3シリーズ4ドアとの違い4ドアグランクーペの意味ってなに? 4シリーズ試乗記⑤番外編

実用性かデザインか

3シリーズの4ドアセダンは実用性を重視、4シリーズの4ドアクーペはデザイン性重視というのがセオリー。


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実際のところどうなのか?

4シリーズ試乗インプレの続きとしてブログにしていきます。

4ドアクーペのトレンド

4ドアクーペのトレンドの現代の先駆けとしては、2005年に発売されたメルセデス・ベンツ・CLS。

私の中では1980年代のトヨタ カリーナEDです。

EDは、Exciting(エキサイティング)&Dressy(ドレッシィ)の略というか、こじつけだったと記憶しています。

4ドアクーペの基本はワイド&ローというスタンスに基づくデザインです。

トレッド拡大=左右のタイヤの距離というか幅、踏ん張りの効くデザインとそれにもとづくコーナリング性能や乗り心地へのメリットがあります。

そしてロールーフは居住性が低下しますが、重心位置の低下により、やはり高速走行時やコーナリング時の安定性へのメリットがあります。


BMWの4シリーズのクーペ、グランクーペ、コンバーチブルには現状はディーゼルエンジンの設定はなく、ガソリンのみ。

BMWとしてはクーペ系の優雅なモデルにはエンジン音のガラガラ音が響くディーゼルはそぐわない、とのことで導入されていないようです。

特にコンバーチブルでは屋根を開けるとそれなりに騒々しさを感じる可能性があると言うことで、特にオープンでのディーゼル導入はまずないだろうと。

他のクーペ系ではトルク感や燃費性能の良さを武器にディーゼルを売り出すことはあるかも?とか。

トルクや力感や燃費性能の高さで評価の高いディーゼルの設定が現状無いのは残念ですが、透き通るようなBMW製のガソリンエンジンの吹け上がりを堪能せよ、ってことです。

グランクーペの価格帯

420i グランクーペ Luxury:¥6,260,000 が本命グレードになると思います。

ベースの420i グランクーペ:¥5,870,000

に比べて約40万円のプライスアップですが、アルミのインチアップやレザーなどを考えると妥当な価格上昇だと思います。

後からカスタムしたりするよりもよほど合理的なアップグレードでしょう。

320i Luxury:¥5,640,000の通常の4ドアセダン比ではグランクーペluxuryは62万円の上昇。

3シリーズのラグジュアリーと比べると、アルミのサイズが2インチアップ、ボディの全幅が25㎜アップでルーフが低く、ドアがサッシュレスドアと言うのが大きな違いでしょうか。

足回りの剛性やチューニングにも違いがあるようなので、この価格差も納得できるレベルのものかもしれません。

BMWのラインナップの中では600万円に迫ろうとする価格帯。3シリーズでいいじゃない、と、そうはならない少し変わったモデルをお望みの方には4シリーズの少しハズシた感じのクーペ、良いチョイスになりそうです。

値引きはタイミング次第で、マイナーチェンジ前のモデル、10月ごろに次年度のモデルイヤー発売などの兼ね合いと、調子が良ければ50~60万円くらいはサラッと値引きが出来るようです。

こだわった装備やグレードにしなければ、という前置きは必要ですが、在庫車などであれば値引きが出来る車とも言えそうです。

まぁ、装備も3シリーズに比べればいい意味でチョイスするものが少なく、標準装備品でたいがい満足いきそうな車だと思います。

自動ブレーキやACC(BMWではアクティブクルーズコントロールと呼ぶ)などは標準装備なので安全面や操作、快適性も妥協は少ないかと。

クーペ系のサッシュレスドア独自の故障・トラブル情報としてはパワーウィンドウが落ちる、もしくは不動、と言ったトラブルがなくもないようです。

1か所あたりの修理費は3万円前後、とのこと。

後は6気筒モデルのエンジンヘッド周りのトラブルが散見されるとか。

ボンネットを開けてみるとわかりますが、こだわりの重量配分実現のため、エンジンをかなりバルクヘッド(室内寄り)に食い込ませて搭載したりします。

そのため、熱のたまりやすい端っこのヘッド周りでトラブルが起こったりするようです。

渋滞とか、高温多湿とか、高回転での熱的な大きな負荷とか、いろんな要因でヘッドのセンサーやプラグ関係がダメになったりもします。

補器類であれば一か所・2万円くらい、ヘッド周りの重点整備入ると20万円くらいかかることもあるので、中古で探す場合には覚悟を決めましょう。

走行距離関係なく起こり得るので、要チェックです。

車外でアイドリングやヘッド周りの異音などに聞き耳を立てましょう。ストレートシックスは本当に完全バランスのノイズの少ない回転感であるのが基本なのに、違和感があれば見送った方が良いでしょう。

新車、中古、エンジンが4発か6発か、悩むのも楽しいですね。

ぜひ実車をチェックして、試乗などしてみましょう。

3シリーズとも違った乗り味なので、比較してみてもいいと思います。

2021年追記:エグイ顔の新4シリーズも紹介しています。


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