FR的な旋回特性はまるでBMW!?ジャガーF-PACE試乗インプレ②
わりとオンロードより
ジャガーグループにはローバーもあるので、SUVのノウハウは豊富。
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オンロードでもオフロードでもその性能の高さは定評があるレンジローバーのテクノロジーが注入されているのは間違いありませんが、ジャガーのテイストとしてオンロードのスポーツタイプを表現しているのがF-PACEということになります。
ディーゼルターボでも良く曲がりよく走る
試乗したのは2リッターターボディーゼルのプレステージと呼ばれるグレード。
試乗インプレ①ではそのボディサイズについて、ライバルとなる車種との寸法の違いをまとめました。立派なボディサイズで価格の割に見栄えはかなり良いですが、都心部での取り回しには気を遣う可能性もあります。
肝心の走りについて、4WDではありますがその走りはかなりFR的。
そもそもの駆動力配分をかなり後ろよりにしていて90%くらいがリアの駆動に、フロントはスリップを検知・予知して動力配分を回してもらうタイプです。
サスペンションもかなり締め上げてある感じ、もしくはスタビライザーがかなり硬め?な感じで、ロールが少なくフラットな旋回性能を見せてくれます。
舗装の荒れたデコボコした道ではSUV特有の足回りのバタバタ感が無くはないですが、SUVの水準としては許容、BMWなんかよりはだいぶ静かで快適かと思います。
少し舗装の悪いところを走っても、低級な振動は少ないと思います。
旋回性と乗り心地のバランスが良い
コーナリングでは、個人的にはBMWのリアの蹴り出しとロールの少ない感じに近いように感じました。
乗り心地はBMWより良く、フラット感はなんとなくメルセデスベンツGLCっぽくもあります。
バランス的にはポルシェのマカンのようなスポーティさと快適性を狙っている感じですが、リアタイヤの蹴りだしが強く、フロントの切れ込みが良いイメージで、ポルシェマカンよりもアクセルを踏み込みながらもカーブを回り込んでいくような気がしました。
マカンの方がアンダーステア気味にフロントがリフトして膨らんでいくように感じたような・・・あくまで比較すると~と言ったところで、国産SUVとは比べ物にならない位の旋回性をBMW/ポルシェ/ジャガーは備えているのは間違いないと思います。
ランドローバーでいうならイヴォークっぽいシャープさであります。
GLCとディスカバリースポーツ、ボルボのSUVなどはもう少し快適性にステータスのバランスを振っているようなイメージです。
アダプティブダイナミクスパックという電子制御サスペンションがオプションで約20万円で設定がありますが、乗り心地やスポーティさとのバランスはノーマルの足回りで十分と言えます。
ディーゼルの43㎏ほどのトルクとのバランスもよく、日本での速度域では扱い切れる性能なのではないかと思います。
オプション多彩、だがしかし
オプション設定に関してはかなり幅広く、細切れで選ぶことが出来ます。
メルセデスのような、セーフティパッケージやコンフォートパッケージなどのようにまとめてセットの値段ということでなく、一つ一つ必要なものを選ぶことが出来るタイプ。
パッケージとのセット価格との一長一短ありますが、オーダーメイド感覚が強い感じです。
その分、オーダーを細かくすると納車までの期間がかかったり、値引きがしにくいなどのデメリットもあるようです。
販売開始から1年経過するまでは、値引きは10万円前後が良いところでしょうか。在庫を抱えたり、期末になったりしないと10%の値引きは見込めなそうですが、タイミングが良ければ大幅な値引きが期待できるかもしれません。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
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納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
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そこで
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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