攻めのディーゼルNEW XC60 2017年新型試乗インプレ① 乗ったのはガソリンだけどね・・

中国資本、日本の電装品に駆動系、北欧から世界の自動車の安全基準を決めるようなブランド、ボルボ。
スウェーデンの自動車造りの基本は安全かどうか、ってことで安全性に関してはベンツなどを差し置き世界一のレベルを実現していると言ってもいいでしょう。国産だスバルくらいしか対抗馬はいない感じです。
安全性で超一級品、というは安全装備はすべて標準、というのがあります。オプションリストに安全系の追加するものがないくらいです。数年前からそういう仕様が当たり前になっていて、車体価格に追加の自動ブレーキ代などはかからないし、更にはハンドルへの介入支援系の装備までグレード分けで安全性に差がない。仕様に関しては好みで選ぶだけ、となっています。ナビはXC60に関しては全グレード標準。
今回の2017年にモデルチェンジした新型のXC60はどこが攻めているか・・!?
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価格です。
というか、ディーゼルの価格です。車両本体価格:¥5,990,000というのがガソリンとディーゼルで同一の価格
なんとディーゼル仕様の価格がガソリン仕様と全く同じ。これは中々あり得ないところです。
例えばBMWであれば同一グレードや装備でディーゼル仕様はガソリン仕様のプラス20万、というのが相場で決まっています。一種の社内ルールみたいなものですが。メルセデスに関しても、最近ディーゼル仕様を推しているプジョー・シトロエンにしても、ディーゼル仕様の方が高いと決まっています。装備品に差を付けて価格差をやや大きくするなどの手法もまかり通っているくらいです。基本的にはディーゼルエンジンは開発や製造に余計にコストがかかると言うのが決まり文句のようなものであって、その定説を覆しちゃうようなボルボの攻めた価格設定と言ったところです。ちなみにXC60のディーゼルモデルから排ガス浄化機構としてアドブルー=尿素SCRというシステムを採用し始めたとのことで、これも導入コストがかかっていそうなところ。しかし排ガスがきれいになるのと引き換えに残念ながら維持にかかるランニングコストもアドブルーの補充で年間1万円前後上乗ってしまいそう・・
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ボディサイズとしては
全長:4,690mm / 全幅:1,900mm / 全高:1,660mm
2016年に登場したXC90のショート版の5人乗りアレンジのような感じです。XC90との比較では約30㎝短くなって2人分のイスを取っ払い、ざっくり200万円安くなったイメージです。デザインの妙か旧型のXC60と比較するとかなり立派な体躯になったかと思いきやサイズはホトンド変わっていません。最上位モデルの90シリーズとの最大の差別化としてはXC90にはディーゼルの設定がない、ということもあります。XC90に関してはラグジュアリーな世界観の維持のためにガラガラと音のするディーゼルは日本仕様では導入しないことになった、とのこと。残念ではありますが、ガソリンターボの澄み切った回転感の方がフラッグシップの相応しい、というのと、ディーゼルモデルを導入するのにかなりのコストがかかり、それでいて大して台数の稼げないフラッグシップゆえに割り切った、という懐事情もあるようです。
モデル導入の事情は違いますがマツダのCX-5→からのロングボディ7人乗りのCX-8を追加したのと逆の手順での登場となりました。2000年頃は同じフォード傘下で共通する部分の多かったマツダとボルボですが、今は全く関係はないようです。ノウハウや車体づくりは似通っている部分はもしかしたらあるかもしれませんがね。

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599万円のモデルでミッドサイズSUVの4WDディーゼルモデルが選べる、ということで、ボルボXC60、注目です。
ちなみに旧型XC60 に関してはディーゼルモデルでは4WDを選ぶことが出来ずFFとディーゼルの組合せでガソリンと4WDの組合せでした。新型は現状では4WDしか設定がないとのことで、逆にFFは選べない感じです。

BMWやメルセデスベンツ、変わり種としてはジャガーのF-PACEなどと比較するとプライス的にはボルボは安い感じです。新型でハンドルへの操作支援など安全装備充実で価格的には激安と言ってもいいでしょう。まぁ、それでも599万円は一般的には高価ですが・・
試乗インプレ②へと続きます。
ディーゼルモデルではなく、ガソリンモデルの試乗インプレッションとなります。
ディーゼルモデルであるD4は2018年の3月ごろに上陸予定だそうです。

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