今さら~SR400 旧モデル 試乗インプレ① 

基本設計は1978年に登場した初代SRのから変わらず、2016年でも現行型が発売されている驚異のロングセラーモデル、SR400の2000年前後の型に試乗しました。今さらのモデルではありますが、インプレッションをまとめたいと思います。
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SRの開発コンセプトは、軽量・スリム・コンパクトだったとか。ちなみにSRは年代によってかなり仕様に変更があったりしますが、500㏄モデルがあったり(2001年で廃版に・・・)、ホイールがキャストになったりフロント19インチだったり、ブレーキがドラムになったりディスクになったり、ステップの位置が後退したり前進したり、一時はカタログ落ちしたり、FIと触媒の採用により規制をクリアして復活したりと紆余曲折を経て今も続くモデルとして生きながらえています。
現行のモデルの新車価格は55万円ほど、中古ではかなりばらつきや幅があるので、マニアックな人でないと買い物に失敗するかも。流行りのカフェスタイルやネオクラシックのミドルモデルは70万円以上するケースも多く、400㏄でも十分楽しめるモデルと言えるので、新車で購入がオススメかもしれません。
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法規制に適応しつつ、SRらしいシンプルさとスリムさを維持するのが大変だったとか。
SRを迎え撃とうとライバルとして登場していたのが、CB400SS、W400、ボルティやエストレアなど。今も生き残っているモデルが少ないですよね・・・SRの偉大さがわかるというものです。
単気筒で低回転型エンジンゆえに馬力はあまりなく、27psくらいだったと思います。現行のフューエルインジェクション仕様だと馬力低下で26psとかになっていますが、軽量な車体と相まって結構加速は鋭くも感じます。振動やダダダッ!と響く排気音やエンジン音なども実際は速くなくても、早く走ってる感を感じさせてくれます。燃費性能も意外に良く、高速巡行で30㎞/L以上、街乗りでも25㎞/Lくらいは走るので、通勤やツーリングバイクとしても結構使えたりします。ガソリン満タンだとおよそ300~400㎞くらい走れる計算になるので、最新世代のNC750シリーズと同じく、日本一周応援バイクと言えるかもしれません。
シンプルでクラシカルな雰囲気を大事にしているエンジンやマフラー周り。
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カスタムされることも多いですが、ノーマルの造形も結構いいです。
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エンジンの始動にはデコンプレバー(デコンプレション=圧抜き)を使用してからキック、という謎の工程が必要です。キックの前に圧抜きをしないとキックペダルの跳ねっ返りが激しく負傷するかもしれないくらい、デコンプって大事です。実際SR以外でわざわざ操作するデコンプ機能を持たせている車種は旧車くらいで、バイクでもあまり採用されていません。草刈り機や大型のディーゼルにあるとかないとか。
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このレバーを引いてからキックで始動。セルは30年の歴史があっても今まで一度も採用されたことがないバイクがSRって感じです。
乗り心地は前後18インチの細身のタイヤゆえに最初は不安感を覚えましたが、なかなかどうして乗り心地が良い。リアのバタつきやフロントのねじれを感じなくもないですが、シートのクッションの良さもあってか体になじむ感じがあります。加速も遅いんだけど早く感じるフィーリング、侮れません。アクセルに対しての応答のダルさもありますが、加速の時に大き目にアクセルを開けた時の振動・鼓動感はバイクに乗る楽しさを感じさせてくれます。やや反社会的な表現かもしれませんが、排気のノイズが楽しく、より音量や音圧を楽しむためにマフラー交換したくなる気持ちがわかります(笑)スーパートラップなどの排圧を調整できるマフラーが欲しくなるものです。
試乗記②に続きます。
その他のバイク試乗インプレも良かったらご覧ください。

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