自動車評論家の記事の正しい読み方/業界斜め読み

スポンサーの影

辛口の試乗インプレが余り無いのはなぜなのか?それはスポンサー広告だから


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多くの人がネット上での記事の取り扱いや、PRとの関連性に気づくこのご時世、自動車評論家の方々の記事を、試乗インプレッションなどをどう読めばいいのか、解説していきます。

業界のタブー?触れてほしくない部分かもしれませんが、ズバッと行っちゃいますよー

評論家の記事

さて、まず自動車評論家の方々が記事にしているものは、


①特定の車種の試乗インプレッション
②売れ筋の車種などの横断的な比較記事
③最新技術の紹介などのコラム

などに分類されるでしょうか?

①試乗インプレに関して

1990年代終わりころから、雑誌での試乗記事の紹介と合わせてWEB上でも試乗インプレが多く掲載されたことにより、多くの車の評価などが共有されることになりました。

当時は新車の登場が多く、マイナーチェンジ、モデルチェンジなどで多くの試乗レポートのようなものが毎日のようにアップされていました。

★の数で評価したり、出版社などで長期間所有したり、カスタムしたりと多くの情報が玉石混交で記事にされていて面白かった物です。

当たり前ですが、メーカーやブランドがスポンサーとしてかかわっているため、批判的なコメントはそうそう正直には書けません。

正直当たりはずれはあるはずだし、結果として販売が振るわなかった車や、コアなファンもさして多くない車と言うのは世間の評価としては ボツ の烙印を押されたようなものなのですが、そういった車の試乗インプレなどを見返しても、特段悪いことがピックアップされてなかったり、ボロクソ言われてたりはしません・・

評論家べた褒めの車を購入したら思ってたほどではなかった・・と騙された気分になったように感じている人も居たりします。(特に2000年代のフランス車とか・・)

功罪あったとしても、「車の魅力を伝える」という面では非常に有効であります。

特に輸入車に対しては魅力を伝えるというのが重視されていて、ブランドイメージ向上のために評論家が利用されているパターンが多いのかなと思います。

まぁ、実際のところ、輸入車は国産車との差別化という面では非常にピックアップするところが多く、哲学や歴史を踏まえて評価されることも多いです。

イメージ的な部分でブランドを括ることもありますので、個別の車種の評価がブランドイメージに引っ張られることもあります。


分かり難い例え話もあるけども…

「メルセデスにしてはスポーティ」とか「BMWにしては乗り心地に配慮されている」「レクサスにしては○○」など、ブランドイメージとその車の性能が分かりにくいことはよくあります。

私もやはりそういう評価を付けることもありますが、乗ればわかる、きっと共感してくれる、試乗してきて欲しい、と思って記事にしております。

車選びは数百万円~数千万円の買い物ですので、乗り比べるのは当たり前、常に新型車や気になるクルマ、マイナーチェンジをチェックして、数年後の買い替えの・中古車選択の時にも最善の選択が出来るように、と思い、随時試乗に行きまくることを勧めております。

現在ブロガーや評論家などがアップしているのも、基本的には良い部分のピックアップが多かったりします。

スポンサーへの忖度や、アクセス数を取りやすいなど、いろんな面があります。

私もその傾向にありますが、なるべくプラマイ両方をお伝えしようとは思っています。

中には辛口をウリにしている自動車評論家もいらっしゃいますよね。(炎上狙いのユーチューバーとは違いますよ)

各試乗インプレの記事やブログと、ご自身が試乗しまくった感想との答え合わせをしてほしいものです。

プロの自動車評論家と言えども、売れるかどうかのマーケティングまでは読み切れないという事には気をかけて購読しましょう。

中古車の相場に関しては、台数売れたかどうかだけでなく、人気によって価格が変わるので、そういう情報は中古車検索サイトも合わせて確認していくと良いでしょう。

ただ、中古車サイトでもコラムや試乗記なども掲載されていますが、どこかの転載・外部のライターによるものだったり、売る側の都合が加味されたものもありますので、少しウラを考えて読むようにしましょう。

ある特定の自動車評論家、もしくはある車種のモデルチェンジの遍歴をたどり、過去記事のもっとも古いものから読み進んでいくと見えてくるものがあります。

同じ車なのに評価が変わっていく

例えばメルセデスベンツの〇クラスに関して


2000年代の記事
・抜群の安定性
・このクラスのベンチマーク
・この価格からなら日本でも売れるのでは
みたいな記事があったります。

当たり前ですが、魅力を伝えています。

そのクラスの車種がモデルチェンジすると

・ダルかった足回りにメスが入りアジャイルなハンドリングを身に着けた
・BMWもうかうかしてられないハンドリングのよさ
・シュアなハンドリングと爽快感、多くのオーナーに受け入れらるのでは?
みたいな記事になり、これまたハンドリング良くなって、良いクルマになったんだ、へー
と思いますよね。

その車種が3年ほどでマイナーチェンジした時には 2010年ごろの記事

・少し落ち着きがなかったハンドリングが改善
・安定感と乗り心地
・熟成の域、今が買い
みたいな感じになり
アレ?ハンドリングの良さって落ち着きがなかったってこと?
安定感無くて乗り心地悪かったの?
マイチェン前のモデルは買いではなかったの?
と言った悪い部分を最初に伝えてくれていない、という事があります。

更にモデルチェンジして新世代になると

・これぞメルセデスの直進安定性
・このクラスのベンチマーク
・格を備えた良いクルマという感触
みたいな感じで、また直進安定性でのベンチマークに戻るんかい!?となったりします。


もちろん技術の進歩で車の基本性能が上がったり、その時々での乗り味のトレンド、BMWの売れ筋への対抗などブランドとしての都合があります。

そういう記事を書いてくれ、と圧力がかかる、とか、プレスリリース的にハンドリングをウリにしているもんだから、ソコを良く書かねばならない、みたいな雰囲気ですね。

さらさらにこのモデルがマイチェンすると ここ数年での記事

・ダルかったハンドリングのセンターがレスポンス良くなった
・コーナリングを楽しめる
などなど、評価の軸はドッチヤねん みたいなことは良くあります。

これもウェブ上でいろんな記事を見つけやすくなったというのと、関連記事などで過去のモデルのレポートやニュースなどが見つけやすくなった、というので不親切や矛盾が目につくようになったのかなとも。

自動車関連メディアでは、過去の試乗インプレをアーカイブ的に載せてたり、載せてなかったりと言ったことがあったり、旧型のインプレはサイト内検索でも出てきにくくしてあると感じるようなこともあります。

実際のユーザーの評価も参考にされるケースも多く、みんから などでのユーザーの評価や、価格ドットコム などでの口コミなど、一般的な目線での口コミも増えてきております。

ただ、みんからは愛車自慢の傾向が強く(ポジティブが多い)、価格ドットコムは他車批判的な色がある(ネガティブが多い)ようで、ヤフコメは批判しかない(笑)などなど、サイトごとの特色を踏まえた参考意見程度にしておきましょう。

流れとしては、新車(結構な高額車)を購入して愛車自慢、整備自慢、5年保証とかで車検もパックでとかでお金かからず意気揚々と投稿していたりして、6年目ぐらいで不具合多発とかで手放す頃にその車種を非難轟轟となり、価格コムでもその車種を辞めておいた方が良いと書き込む(笑)なんて感じでしょうか。

買った時は魅力ばかりを伝え、売る時には文句ばっかに(笑)よくあることですが、主観が強めのケースがあるので注意しましょう(笑)

次のページでは自動車評論家やブログで試乗インプレッションを挙げている意見を参考にするメリットについて以下の次ページ(2ページ目)でチェック

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ