N-BOXに寄せた?ステップワゴンスパーダマイチェンでテコ入れ!

今回のマイチェンは、スパーダのデザイン変更とSPORT HYBRID i-MMD仕様の「スパーダ HYBRID」ハイブリッドの追加がメイン。


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スパーダしか売る気のない設定


通常グレードは1.5リッターターボでデザインに大きな変更なく、これはもはや売る気の無いグレードへと変わってしまったようです。

もはや ステップワゴンスパーダ というところまでで一つの車種にするくらいの感じだそうで、スパーダに関しては見た目重視と燃費重視に更に先鋭化して5ナンバーミニバンの売れ筋から脱落した現行型をなんとか復活させたいようではあります。



スパーダを中心にデザインが変わり、売れる顔に仕立てたってのがメイン。

ハイブリッドの追加に関しても、セレナの偽ハイブリッドやトヨタのノア・ヴォクシーのフルハイブリッドが売れ筋なのを鑑みてダウンサイジングターボが評価されなかったのをなんとか急ごしらえで用意した感じです。

何とかしてステップワゴンをメインストリームに乗せないと現行でモデル打ち切りとなる可能性すらあり、力が入っていて、利益を度外視した値付けとかのモデルもあるようなので、要注目ですね。

エクステリアのデザイン面に関しては2段式のヘッドライトに、そこに食い込むようなメッキの大き目のグリルを備えて人気のある他社の5ナンバーミニバンやより上位のエルグランドやヴェルファイアなどのエッセンスを取り入れた感じです。要は、すでに評判のデザインを追従して人気を取りにいった感じです。

見栄え命

実車を見に行きましたが、かなりフロントの印象が変わっており、立派な車に見えます。

グレードによっては17インチアルミホイール(205/55 R17)を装着するなど、より見栄えのする仕立てに。こういうややマイルドヤンキー受けを狙ったモデルとしては大きいアルミを履きこなしてなんぼってところ。

インテリアに関しては変更点は少なく、ハイブリッドモデルがちょっと差別化されているくらいのもの。

その辺はいずれ試乗してみてトータルで価値があるのかレポートにまとめたいですね。


ハイブリッド車のJC08モード燃費は25.0km/Lとなっていて、最新のWLTCモード燃費に準拠した数値については20.0km/Lとなっていて、ライバルを超えてきています。

従来ではオプションであった、安全支援システム「Honda SENSING」を標準装備化(一部グレードでレスオプションに出来ますが・・)、渋滞追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)など、セレナと同じように半自動運転を実現しているとも言えます。

軽自動車では不動の人気を誇るN-BOXカスタムにデザインを寄せてきているというのが皮肉な感じもしますが、


マイチェン後のスパーダがしっかりと新しい感じに見えるので、このデザインはアリなんじゃないかと思います。

マイナーチェンジ前のスパーダを購入した方にはかなり残念な感じかもしれませんが・・

スパーダ・ハイブリッドのお値段


標準モデルが約250万円~
スパーダ最安値285万円~
SPADA・Cool Spiritが約305万円~


ハイブリッドでもグレード分けがありますが、価格は330万円~となっています。

価格帯的には幅がありますが、スパーダの引き合いが多いそうです。おおよそ7~8割がスパーダとかだそうで、メーカーの狙い通りなのか、というところ。

マイチェンの前から、と言うかモデルチェンジの時からしっかり反映していれば・・と思わなくもないですが、これからの巻き返しに期待ですね。

人気色は黒と濃い目のパープル系・プレミアムスパイスパープル・パールであり、これまたN-BOXの人気色と被っていますが、カタログとティザームービーで推してた色と言うことで納得できる部分もあります。

納期はさほどかからず、1か月前後とのことです。塗装の有償色等によっては納期が長めにかかる場合もあるそうですが、バックオーダーはさほど抱えていないとのことです。

気になったら展示車や試乗車チェックですね!



過去記事も要チェック!?

ステップワゴンは先走りすぎ!?5代目RP型試乗レポート

思い出した!!3代目ステップワゴンの魅力


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さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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