Eクラスのワゴンを選ぶ理由とは?頂点のクルマって意味があるって知ってた?
とあるヒエラルキーのトップ
Eクラスはヒエラルキーのどこに位置するのか?それは乗用ワゴン最高峰に位置しているということを意味する。
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Eクラスのエステートを選ぶということはそういうこと。
Eクラスはメルセデスではアッパーミドルクラスのセダンとワゴンの主力車種で、プレミアム感とラグジュアリーテイストがあるのが特徴。
カラーリングによっては気品漂うとも言えるし、威圧感あるとも言えます。
Eクラスのサイズ感
歴代モデルのボディサイズは
2003年からの3代目 S211全長×全幅×全高4885×1820×1500mm
2010年からの4代目 S212全長×全幅×全高4910×1855×1500mm
2016年からの5代目 W213型(セダン)ワゴンは未発表ですが、同程度のサイズが予想されます。 全長×全幅×全高4930×1850×1455mm
数値的に上記のようになっており、全長は5メートル以内に収まっていますが、かなり大柄なモデルであるのはお解り頂けると思います。
ちなみに、メルセデスの乗用車のヒエラルキーとしてはスペシャリティなSクラスを頂点に、エグゼクティブなEクラス、コンパクトなCクラスといった序列となっております。
Eクラスの存在意義
中間レベルの車種だからと言う理由でEクラスのワゴンを選ぶ人はいないかもしれませんが、敢えてSクラスでなくてEクラスの一番高いヤツ、とオーダーする人はいるようです(汗)Sクラスのワゴンが出ればそちらを選ぶ人もいるかもしれませんが(笑)番外編としてCLA、CLS・シューティングブレイクなどの派生車種的なセダン・ワゴンライクなモデルもあります。
Sクラスにはワゴンモデルは存在しないので、普通乗用車で世界最高級のステーションワゴンと言えば・・?との問いに、Eクラスのステーションワゴン、となります。
セダンのようにフォーマルな見た目の固さではなく、広い荷室の分アソビのあるイメージを醸し出すということでワゴンボディがお勧めです。
実際アウトドアなどの趣味の道具などもかなり詰め込んだりすることのできる実用性もあります。4WDを選択するもアリ。
もっと高価格でもっと大きなボディのモデルなどもありますが、わかりやすいセグメントの中でのある意味頂点に立つモデルというこで、覚えておきましょう。
日本車も、ドイツの他のメーカーも、Eクラスのワゴンを一つのベンチマークとして車両の開発を進めているということもあるんですね。
時に先進性の象徴に
メルセデスのEクラスは走りは過不足のない出力の実用型のエンジンに、新機軸の安全装備や快適装備を持ってきてベンツブランドの先進性の象徴となっていたりもします。
時にはかなり先走った装備であった、雨天時走行にディスクの水分の除去を行う機能やディスクとブレーキバッドの間隔を狭める機能などを備えた「SBC (Sensotronic Brake Control)」が装備されたりして、不具合など安全性に重大な問題がありリコールが2回も行われたりしてその後すたれたり、忘れ去られるようなものもあったりしますが、チャレンジングな車であったりもします。
2016年のモデルチェンジでは半自動運転のドライブパイロット」というのがあり、「ディスタンスパイロット・ディストロニック」「ステアリングパイロット」「アクティブレーンチェンジングアシスト」「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などなど、センサーの塊と言える見えないバリアで守られているような車になっています。
新型Eクラスの外装はSクラスに準拠したデザインでかなり保守的になりましたが、インテリアはハイテクで攻めた感じです。
ATのセレクターレバーをセンタートンネルから取り去ったのは数モデル前から、ハンドルの脇にいくつものスティックがそびえているタイプ。
メータ―パネルはナビの液晶と一体となって、センターコンソールにはマウスのようなタッチパッドとロータリーダイヤル的な物があり、ダイヤルと共にコマンドシステムと呼ばれるナビを操作する感じです。
パネルの面積も広く、レザーで多いステッチを効かせたダッシュボードはクルーザーなどの船舶をイメージしたものだとか。
Eクラスの価格帯は高い
価格もかなり高価格帯となり、700万円~のスターティングプライスとなっています。
4リッターターボ:500馬力オーバーのV8エンジンを搭載したAMGモデルだと1500万円~となり、スペックと共に価格も超ド級に。
2016年・2017年に導入されるEクラスステーションワゴンももちろん最新鋭でオススメですが、価格のこなれた中古車もオススメです。
2013年以降のモデルであれば、「BAS(ブレーキアシスト)プラス」「PRE-SAFE(プレセーフ)ブレーキ」「アクティブ ブラインド スポットアシスト」「ディストロニック・プラス」「アクティブ レーン キーピング アシスト」などの安全装備の充実したレーダーセーフティパッケージ装着モデルが中古でも出回っています。
ディーゼルもかなり以前から日本導入していて、実は日本に於けるディーゼル人気の2000年代の火付け役とも言えるようなモデルであったりもします。
中古車なら400万円前後で世界最高峰のモデルを堪能するという選択肢、いかがでしょう?