ここ最近電動パーキングの究極のデメリットが露見・中古車購入の注意点
電動パーキングブレーキはだいぶ普及してきた
前車追従式のアダプティブクルーズコントロールの普及に伴い、電動式のパーキングブレーキも多くの車種で採用されるようになって久しいです。
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と言うのも、クルーズコントロールの停止保持機能と連携して電パが増えたと言うのがあります。あとは信号待ちなどの時のブレーキホールド機能も同様に連動していることも多いです。
ゆえに、2010年ごろの自動ブレーキの日本解禁を境に、アダプティブクルーズコントロールの装着も輸入車やスバルなどで増えたというのがあります。
デメリットの顕在化
あれから10年・・・(綾小路きみまろ風に笑)
中古車でも自動ブレーキ、ACC(アダプティブクルーズコントロール)、電動パーキングブレーキ装着車が選べるいい時代になっています。
が、
ここで本題となるデメリットなんですが・・・
故障した時の修理代が非常に割高、と言うのが露見してきております。
いくつかのメーカーや車種などでの金額を算出すると・・・
電動パーキングブレーキを作動させるアクチュエーターの修理で
15~25万円!
と言うのが相場のようです。
エラーが出てスイッチ部分のみの交換だと1万円ほどの場合もあり、スイッチからアクチューターとの接続部分までの修理だけで5万円程度で直せるケースもありますが、最近の車種ではアッセンブリーでの交換も多いので、高めの金額で解説を進めてまいります。
更にはオマケで??オートマのシフトエラー、Pポジションでのセンサーエラーも併発することもあるそうな。Pに入れてエンジンを切ると、車両動き出しにご注意ください、などのメッセージが出ます。実際にはロック掛かってて動いたりはしなくても、センサーが逝かれるとそうなる。
ちなみにそちらは10~15万円ほど修理費がかかるようです。
何故にオマケかと言うと、電動パーキングの作動に関連してオートマのポジションセンサーが関与することも多い、というのと、電動パーキングの作動不良が起こると(サイドブレーキが効かなくなるなど)駐車の際にオートマのPポジションに入れた後で車体が揺れる(揺すられる)ことが多くなり、センサーを潰すことがある、という負の連鎖が起こったりします。
実際のところ傾斜地に止めても動き出すようなロックその物の破損によるエラーではないケースもあるそうですが、チェックランプが常時点灯と言う悲しい状態になることも。
車検に通らない可能性もあり、費用負担をどうにも避けられないかもしれません・・・
新車当時の価格が300万円台~(スバル車など)~700万(輸入車など)~と幅があったとしても、
車格にあまり関係なくおおよそ20~40万程の修理代が掛かるケースが多いそう。
ベンツのSクラスとかだともっと修理費用がかかるかもしれませんが、おおよその目安として参考に。
中古で電動パーキング付きって、もしかしたら地雷?
あれから10年という事もあり、保証期間(新車で長い車種でも7年/中古でも2~3年)を超えてとなると、自費で修理費用負担を始める人がここ数年で増えてきているのです。
そういうケースでの入庫も少なからず増えてきているとも聞きます。
年式や走行距離によりますが、便利な電動パーキングブレーキを採用したクルマが100万円前後から出回っているような良い時代ではありますが、中古で100万の車、1年くらい乗って修理台で40万とか言われたら手放すことを考えますよね??
次の車検通らないとか言われたら絶望でしょう。
中古車購入の注意点としては、月並みではありますが、点検簿・整備記録の確認と言うことになるでしょう。
保証付きが理想です。ディーラーでの整備記録が直近の車検や一年点検などで行われて入れば、突然死のようなリスクは避けられるというのと、中古でも1~3年程度の保証を付けてもらうことも検討しましょう。
あとはアダプティブクルーズコントロール付きの車種でも停止の制御まではついて無いクルマだったりすると、電動パーキングではなくて、手で引くレバー式のサイドブレーキを採用しているケースもあり、ひとつリスクの回避にはなるかもしれません。
その分便利さや追突防止の安全性の担保は一つ失うことになりますが、修理費用という面でのリスクマネジメントとして、参考になればと。
あとは車種やメーカーによっては、特定ブランド専門の修理に特化したクルマ屋さんもあるので、社外品・リビルト品、アッセンブリー一辺倒ではなく細かく調べて修理を施し、必要な部品代だけで安く直してくれるメンテナンス工場を予め見つける、と言うのもあります。
中古車の点検簿のワナ
さて、中古車探しにサイトを利用することも多いと思いますが、蛇足として注意点を記すと、【点検簿あり・〇】みたいに書いてあっても、点検簿を見てみると直近2年くらいの整備記録がない、なんてこともあるので中身をよく確認しましょう。
??
と思った方もいるかもしれませんが、点検簿がある、と言うだけで、直近の整備がディーラーで完璧に行われていたという事を保証するわけではない、という事。言葉のあやみたなもので、そんなこと・・・と思うかもしれませんが
実際によくある話です。
記録簿がある というだけで、整備記録がばっちりではない→中身を見ろい!
と念を押して言いたい。
わりと長期間なんの整備もされてない可能性(ディーラーでないところで整備を受けているかもしれないが)があり、「点検簿あるから安心です」なんて平気な顔で売る中古ショップがあり、なんならディーラー系認定中古車でも積極的に説明してこないケースがあるので、自己防衛してハズレを引かないためにも、しっかりと目を通しましょう。
なんにせよ、電子制御で便利な機能が増えた半面、修理にかかるコストもかなり掛かるようになってきています。
保証付きがベスト、予防策は不明
壊れないに越したことはないですが、壊れても保証で直せる範囲と期間であればいいんですがね・・・中途半端に長持ちしちゃうと保証効かないから・・
ちなみに、電動パーキングとPポジションのセンサー不良、壊れる傾向にあるのは国産7年以上、輸入車で5~6年以上経過が多いとか。
更にはマイカーの駐車が傾斜地というのと、機械式立体駐車場で愛車が揺すられる、と言うのが入庫比率高そう・・という傾向があるような、と言う現場の声。
実際のところ、そういう統計があるわけではないので、あくまで想像の範疇ですが、そういう噂もある、と言う程度に参考まで。
皆様に良きカーライフ、善き車選びが訪れることをお祈り申し上げます。
ACC(アダプティブクルーズコントロール)が壊れた時の恐ろしい修理代についてもブログにしました のでよかったら見てください。
あまりまだ表に上がってきてないこういう故障事例、みたいなのあったらコメントやツイッターのDMなどでお寄せください。
今後の記事に引用・参考とさせていただきます。
あと、この記事の金額は有り得ない!と言うツッコミも歓迎です。故障に当たっての修理金額の見積もりとかも大歓迎(笑)
`電動パーキングブレーキ 修理費用‘なんかで検索すると結構出てくるので、ググってみてください。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
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そこで
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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