4シリーズクーペ・エンジンによる違い 試乗インプレ③
直4で428を名乗っちゃう?
420でも428でも、2017年のマイナーチェンジした後の430であっても、エンジンが直列4気筒2リッターターボで共通。
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エンジンのチューニングの違いと装備品の差別化でプライスとバッジが違う、という感じです。
アウディでもワーゲンでもメルセデスベンツでも、そういったエンジンは同じだけど馬力と装備の違いで格上のグレード扱いすると言うのはよくあります。
ダウンサイジングターボの普及によってターボのチューニングの違いなどで体感するパワーの差別化がしやすくなり、一般的になりつつあるような気がしますね。
4シリーズクーペ 試乗インプレッション③です。
4シリーズクーペはBMWの中で最も〇〇が低い車かも?試乗インプレ② からの続き
チューニングの違い
420は184馬力
430は252馬力
MC:マイナーチェンジ前の428で245馬力
最上級グレードの3リッター直列6気筒ターボの440で326馬力となっています。
上記にように、4気筒でも約60馬力~くらいの違い、1.3倍のパワーの差。
4シリーズの428i or 430iのスペックであれば、旧型の3シリーズクーペ時代の3リッターストレートシックスNA(ターボなし)のモデルのスペックを上回っていて、2リッターベースなりに燃費性能も上々です。
外観での識別点としてはバッジとマフラー。
3リッターターボのマフラーは左右振り分けの2本出し、2リッターターボは左側2本出し、となっています。
2本出しのマフラーの中には排圧調整のフラップがあり、低速~中速では排圧をかけてトルクを稼ぎ、中速~高速では抜けをよく鋭い吹け上がりを見せるなどセッティングされています。
性能差・装備差・価格差
420と430の価格差は124万円、アルミホイールが18インチ→19インチへの変更、レザーシートやインテリアマテリアルのチョイスの違いや選択そのものの有無などがあり、ちょっと割高な感じもします。
エンジン性能の差に関してはアフターマーケットパーツでのチューニング(いわゆるロムチューン)により、ほぼ428(430)レベルへのパワーアップが可能であり、アルミホイールのインチアップも純正ほどは高価でなく、かつ幅広い選択も可能です。
ターボはセッティングだけの変更でかなり簡単に馬力を上げることが出来ると言うのは、旧世代のハイパワーターボを知る方にとっては常識かもしれませんが(;^_^A R32以降のGTRとか、2JZのスープラとかアリストかと、SR20のシルビアなどなど、馬力を封じ込めて売られていた車種をご存知であればイマサラ~って感じかも。
そう考えるとマイナーチェンジ前も含めて420のクーペラグジュアリー辺りがレザーシート着きで見た目と走りとでかなりお得な感じでしょう。
走らせてみての実用域に物足りなさを感じなければそのままでいいし、物足りなさを感じたらチューニングと言うのもあり。
私が試乗したのは初期型の428iでしたが、エンジンの性能に関しては余裕ある感じだと思います。
8速あるATは燃費走行も、猛烈な加速も、どちらもこなせるジキルとハイド的な性能と言えます。
燃費も馬力も効率の良い使い方ができる感じで、車を走らせていてのメカニズムの作動フィーリング全体にスマートさと緻密さを感じ、気持ち良い走りを堪能できると思います。
どうせ価格帯の高いBMWに乗るなら6気筒、シルキーシックスと呼ばれるBMW伝統の名機に・・と思う方も居るかもしれませんが、性能的には4気筒ターボで十分で、ノーズの軽快感的にも4気筒の方がメリットがあると思います。
高速道路の長時間走行でも不足はないと思います。
もちろんストレートシックスの方が馬力に相当の余力があるのでハイウェイをクルージングするにはベストと思いますが、相当長距離を走っても、エンジン性能の差で疲労感が違う、と言うのは本当に僅少の差でしかないかと。
コーナリングもハイウェイも楽しめますが、街乗りに関しては6気筒ではハイパワーを持て余したりでちょっと微妙と言えます。
手頃な扱いやすさを備えているけど
4気筒でも軽快に走るし、扱いやすいとは思います。
運転感覚的にもスポ―ティに走るには素晴らしい着座位置ですが、若干見切りの悪い部分もあったり、全幅に関しても全幅1,825mmとそれなりにあるのと長いボンネットなどで狭い路地では取り回しにやや気を遣うかもしれません。
地上高も高めではないので、バンパーやボディの腹をすらないように駐車場のスロープや狭い駐車場などでは注意が必要ですね。
そこそこの超距離の移動の車には良いと思いますが、短距離を繰り返す場合にはもう少しコンパクトな車種の方がベターでしょう。
奥様のアシ車にはちょっと過剰な感じもします。
続きます。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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