マイチェンで一発逆転狙いのオデッセイ・試乗インプレ①デザインと機能性と

2020年のマイナーチェンジでフロント周りを中心にデザイン変更を行い、大逆転を図る、ホンダオデッセイ。


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オデッセイマイナーチェンジモデル



モデル名の歴史など右往左往しておりますが、なりふり構っていられないホンダの本気、アルファード/ベルファイアの牙城を崩せるのか?

うん、たぶんそこまでではない。迫りはしても、たぶん、もうブランドとしてアル・ヴェルを打ち破るのは無理でしょう。

オデッセイの全長×全幅×全高:4855×1820×1695mmのサイズ感

アルファードの全長 4,945/4,950 mm x 全幅 1,850 mm x 全高 1,935/1,950 mm

と比べると、車格や諸々のレベルがアルファードの方が上と言うのは明らかであったりします。

逆に少し小さいのがアドバンテージとなり得るかも。フロアはかなり低いので、高さ方向でのビハインドは無いと言えます。

オデッセイは敵いはしないとしても、違った路線と言うかベクトルで魅力的な車に仕上がっています。



オデッセイのデザインとしてはボンネットの高さを稼いでボリューム感を演出したと言うのがあります。

バスっぽくもあり、スクエア感とSUVテイストもうっすらと感じさせるもので、格好としては結構いい感じです。

マイチェン前はどこかおとなしかった印象も、男らしさが増した感じは好評なようです。



機能面ではハンズフリースライドドアなどの装備が新しくて面白いです。

こういった他にはない新しい装備を持ってくるのは差別化はある意味ホンダっぽい。

遊び心と実用性のバランス、微妙に遊び心よりな感じがたまらんですな。


ボイスコントロールでスライドドアが開く時代も近いな、と思いますが、ホンダにぜひ先陣を切ってほしいな。


スライドドアが機能的で特徴となっていますが、サイドビューも中々決まっている。

ボンネットの高さが上がった分、フロントのフェンダー周りのボリュームも増し、カッコイイ張り出しと言えそうです。

実際のところ、マイナーチェンジ前と変わっていない部分もありますが、フロントのデザインとテールランプ周りの変更でこうも全体の印象が変わるのだな~という好例かもしれません。

アルファードに対抗するためグリルはギラギラしていますが、あちらよりもちょっと上品で、もしかしたらそういうマイルドヤンキーテイストが強すぎる車を敬遠する方の受け皿となり得そうな感じがあります。

ステップワゴンを少し太らせただけ、と言う方もいますが、ブランドのテイストとしてそれも間違いではないと思います。

所得のレベルや許容できるサイズに合わせてステップアップしても良い流れを作ったとも言えるかも。

2.4Lガソリンは349万5000円~392万9400円、e:HEVが419万8000~458万0000円、ガソリン車は400万円以下、パワーに余裕があって燃費の良いハイブリッドは500万円以下の車選びの中では悪くないチョイスになり得ます。

同型の中古はデザイン的に地味になってしまい、相場も微妙な値動きなので、中古でなく新車をチョイスする方がトータルの費用面のメリットがありそうな車種になったかな。

ぜひ展示車を確認・試乗してみましょう。手をかざして新時代の扉を開いてみましょう・・なんてね


試乗インプレ②へと続きます。



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