パサート試乗記 1.4でアウディ要らず?

ワーゲン/アウディグループで共通のプラットフォームを使う、パサートとA4。


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パサートはMQB、アウディはMLB evoと差別化をしていますが、乱暴な表現かもしれませんが、正直ほとんど同じような物と思われます。

パサートA4のサイズ感

パサートヴァリアントが全長×全幅×全高=4775mm×1830mm×1510mm
アウディA4アバントが 4735mm×1840mm×1435mm

ほぼ同寸、全長と高さがあって実用的なワーゲン、スタイリッシュなアウディと言ったところ。

パワーユニットで相互乗り入れ

パワートレインで差別化されていましたが、2016年後半にパサートには2リッターターボ、
アウディA4には1.4リッターターボのグレードが追加されるなど、ワーゲンは高級・スポーティ化、アウディは安いグレードの設定に走りました。

パサートバリアントの最安値は350万円からで、追加の2リッターモデルが520万円から、アウディA4の2リッターで547万円であったのが1.4リッターの追加で476万円~となっていて、なにか交錯しているような印象を受けた方も多いのではないでしょうか?

新型パサートが2015年夏にデビューして1年、ゴルフGTiと同じ2リッターターボFFモデルが追加されました。

ですが、今回試乗したのは1.4リッターのハイライン。展示車ではトレンドラインも見ることが出来ました。

先進装備は充実

自動ブレーキ系の先進的な安全装備はグレード問わず標準装備なのは物凄く良い。スバル以外の国産車にも見習ってほしい。
トレンドラインはやや地味で華はないかな?

トレンドラインは正直装備が簡素で、ナビやヘッドライトのオプションも選べないとか。

しかし、ワーゲンは素のモデルが美味しいという定説もあるように、上位グレードと比べると質素で、インテリアのパネルのわざとらしい安っぽさもあるけども、全体のつくりとしては決してチープでもないので、意外といいチョイスかもしれません。

ハイラインであればアウディ要らずと言えるような出来栄え。

ダッシュボードを横切るフィンもアウディの最近のインテリアデザインを引用しているような感じ。

インテリアに色気と艶と高級感とを備えています。

パネルなどの組み付け精度の高さはアウディと同等と言えるかも。チリがあっている印象。

↓アウディA4のインテリア。エントリーグレード470万円のモデルでもパネルがシルバーで地味だとパサートのハイラインより見劣りするように思うのは私だけでしょうか?

パサートとA4であれば、コスパは確実にパサートが上。

質感の部分で以前のパサートは見劣りする部分があったように思いますが、現行モデルであれば逆転したんじゃないかと言えるほどのデキ。

アウディA4で見栄えがするように仕立てると500万円超えのプライス(1.4リッターにレザーとかS-line風に仕上げるとか)になるのでワーゲンをチョイスする方がスマートな選択に見えるかもしれません。

オプションでアウディの専売特許風のメーター内のバーチャルコックピット的な物も。

ワーゲンではデジタルメータークラスター“Active Info Display”アクティブインフォディスプレイというそうです。

走りはどうなのか

さて、肝心の走りに関してですが、1.4TSIは正直なところあまりパサートとの相性が良くないような印象。ボディは1.5トンくらと決して重量級ではないですが、やや力不足でしょうか。発進の時のギクシャク感が少しあり、街乗りでよく使う20~30㎞/h前後の減速→再加速の時など、あまり上手な制御ではないように感じました。

ゴルフやポロではそういった印象を受けたことが無いので、もしかしたらパサートの重量に要因があるかと。

一度50キロなり100キロなりの巡航速度に乗ってしまえばかなりスムーズに走り続けられますが、街乗りが多い方であれば低速域での車体のマナーについては要試乗かと思います。

乗り心地に関してはマイルド。

角がなく、豊かな足回りが吸収してくれている感じです。BMWのようなわざとらしいスポーティさがなく好印象で、メルセデスベンツに近いコンフォートさを備えているような感じです。

静粛性もセグメントを考えるとそこそこ良いレベル、価格を考えれば輸入車同サイズの車の中ではベストと言えるかもしれません。

そして荷室も広い。これまたステーションワゴンでは最大級の広さを誇っているような印象。

2015年のワーゲン・ディーゼルショックが無ければパサートのディーゼルモデルが450万円前後で日本導入されるはずでした。

残念ながらもう、しばらくは国内へのワーゲン・アウディのディーゼル導入はないでしょう。

EVに注力していくのをPRするためパサートGTEを500~600万で用意しても、苦し紛れのモデル展開といったところ。

現状であれば1.4リッターハイライン辺りがコストパフォーマンスが高いと言えるところでしょうか?

値引きに関しては時期によってはかなりガツンと1~2割くらい行けるようです。

エントリーグレードのトレンドラインとコンフォートラインに関してはかなり渋いですが、白・黒系で在庫あってある程度オプション着けるのが前提であれば、やはり大幅な値引きが見込めそうです。

納期的に定番色であれば1か月前後。オーダーカラーやマイナーな装備品のオーダーがあると3か月は必要に。状況に応じて取捨選択して、良い条件を引き出しましょう。

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