コロナ離婚について考えて


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2020年から始まったコロナクライシスについて考えた時、離婚やカップルの離別が少なからずニュースになっています。
バイク仲間や車好きの集まり、仕事場などでも夫婦やカップル間の関係性の難しさが話題になることも増えてきていると思います。

これからの人生を、withコロナ時代を楽しく生きていくために、そして他者との関係性が良好なうえでバイクや車の楽しみを享受できると思いますので、このブログにて私見をまとめていきたいと思います。

コロナ離婚 というキーワードが出てきたことについて

これは、単純に熟年離婚の前倒しです。

結婚してからの年数にもよって捉え方が変わるかな?とも思いますが、新婚ホヤホヤでなければ多分当てはまります。自粛要請下で毎日一緒にいることの不快感、家事・育児の分担の不公平感の見える化がなされてしまいます。

リモートワークで自宅で仕事をしている反面、ウェブ会議などのカメラやモニターをオフにしている時の仕事して無さそうなパートナーが視界に入る不快感。仕事をしてないように見える時(サボっているように見える)に目の前に居るのに家事を手伝わない相方に矛盾を感じることもあります。休憩時間はだらけて見えるし、調べ物もネットサーフィンしているのと大差なく見えてしまいます。

リモートワーク自体も会社として整備せずにローンチした面が強く、仕事が捗らないことも多いようです。それでかえって時間を浪費して仕事をしている人も、それを見ているパートナーもフラストレーションが溜まるという泥沼ですね。

更には、収入面での不安も追い打ちをかけます。定年退職後の年金生活で貯金を崩しながら余生を生きるというのを、長期の休業と賃金のカットやリストラの恐怖などで、不安要素を先取り疑似体験させられています。お金は危機的状況を解決する手段の一つであり、精神的余裕を担保するツールです。

多くの不安はお金に余裕があれば解決できるものですが、コロナについてはお金を払っても治るわけでもなく、絶対にかからない方法をお金で買うことも出来ません。

お金の価値観も本来であれば夫婦やカップルで共有していくものではありますが、お金が減って一緒にいる時間が増えて、ケンカも増えれば子供への影響も出ます。教育にかけられるお金の見立ても変わりますし、

生活を彩るレジャーなどへのお出かけも自粛で当面楽しめそうにもなく、フラストレーションを発散するはけ口すらない状況です。カップルにおいてはお金の価値観を共有する前に、パートナーのお金がない時の余裕がない面、人格の落差を垣間見ることになり、幻滅することもあるでしょう。

自粛生活においては夫婦やカップルが3食を家で共にすると(一般的には)男が女に対して料理の注文を付けることも多くなるようです。夫婦であれば多少は乗り越えやすいハードルかもしれませんが、カップルにおいて3食毎日いっしょだと、彼女の料理能力が露呈します。

本来は少しずつ改善されて着地点が見つかるはずなんですが、コロナによる急激な変化がきっかけで一緒にいる時間が増えて、結婚するのは無理だな・・と見切りをつけるということもあるかもしれません。もちろん家事を出来ない/協力しようとしない男に見切りをつけるというパターンもあります。

そして、コロナが突きつけるものとして、価値観・考え方の鮮明化、分類化という物があります。

命の危機を前に、人は本性が出ます。そのリスクに対する考え方も議論されることが増え、自分の命や、自分の大切な人の命を真剣に考える機会が否応なしに増えています

。ニュースやマスコミからもたらされる情報が多すぎて、真偽不明の物も多く混じり、パートナーとの意見が合わないという事も浮き彫りになります。情報の取捨選択、解釈やその対策、自分のスタンスと他者からどう見られるか・・など幅広く分類され、意見が一致する人を見つける方が難しいと私は思います。

こと夫婦やカップルにおいてはその考え方をすり合わせをする機会が多いはずで、共有できるはず・・となると意外とこれがうまくいかないようです。やはり、命が関わると人としての素地が出ます。

自分たちさえよければ・・というのも、そこから先が枝分かれして、目の前のパートナーに感染させられる、感染させてしまう、という範囲に留まらず、両親や友達、その他の大切な人に自覚症状がないまま感染させてしまうという事に対してどういうスタンスかで意見が割れます。

自分は健康でもウイルスを保持していて、それを高齢な両親や、自分、もしくは親戚の子供にうつしてしまって命を奪う・・どこまで想定するかで交友関係も制限せねばならず、ストレスになる。自分はリスクを冒しても会いたくても、相手がそう思わない、または逆に会いたくないのに、向こうが会いたがっている・・いろんなケースがあり、正解がないのです。

今はリアルだけでなく、ネット上に不謹慎厨があふれており、自身の行動がモラルとして正しか?が多くの人に監視されています。

自分のしたいことが世間的にどうなのか?自粛ムードの中でモラルチェックもされており、友達や旦那が飲みに行った・・など平時であれば他愛もないことが、不謹慎と思われ、特に近しい人のモラルに反するような行動にも不快感を示しがちです。

モラルが無い人と思われないための行動もまた、ストレスとなっているように感じます。それも、非常事態宣言下コロナ禍の1か月と言うわけではなく、この先数か月、または数年単位で正解を模索し続けることになります。

セックスレスについても水面下の問題としてあるようです。
コロナがきっかけ・・というのがすべてではないとは思いますが、性交渉がイヤになったという声も聞いたことがあります。
性器からの感染はないようですが、キス = 接吻、口付けによる経口感染はむしろリスクが高いので、嫌がる人もいるというのは理解できます。
むしろ熟年夫婦よりも若い盛りのそういう行為による結びつきが強いカップルだと、会えない、デキないというのは辛いようなので、価値観のズレが際立ちやすいのかもしれません。夫婦であればコロナ禍でも同じ家に暮らしていても、同棲をしていないカップルからすると行き来するのも自粛ムードで大変つらいでしょう。

同じ県内で近所に住んでいても遠距離恋愛みたいになっている人もいるとか。テレビ電話でしか会えないとかだと、これを機に別れちゃうということもありますよね。そういう面でも価値観の近い人としか付き合えない、みたいな感じですね。

おそらくコロナをきっかけに離婚する、カップルであれば別れてしまう、と言うのは将来の定年後の収入が減って目の前にだらけたパートナーが居座り続けるという、熟年離婚の先行体験です。人付き合いの定義を覆ろうとしているくらい、大変な出来事の中で、見切りを付けたくもなると言う事の表面化に過ぎないかもしれません。
では、価値観が合わないから別れてもいいのか???

個人的には早まるな!と言いたいところです。

なぜか?
2020年のコロナショックに関しては、中国の陰謀論とかアメリカが言っているなど色々ありますが、
どう解釈しても不可抗力です。

夫婦やカップルでどうこうできるレベルのものではありません。

震災や戦争に匹敵する国家の一大事です。安倍総理も第三次世界大戦とも言っていたと思います。

夫婦やカップルであれば、同棲スタート・結婚したて・妊娠中・第一子出産直後・転職・引っ越し・定年退職などのライフイベントや環境の変化などの、おおむね自発的な大きな変化があったりします。

そういった変化に対しては、自分たちで環境を整え、朝起きてから寝るまでのルーチンを試行錯誤しつつ整え、生活リズムに合ったルールを決めていって、などなど向き合い改善するものだと思います。そしてイベントの当初はバタバタしたりケンカしたりはあっても、改善に取り組めば妥協点が見つかり、落ち着くものです。

ただ、コロナは外からそういった大きなライフイベントの変化並のインパクトでありながら、今までの生活と変わらないように見せかけて徐々に圧力を加えてきている感じです。震災のように目に見えてわかるクライシスではなく、真綿で首を締めるように、ジワジワと。

今回のコロナ騒動は、非常事態宣言が出てある程度の期限も決められているのもあってか(2020年4月時点では)、どうしても一過性の物、一時的な環境の変化くらいにしか捉えていない方が多いように思います。GW連休明けからは普通の暮らしに戻るとかいう楽観・・多分ないでしょう。

この状況をベースに、もしくはもっと政府の政策が厳しくなる時を想定したり、この時期に大震災レベルの地震が来るかも、と想定したりするなどして、生活スタイルの再構築について本気で取り組むべき、だと思います。お別れの結論は急ぐべきではないかと。

具体的には、まずは環境面から、リモートワークに対応した作業スペースを整える、家族のくつろぐスペースを充実させるなどがあります。

ここは費用がかかるところですが、予算を決めて、初期投資と思って環境を整えるべきです。とりあえず今月やり過ごせばいいか~ではなく、もし今後数年このスタイルで働くとしたら?オンオフ切り替えるには?という視点で作業効率を上げる工夫、家族で過ごす時間を充実させる土台を本気で考えるべきです。

そして、寝癖を直して部屋でもジャケットを羽織る、などの仕事モードをオンにする工夫も必要です。髪もスタイリングや日々のアレンジを施して気持ちを切り替えるのが大事です。メイクするのも大事ですね。

普段着や部屋着とは違う装いで、まずは形から仕事モードを作っていくべきだと思います。身嗜みと言う言葉があるように、仕事にふさわしい身を嗜むべきだと考えです。

夫婦やカップルで過ごす時間が長く・・と言うのも捕捉すると、慣れない生活での時間が増えた、と解釈すべきところです。ある意味自宅でありながら、震災時の避難所生活にも似ているとも聞きます。

慣れていない生活の中ではお互いに失言や失態もあるでしょうし、見切りを付けたくなるほど信頼を損なうこともあるかもしれません。

ですが、まずは仲良く暮らすための工夫を積み重ねて、そういった中で行き違いや過激な言動が増えないような下地を作るほうが大事かもしれません。
早まるな・・とは言いましたが、DVなどの暴力に走る、モラハラが過ぎる、という場合には一刻も早く距離を置くことを考えてください。

実家に帰るのも憚られる部分もありますが、ホテルへの避難は今はお安くて人も少ないようです。
コロナ離婚について、考え方や環境の変化について記しました。
ホントにそれぞれの考え方や価値観次第の部分が多く、これといった正解がありません

精神的にも、肉体的にも、家族や仲間がみんなが健在であるという事も、多くの人が身も心も病まずに1年経つくらいじゃないと、正解という物が見えてこないのだと思います。
アフターコロナの世界まで生き抜くには、感染症予防対策だけでなく、人と人との関係性を再定義していく、という事が大事だと思います。
一つの考えとして、参考になれば幸いです。
長い分にお付き合いいただきありがとうございました
そして、感染拡大の収束と、少ない犠牲者での集団免疫の獲得と、亡くなられた方々のご冥福をあわせてお祈り申し上げます。
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このブログの締めとして伝えたい事としては、コロナ時代には夫婦でも家族でもカップルでも、車やバイクなどのパーソナルな移動手段の見直しをお薦めしたいところです。

外出自粛が叫ばれていますが、移動の自由を手に入れる、と言うのが心の自由につながる、という事に多くの人が気付いてほしいですね。

ドライブデートが見直される日が来そうですし、わたくしのブログの車やバイクの試乗インプレッションなども見て回っていただければ幸いです。

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