から、これらは中古車の販売相場を知る手掛かりになる。
- 3年落ち(2022年式): 買取相場は、おおむね220万円〜320万円程度。
- 4年落ち(2021年式): 買取相場は、おおむね180万円〜280万円程度。
中古車販売価格は、この買取相場に諸費用や販売店の利益が上乗せされるため、これよりも高くなるのが一般的です。
【中古車販売価格の例】
- sDrive18i(ガソリン): 200万円台前半〜
- xDrive18d(ディーゼル): 250万円台〜
- ディーゼルで2万キロ以内の低走行だと300万円台~
※上記はあくまで目安です。走行距離、グレード、オプション、車両状態によって大きく変動します。
3〜4年落ちの中古車、後悔しない選び方のポイントは?
中古車選びで失敗しないためには、いくつかの重要なポイントがあります。
1. 整備記録と販売店をチェック
- 整備記録: 過去の整備記録がしっかり残っているか確認しましょう。特に正規ディーラーでの整備記録は、信頼性が高い証拠です。
- 販売店: 購入後の保証内容が充実しているか、信頼できる販売店かを見極めましょう。BMW認定中古車であれば、2年間の保証(走行距離無制限)が付くため安心です。
2. 試乗と現車確認を念入りに
- エンジン・ミッション: エンジン始動時の異音や振動、加速時のレスポンス、変速ショックの有無などをチェック。
- ブレーキ: ブレーキを踏んだときの感触に違和感がないか確認しましょう。
- 内外装: シートの擦れやダッシュボードのひび割れ、ボディの塗装状態、パネルの隙間が均一かなども細かく確認し、修復歴がないかをチェックしましょう。
3. グレードとオプション装備を吟味 後期型では「xDrive18d」(ディーゼル)が主流です。燃費と走破性、4WDでクリーンディーゼルで保証も付けられるため、3年落ち程度のディーゼルモデルがオススメ。また、先進の運転支援システム「アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」や、電動テールゲートなどの便利な機能が搭載されているかどうかもチェックポイントです。
F48後期18dオススメポイント
新型のX1U11(2023-)と比較して、X1 18dX-Driveの実はここがオススメ!ってポイントがあります。
まずはオートマが8速ということ。コレは新型がDCTタイプで7速に変わっているためです。実燃費やダイレクトなシフト感では新型に譲る部分もありますが、ショックも無く変速する8速ATもけっこういいですよ。
8速で高速走行時にかなりエンジン回転数を低く抑えられるため、高速道路の燃費だけであれば新型に負けないレベルで走れます。
全長×全幅×全高=4455×1820×1610mmと新型X1 U11よりほんのちょっとコンパクトで取り回し性能に優れます。タイヤサイズもカローラクロスやヴェゼルと同じ225/50R18の量販サイズとなっており、タイヤ交換の維持費も抑えられそう。スタッドレスは16インチがイケるため、スノボ雪山ロングドライブスペシャルにもなりそうです。
内装についても、新型X1 U11はかなりハイテクでアンビエントライトを数十色にして武装している反面、質感的にリアシート周りの装飾は省いたデザインになっているのもあります。リアはアンビエントライトが暗いと言うか、フロントとデザインが違って地味と言うか、リアがショボいんですよね。
F48の方が前後席共に質感高く作り込まれているようにも見えるし、パネルの使い方や高級感の演出がオーソドックスですので、人によっては好みかもしれません。

X1も基本的には同じ
今となってはオーソドックスな高級感の演出
新型U11に比べてここが残念ポイント
F48からU11で大きな違いであり、中古車で検討する時に注意しなければいけないのが、運転支援のレベルです。
新型X1 U11では、ハンズオフでの運転も可能(年次によりMOP)となっていて、その他にも車線維持機能:LKA:レーンキープアシスト系のハイテク運転支援が標準になっています。
F48型にはLDA:レーンデパーチャーアラートは付く。コレは車線からはみ出しそうになったらハンドルがブルブルして警告するだけでステアリングアシストはないタイプで、車線維持走行できるわけではありません。コーディングとか後付けで車線維持機能を改造して付けることも出来ますが、メーカー保証やディーラー保証が受けられなくなるため、注意が必要でもあります。
ディーゼルで低燃費でロングドライブも得意ですが、車線維持機能はないと言う点には留意しましょう。
そういった機能で快適にロングドライブをディーゼルで低燃費で~となると新型も検討です。
ARナビ、ドラレコ標準なども新型の強みですので、比較検討してみても面白いと思います。
3〜4年落ちのX1にありがちな故障・注意点
輸入車の中古車には、国産車とは異なる注意点があります。
1. ギアセレクターの不具合 「車両動き出し注意」という警告メッセージが表示される事例が報告されています。これはギアセレクター内のセンサーの不良や電動パキングブレーキのトラブルが原因で、チェックランプが点くため放置すると車検に通らないこともあります。
2. 消耗品とメンテナンス費用 ブレーキパッドやバッテリー、タイヤなどの消耗品は、国産車に比べて高価な傾向があります。交換時期が近い場合は、購入費用に加えてメンテナンス費用も考慮しておきましょう。
3. 経年でのトラブル 経年劣化によるオイル漏れや、電気系統のトラブル、ディーゼルモデルでは排ガス装置の詰まりなども報告されています。ディーゼル添加剤を入れて高速走行すると煤を吹き飛ばせるのですが、認定中古車であれば納車前に対応してくれるでしょう。
4. ACCの不具合 アダプティブ(BMWではActive)クルーズコントロールの不具合や、電動パワーステアリングの不具合などが発生すると高額な修理費用が発生します。保証や保険などの加入でトラブルに備えるのが安心です。
まとめ
ディーゼルで4WDで低燃費でBMWで300万円~ 中々に面白い選択肢ではあると思います。
エアログレードでややローダウンされたMスポ―ツ、ワイルドな見た目のXライン、どちらも人気ですので、好みで探してみましょう。
これらの注意点を踏まえ、BMW X1の中古車を検討する際には、信頼できる情報と丁寧な現車確認が大事です。
中古輸入車を初めて購入する初心者さんであれば、認定中古車で2年程度の保証を付ける事をオススメします。
兄弟車のX2(F39)や、先代ミニクロスオーバーもチェックしてみてもイイでしょう。
もちろん、新型X1もね!
善き車選びを!

