シトロエンの7人乗り その完成度は!?スペースツアラー試乗インプレ①

7人乗り、ベタになった?

シトロエンもだいぶ日和ったものだ・・と思っていたけども、


でも、実車を前にすると


「うん。やっぱり個性的なヤツだ」と思わず口をつくような車でした。


Citroën Grand C4SPACEツアラーの話です。

ピカソは取れてスペースツアラーという名前に


ちなみにC4スペースツアラーというネーミングは2018年末から全世界的に変更になったそうで、それ以前は2000年代中ごろからはクサラ・ピカソピカソというサブネームが付いていたりしました。

ピカソという奇才な画家の名前にあやかり、芸術性や個性派を主張していましたが、ライセンス使用料が1台当たり日本円で約30000円程度という事で販売台数の増加と当初の売名の達成により、一定の認知を得てお役御免、コストカットも有ってピカソを外すこととしたそうです。

シトロエンと言えば個性的な車を作っているというイメージは上手く達成されたのでしょう。

個性的なフランス車のシトロエン


シトロエンはやはり個性的な車が多いフランス車の中でも、特に変わった感じの個性派を狙っていたブランドです。

没個性な日本車と比べるともほや奇抜と言えるレベルで、ドイツ車も一部とんがった車種はあったとしても、シトロエンほど踏み外すようにわざと個性を主張したりはしていないと言えます。


とは言えシトロエンでもここ数年でデザインがややシンプルで直線基調になったり、実用性を上げてきたりしていました。

ハード面でもクリーンディーゼルや多段ATなど、順次モダナイズされてきています。

日本車よりであったり、ドイツ車的であったりなど、メジャー路線に迎合してきているようにも感じていた車好きも多いのでは?


それでも十分個性的ではありますが、販売台数的には少ないながらも伸びてはいるそうです。



テクノロジーの進歩を可能な限りデザインに落とし込む、それがモダンシトロエンの進む道だそうですが、それでもアダプティブクルーズコントロールや自動ブレーキを標準にするなど、現代的な先進安全装備はデザインとは関係なく取り入れてきています。

そういう装備の物足りなさでシトロエンが次期愛車候補から外れるという事はなくなったと言えます。

スペースツアラーのスペック


BMWと共同開発していたころの遺産である直列4気筒1.6リッター・ガソリンターボ(133kW(180ps)/5,500rpm、最大トルク250Nm/1,650rpm)と直列4気筒クリーンディーゼルの2リッター・ターボ(120kW(163ps)/3,750rpm、最大トルク400Nm/2,000rpm)と、2種類のエンジンに、アイシンaw製の8速ATを組み合わせるなど、スペックの羅列ではBMWのエンジンラインナップと変わらない(笑)


グランドC4スペースツアラーのサイズは全長 4,605 mm x 全幅 1,825 mm x 全高 1,670 mmというサイズ感はおおむねBMWグランツアラーやフォルクスワーゲンゴルフトゥーランと変わらないサイズ感です。

7人乗りで3列目に最小限の居住空間を確保、となるとこの辺りのサイズに落ち着くようで、サイズスペック上ではBMWグランツアラーだけが少し幅が狭く、背も少し低く、実際の3列目の居住性でもトゥーランとC4スペースツアラーよりも若干劣る感じです。

スペースツアラーはトゥーランとほぼ変わらない居住性と言えそうです。



走りに関しては、ディーゼル、ガソリンどちらも試しましたが、どちらのエンジンも出来は良いと言えます。


ディーゼルは動き出しに特別力感みなぎるタイプではないですが、積載が多くとも十分以上にパワフルで、特に中間加速に盛り上がりがありました。

高速巡行時の静けさと快適さは特筆すべき美点とも言えます。パワフルさの演出ではBMWやボルボのディーゼルの方が上だと思いますが、シトロエンのキャラクターとしてはマイルドな走りのディーゼルで正解!って感じです。


ガソリンエンジンは鼻先が少し軽い印象で、乗り心地もやや軽快に感じます。

実用的な走行領域では特にパワフルさも感じず、盛り上がりに欠けますが、上り坂などでは結構エンジンの回転数引っ張るな~って印象が残ります。

ディーゼルとギヤ比が少し違うのか、速度の伸びや加速感、シフトタイミングなどと総合的に必死に走っている感はあるかもしれません。

8速あってもオートマの制御はフランス車…


どちらのエンジンでも8速オートマとの組み合わせですが、個人的にミッションの制御の完成度がイマイチだと思います。

30㎞/h前後での加減速で結構ギクシャクし、揺すられる感じがあります。

50㎞/h~20㎞/hまでの自然に、もしくは軽くブレーキングをしながら減速時に30㎞/hでドンっとつながるショックがあったり、そこから再加速する際にシフトアップ時にまたショックが感じられます。

ワーゲンのトゥーランとかだとDSGなどのダイレクトなミッションを使っているとある程度のショックは予測出来たり許容せねばならないのはわかりますが、ボルボやBMWなどのオートマではそういうショックは感じたことがないので、多段ATの特性を活かしたシームレスでいつ変速したかわからない、とまでは評価できないところです。

メーカー的にはアイシンAWと日本のサプライヤーを使用しており、おそらくボルボも同じアイシンのオートマを使っているはず。

制御の方にむらがあるのかなぁと思います。

フランス車特有のけっこうギアを引っ張ってのシフトチェンジなどの癖をわざと残したのか?と思わなくもないですね。

フレンチな乗り味は良い


乗り心地はソフトですが日本車的にはなく、ダンパーで踏ん張っている感じとでも言いましょうか。

コーナーではそこそこロールするけど粘ります。17インチの足回りは205/55 R17となっており過剰な扁平サイズではなく、適度にエアボリュームがあってタイヤと調和してソフトさと芯の有る感じを演出してくれていると思います。


ハンドルは軽く、良く回り、切れる。最小回転半径は5.5mと横置きのFFとしては小回りが利く方ではありませんが、イメージ的には結構切れて回る感じです。

細い路地での取り回しでは視界のよさと内側に引っ張られるように小回りが効くイメージで、車幅のわりに扱いやすいとも思います。


燃費的にはガソリンでJC08 モード(国土交通省審査値) 15.2km /ℓ
ディーゼルで17.3㎞/ℓ となっています。


高速走行時にはディーゼルではカタログ数値を超えるとのことですが、意外にもガソリンだと燃費が悪化するそうで、WLTCモードでの計測だとガソリンはかなり数値が悪化するとのこと。街乗りなどでの実燃費はよろしくなさそう。


対してディーゼルは街乗りでも高速でもカタログとの乖離は大きくなく、いろんな面での維持費が抑えられそうではあります。


ちなみにガソリンが377万円~、ディーゼルモデルが390万円~ となっていますが、日本仕様は強制的にパノラマルーフ仕様がセットされるそうで、+12万円となっています。

レスオプションにすると受注生産で値引きなし、とか渋いことを言っていたり、値段のスタートを低く見せる詐欺のように思えなくもないですが、グランC4ピカソ時代からパノラマルーフはウリの一つではあるからまぁ仕方がないのか・・最低12万は値引きするから、と意味不明のやり取りもありましたが、かなり値引きや低金利ローンなどには積極的なようではあります。


個性派の輸入ミニバンの中で、シトロエンを選ぶというのは中々にマニアック。


走りの完成度はそこそこでも、ミッションの改良か制御のアップデートに期待したいところ。

シフトショックが気になるかどうか、というのも実際に試乗してチェックしてみましょう。


試乗インプレ②へと続きます。

いくつの車種を乗り比べて、長所と短所、チェックしてみましょうね!!

新型トゥーラン 試乗インプレ① エンジン性能、操縦安定性編

BMW2シリーズグランツアラーを選ぶ理由とは?7人乗り必要?

5008は7人乗りSUVのベストチョイスか?試乗インプレ①

個人的には走りの良さと燃費、見た目のスポーティさならグランツアラーがいいかなーと思います。
シートアレンジと乗り心地はグランC4スペースツアラーかしら。
なんとなく目立たないように値段が高く見えないように気を遣うならトゥーランとか??


Follow me!

さてさて、2022年は納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年ですね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢でしょうか

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

ここまでやれば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ