F-PACEは高いか?オプション細かすぎるジャガーF-PACE試乗インプレ④

オーダーメイド感で割高に

オーダーメイドテイストが強い反面、納期が長い、ジャガーF-PACE。


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なにを選べばいいかわからないくらいのオプションの数々、迷ったら一番高いファーストエディションを選ぶというのもアリかもしれません。

エンジンの特別なチューニングに、装備品も981万円のF-PACE・Sに対して200万円くらいのエクストラがありながらも、First Editionであれば1108万、買える人にとっては実はお得な限定車でした。

グレード選びとオプションに悩むかも

写真は展示車の35t R-SPORT カラーはテンペストグレー 肩近くまでサポートがあるスポーツシートの素材はファブリックとレザーのコンビ



グレードとしてはR-SPORT アールスポーツというのが設定され、専用のエアロにスポーツシートに19インチアルミ標準、アダプティブLEDヘッドライト・フォグランプやスマートキーや電動テールゲートにシートポジションのランバ―調整機構の追加、ドライブモードセレクトなどのドライブに集中するための要素を高めた装備が追加されて728万円。

しかし、R-SPORT、カタログではレザーが当たり前のように記載してありますが、実はオプション28万円、ファブリッククロスとレザーのコンビネーションシートが標準です。

展示車はファブリックとのコンビ、触ってみたことろ、生地が荒くザラついた感じなのであまり上質な感じはしなかったのが正直なところ。

BMWのM-SPORTSの方が仕立ては上手だと思うので、レザーを選ぶのが前提となるかもしれません。

座り心地は良いと思います。

R-SPORTに関してはディーゼルモデルであればあまり選ぶ必要性を感じないのが正直なところ。

20インチ標準でレザー標準であれば妥当かと思いますが、装備の割に価格が高く、プレステージグレードにオプションを積んだ方がコスパも満足感も高いかと思います。

R-SPORTを選ばれる方はBMWのX3のM-SPORTSともしっかりと比較してほしいところです。

廉価グレードもあるけども

ピュア PURE グレード 639万円~ のシートは実はラックステックスという合皮とレザーのコンビネーション。

やや硬めではありますが、汚れに強く耐候性・耐久性など高く、汚れを弾いて染み込みにくく、強い素材だそうです。

アウトドアに頻繁に使ったり、小学生以下のお子さんのいる家庭では重宝する素材です。

フルレザーが標準のプレステージは663万円、あえてピュアを選ぶというのもアリ。

というか、見栄えはほぼ変わらない質感なので、積極的に選んでも良いかと思います。


オプションで一番の高額なのがアルミホイール。18インチ~22インチまであります。

スタッドレスを装着するのにインチダウンは可能か?と気になる方もいるかと思いますが、ブレーキキャリパーに干渉するということで現状では17インチで適合する物はないそうです。

高いオプション群

カタログで多いのは22インチの写真。ベースのグレードによりますがオプション価格で66万くらい・・・

265/40/22、見栄えとワイドなタイヤサイズを活かしたグリップ力は魅力ですが、ディーゼルとの組み合わせではオーバースペックでその力を存分に味わえないかもしれません。

255/60/の18インチでも十分大きい部類ですが、Fペイスはボディが立派なので、こじんまりと見えなくもないです。

実用面と乗り心地であれば18インチがベスト、見栄えを考えると255/55/19インチ15~22万円 ~ 255/50/20インチ 30万円 もありです。

実際のところ幅は255で変わらないので絶対的なグリップにはさほど差がなく、横方向のタイヤ剛性アップに伴う硬さと見栄えの違いを選ぶということになります。

タイヤ代などの維持費・サイクルコストを考えるとインチは小さい方がベター、タイヤの持ちも扁平が薄いタイヤほど厳しいのではないかと思います。

車重があってトルクもあり、タイヤも大きく、減りも早いので注意しましょう。

細切れのオプションも微妙かな

パッケージオプションもいくつかありますが、細かいオプション類を組み合わせてもそこまでお得感はないかもしれません。

約40種類のオプションがあり、中にはドリンクホルダー8000円とか、かなり刻んだものも・・・。

多くの種類の中でもカラーやアルミのサイズやインテリアトリムやシートの快適性の装備などで選択肢は枝分かれし、せっかくのジャガーなんだから豪華に・・・となると最廉価グレードのピュアでも最大250万円ほどのオプションを追加することも出来ます。

そこまでやる方はいないかと思いますが・・・

個人的なオススメ装備はアダプティブクルーズコントロール25万円や、ブラインドスポットモニター11万円などの装備品、それ以外は必要かどうか?というと微妙な物、使う頻度が高ければテールゲートの電動8.5万円やハンズフリーテールゲートオープン10万円、スマートキー15万円などの組み合わせも良いかと思います。

ナビやメーターパネル内の液晶によるバーチャルコックピットなどは標準、オーディオもメリディアン製の380Wの出力の物が標準(エクストラで825Wまでパワーアップ+23万円)など充実した室内周りなので、それ以上をどこまで望むかですね。

2列目のリクライニングやリアシートヒーターもありますが、そこそこの広さで快適でもあるので4人乗車の使用頻度に応じて追加しても良いでしょう。

実際のところそこまで出番のない装備だと思うので、個人的には必要ないかと思いますが・・・

受注生産で納期がかかる

装備の選べる幅が広いのは良いのですが、生産過程で装着しないといけない装備が多く、本国発注となると約6ヶ月、最大で7か月以上待つこともあるそうです。

特に人気が集中しているから、というわけではなく、ジャガー・ランドローバー系のややラグジュアリーなモデルはそのくらいの納期を見ておく必要があるとのこと。

値引きは難しいところで端数切りの5~10万くらい。

オプションはどんどん追加していく方式ゆえに削るという選択というか、着けないというか、悩ましいところ。

在庫車で商談を進めれば、どうやら20万円ほどはイケそうですが、販売店次第。

装備品などを付けた価格の高めのものからなら引ける、といったところで結局は購入価格は想定よりも高くなることもあるかもしれないので、注意しましょう。

F-PACEのインテリアはどんなレベル?ジャガーF-PACE試乗インプレ⑤
に続きます。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ