価格帯を超えたインテリア!CX8のコスパを語る試乗インプレ③

CX-8の価格とサイズと質感のバランス

CX8のインテリアはサイズも高級感も居住性も高次元でバランスしている。


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弱点と言えばナビくらいのもの。

多分、ほとんどの人がそう評価すると思います。

CX8は価格帯を超えてバランスが良いと、人気車になりつつあることがわかります。

最新ディーゼルで引っ張るCX8 その走りの完成度はいかに?試乗インプレ②

CX-8のアドバンテージ

試乗インプレ続編です。過去のインプレでは物足りない部分をいくつも列挙していますが、あくまでもう少し上の価格帯やヒエラルキーの車種やミニバンとの比較でのこと。

サイズの割に良好な燃費とパワフルなエンジン、6人乗りや7人乗りとしては5ナンバーのミニバンに居住性では一歩劣りますが、走行性能が高い分のアドバンテージや、流行りのSUV的なスタイルとデザイン性で差別化をしていると言えます。

本当に残念なのはナビ系統のシステム。


悪評高いマツダコネクトのナビは装着するか悩むところです。

マツダのナビの通例でナビゲーションとしてはSDカードのソフト購入というシステムで48,600円というお値打ち価格ではあります。

PNDと呼ばれるポータブルナビを別で着けたり、スマホをナビクレードルなどで装着して地図代わりに使うという方も多いようで、そういう選択肢もあります。

マツコネはちょっと・・という方はそうした方がいい。




私の試乗した2.2リッターディーゼルターボのLパッケージでは、CD/DVD再生+TVチューナー:32,400円、や360度ビューモニター+フロントのパーキングセンサー43,200円にボーズのサラウンドシステム81,000円などが装着されておりました。

バックソナーとバックカメラは標準だそうで、大き目の車体に合わせて視界や見切りのフォローしてのアイテムを推していると言っていたと思います。

360°モニターに関しては画面サイズが7インチと小さく見にくいかなぁ~と感じたので、フロントのソナーだけで25,000円で追加できるもので十分かとも思います。

インテリアの見所

インテリアの見どころとしてはフロント周りのパネルなど。


木目とダッシュボードの質感などもキレイで、300~400万円の車にしては高級感があるように感じるはずです。


シートのサイズもたっぷりとしていて、座り心地も良いと思います。


長距離ドライブに行きたくなるようなエンジンの特性と乗り心地と走り、その性能を底上げするのはシートのデキの良さというのがあると思う。

ペダルの配置などもこだわっているそうですが、普通です。

今どきはそんなに違和感のあるペダル配置の車はないとは思いますが、マツダとしてはそこをウリにしています。


センターコンソールのプラスチック部分の質感は高くありませんが、レザーで覆われた肘置き部分で相殺している感じです。

ドア側のアームレストなども触れる部分はソフトパッド素材とレザーのコンビで座っていて心地いい理由がわかる感じです。


私の試乗した車両の固有の問題かもしれませんが、リアドアの建付けは悪かった。CX-8試乗インプレ①参照。

2列目シートと3列目シートの仕上がり


リアシート、2列目のシートの感触も良く、ホイールベースがCX5より延長された分を活かして広々と過ごせます。


センターのアームレストはレザー仕様だとレスに出来ず、2列目乗員の快適性を極めた仕様となる感じです。

2列目用のエアコン吹き出し口やシートヒーターなども備わり、贅沢な造りとなります。

上位車種やグレードなどで採用されることが多いと思いますが、国産ではエクストレイルとかにリアシートヒーター採用があったような・・?

2列目のシートリクライニングは7人乗りのベンチシートと6人乗りでは可倒角度が異なり、キャプテンシート仕様の6人乗りの方が深く倒せます。

走行中には余り倒しすぎるのは危険なのでオススメしませんが、車内での休息などを取るタイプの使い方であれば6人乗り仕様の方がお勧めになるかもしれません。

ちなみにシートアレンジはどうやったってフルフラットにしたりは出来ませんが、7人乗りのベンチシート車には純正オプションでベッドクッションというのが79,920円であるので、2~3列目を格納してフルフラットっぽくアレンジすることも可能です。

7人乗りを2人仕様の車中泊仕様にするという贅沢な使い方をするのであれば、そういう選択肢もあります。

フロントサンシェードが9720円、運転席・助手席、を含めてリアゲートのウィンドウまで全部カバーするウィンドシェード(網戸機能付き)はフルセットで43,200円で用意があり、車中泊を極めることもできるそうです。

3列目に関してはやはり狭い、というのが正直なところ。

ステップワゴンやセレナ、ノア・ボクシーには勝てません。



乗り降りに関しても6人乗りでもセカンドシートのスライドと前倒しで、エントリーする感じなので、ドアの開口部の形状やフロアの高さを踏まえてもイージーとは言えません。


リアタイヤ上のボリューム感とドアのエッジのあるデザインのために開口部の形状も仕方がないところ。

6人仕様であればセンターウィークスルーという乗り方もありますので、サードシートを使う方はLパッケージ以外の6人乗り仕様を勧めます。

5人乗りまでが多い・・であれば7人乗り仕様で荷室を広く使う方が良いでしょう。

3列目の後頭部・ヘッドレストはリアガラスギリギリにあり、寒い時期には首元がスースーするでしょう。

リアハッチのガラス部分がデザインとして傾斜しているので仕方がないところ。

ガラスに近いとは言うものの、例えば86やRX7のようなクーペモデルのセカンドシートのような狭さはなく、足元が少し狭めというだけで、まあまあ快適です。

シエンタ・フリードの3列目程度には快適だとは思います。

3列目を使っていてもラゲッジにはスペースがあり、ここは素晴らしいな、と思うところ。

3列目は倒して使うことも多いかもしれませんが、大き目のステーションワゴン的にも、7シーター(6シーター)としても十分に使える、利用価値のある車としての完成度は高めだと思います。

良い車だとは思いますが、私にはネガティブな印象のあるパートもあります。

納期や値引きと今後のモデル展開

納車までに時間のかかる車種能ようなことを営業担当マンは言っていましたが、どうやら色による部分が大きいようです。

マシーングレーメタリックだけはかなり納期が掛かるようですが、それ以外の色では地域によっては多少在庫が出るようになってきたようです。

ホワイトやブラックなどでは中古で登録済み未使用車が出回っているところもチラホラあったりするようではあります(笑)。

納期2か月前後~と言われてネットでそういうのを見つけちゃうとなんだかなぁ~と違和感を覚える方も居るかもしれませんね。

走りの部分に関しても、熟成が必要な部分も散見されます。

改良型の2.2リッターのターボディーゼルも、これから横展開する中で熟成されてさらに改善されていくでしょう。

CX8に搭載されるエンジンも、3年後のマイチェンあたりでは、CX3の前例にならってディーゼル一本ではなくなることも考えられます。

スカイアクティブXとか、ガソリンターボとか、いろんな可能性があるようです。

CX-3はディーゼル一本でスタートして結局CX5を売るための咬ませ犬的な役割を担うに至り販売は不振だったようです。

トラブルや故障の予測

ディーゼルは長距離を走る分には良いですが、街乗りで短距離走行を繰り返すようだとかなりの確率で煤がたまるなどトラブルが起こるそうです。

例えば片道10キロ前後を平日毎日朝夜通勤で、ということになると1週間では100㎞~という走行距離になりますが、それはNGパターンであまり使い方的にはよろしくない、とのこと。週末の土日にしか乗らないが、100㎞ビューンと走る、とかであればOK、となってディーゼルはオススメ!ってことになるそうで、同じ100㎞を走るのでも走行パターンによっては前者はスス関係のトラブル発生率がかなり高いようです。

ぶっちゃけるとCX5ではユーザーの使い方やトラブルの事例を積み重ねて来た、みたいなことを言ってました。

正直買うタイミングとしては値引きの効く時に買うか、マイナーチェンジを待つか、といったチョイスがオススめになりそうです。

まずは現行を試乗してみて、使い方のイメージや6人乗り仕様か7シーターか、グレードはどんなが良いかをイメージしつつ、購入時のタイミングで年次改良などもあるかもしれないでのサイド吟味いして試乗するのが良いかと。

国産ではライバル不在のクオリティーと価格、中古の輸入車なども視野に入れつつ、楽しく夢想してみましょう!!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

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