BMWの放つスクランブラ―は果たして安いのか?

BMWもトレンドに乗ってスクランブラ―モデルを発売!


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R-NINE-Tを2014年に発売、ナインティはカスタムベースとして、というかメーカーが作っちゃったカスタムバイクくらいの完成度とデザインで登場しまし

発売と同時にカスタムビルダーたちによるタイアップで激しくカスタムされたバイクをメディア上で発表、ある種の新しいカスタムシーンを提示したかのように見えました。

日本的にはR nine Tは少しニッチなモデルですが、世界的にはかなりの売れ筋、BMWバイクスの中でもベストテンに入るモデルに、昨今のヘリテイジシーンの盛り上がりを牽引するモデルとなっていたりします。


スペックや価格を羅列すると・・


R NINE T  1,925,000円
フロント 120/70 ZR 17
リア 180/55 ZR 17
222kg
敢えての倒立フォークと空油冷の半世代前のエンジン=110馬力、カスタムのベース車として人気になっています



R 1200 R  1,699,000円
フロント 120/70 ZR 17
リア 180/55 ZR 17
231kg
テレレバーからの脱却、しかし電子制御てんこ盛りで上位モデルと同等レベルのスポーツ性を手に入れています。

そして水冷エンジンとなり125馬力をゲット。



BMW R nineT スクランブラー
2016年10月14日発売 1,765,000円
フロント 120 / 70 R 19
リア 170 / 60 R 17
220 kg
フロントには敢えて敢えての正立式フォーク、そしてフロント19インチ、ほんのちょっとシェイプアップして軽量に。


価格的に・・一番ハイテクで世代の新しいR1200R水冷モデルが一番安くて約170万円、ヘリテージモデルであるRナインティやスクランブラーモデルの方が高価という現象が起きています。


日本ではスペック至上主義で乗り物を語られることが多いせいか、あまりRナインティシリーズは売れ筋ではないようではありますが、逆にその他のRシリーズが割安(?)に見える効果があるとかないとか。


ヘリテージモデル、クラシック風、レトロバイクなどカテゴリーやネーミングは各バイクメーカーで違ったりしますが、手法としては70年代前後のカフェレーサーなどのイメージを再現するモデルが多いです。


スカチューン気味にしたり、リアのフェンダーを取っ払ったようなデザインにしたり、装飾を省いたり、メッキを足したりなど、様々な表現があり、BMWもその手法に則ったものであると思います。


しかし、個人的に残念な点が・・やはり車重と価格。

200㎏台まで何とかシェイプアップできないものか。排気量ダウンでもフロントのシングルディスク化でも、軽快感を打ち出してほしい。

そしてエアクリ周りにスカチューンのエッセンスを入れてほしい。

向こう側が透けて見えるような演出があるとベストですね。


価格に関してはかなり高め、ライバルとなる車種が100万円~150万円が多い中、強気の200万円弱という設定。

ちょっと割高感が否めないのではないかと思います。

台数が見込めないから値段が高めで値引きも渋い、とはカジュアルでファッショナブルなモデルとしてもう少し頑張ってくれないかと思っちゃったりします。

中古でもタマ数が少なくて現状では高値安定なようなので、しばらくは静観と言ったところでしょうか。


気になったらいてもたってもいられないのがバイクというものの魔力。

気になったら目の保養がてら、見に行ってみるのも良いですね!


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