ルノーカングー 試乗レポート② 面白いインテリアと装備など
フランス車の遊び心
おフランスのエッセンスがふんだんにちりばめられたルノーカングー、今回の記事ではインテリアや装備、値引き情報などをまとめていきたいと思います。
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インテリアや装備は特別の断り書きがない限り1.2リッターターボ6MTと1.6リッター4ATとでほとんど共通です。
シートバックテーブルの有無、助手席が可倒式か、プライバシーガラスの有無くらいが識別ポイント、1.2リッターターボにしかついてなくて、後付けできないとか。できなくないけど、余りやりたくなさそう、そして割高でよければやるとかなんだとか。
まずはインテリアのフロント周り ハンドルは上下の高さ、チルト調整可能なもの。前後の調整ができないので、身長高めの方は遠くに感じるかも?人によると思うので座ってみましょう。
商用車っぽいハンドル
高さを合わせるとトラックのハンドルポジションっぽい感じになる人もいると思います。思いのほかハンドルが上を向いて遠いイメージです。
シートは大きく座り心地も良い。ゆったりしていると思います。見晴らしも良好。運転しているとあまり大きい車(横幅1830㎜)を運転しているとも感じない。
独特のデザインの内装
樹脂パネルは固くて決して上質な素材ではありませんが、なんとなくデザインでおしゃれっぽい感じに、CD・ブルートゥースレシーバーのオーディオが標準。オートエアコン標準です。
シートはファブリックのみ、レザーを希望する方はCABANA社製のシートカバー 5~8万円を装着することになるそうです。
傷んだりしたら交換できるし、標準のシートの保護にもなるのである意味いいのかも。
ナビ・内装と収納など
サンバイザーの上に収納、帽子や手袋、薄手の上着などをしまえそう。
商用車的にはバインダーなどを入れる場所でしょうか。色んな活用方法がありそうです。
ディーラーオプションのナビはインパネ上部にビルトインされます。
高い位置にあるのでタッチパネル押しにくいのが難点ですが、見やすい位置ではあります。
ディーラーオプションのナビは20~30万円、ハンドル裏にあるサテライトスイッチで操作できる連動タイプゆえに若干高めで選択肢が少ない。
ハンドル裏のサテライトスイッチ
ナビと連動もするそうで、ボリューム調節や電話の着信出るとかできるそうです。
独特過ぎる操作系ですが、ブラインドタッチで操作できるように工夫しているようです。
スライドドアと観音開きのリアゲート
リアはスライドドア、電動式ではなく、重いです。
さらにはリアハッチは観音開き。
輸入モデルでカングー以外のスライドドアだと、ワーゲンのシャラン、メルセデスベンツのVクラスくらいしか選択肢がないので貴重です。あちらは電動ですね。
リアシート前や上部の空間も広々しています。3席の比率はほぼ3等分されています。
2列目の座席の上部にも収納スペースがあります。飛行機の荷物入れみたいです。
オーバーヘッドコンソールで収納には困らないように工夫しています。
2列めシートのスライドやリクライニングはありません。
サポート性は良いですが、座面が短くやや小ぶりに感じます。
大柄な男性が座ると腿裏辺りのサポートが足りないような気がしなくもない。
中でつながっててそこそこの収納力があります。ゲストの上着や小さめのポシェット的な物などを仕舞えるかな。
運転席と助手席の後ろにあるテーブル、ワーゲンのトゥーランなどにもついているシートバックテーブル。
活用することを想像するだけでテンション上がりそうです。2016年5月時点ではマニュアルのモデルにのみついています。7月のマイナーチェンジで6ATモデルにもつく予定。
謎の床下収納、子供の靴やおもちゃを入れれるくらいの大きさで、フロアカーペットをめくって使うので実用的とは言い難いです。
荷室はフラットで結構広いです。
2列目シートを倒せば約180㎝の奥行、マットやボードを敷けば車中泊も余裕でしょう。
室内幅も余裕があり、天井も高いので寝転がっても圧迫感が少ないかと思います。
おしゃれなキャンピングカー風のベース車両に選ばれる理由がわかります。
マイチェン待ちがベター?
現行ではATモデルの方が装備の充実度が低く、マイナーチェンジまで待った方が良いように思います。
個人的には自動ブレーキを着けられればそれがベストですが、今回のモデルライフの中ではそれはないかも。
250万円前後の車として見ると、体積の大きさの割には安いのかな?と思います。
コストカットしている部分も多々見られますが、フランス車としてお洒落なデザインに触れられるのはすごく魅力的です。
興味がある方もない方も、一度見てみると良い車です。
ニッチな中でコアなファンがいる理由が少し垣間見れると、車との付き合い方や価値観も変わるかもしれません。
カタログに燃費は載っていませんが、参考数値として6MT12㎞/L、4ATで10㎞/L前後です。
マイチェン後の6DCTであれば6速マニュアルトランスミッション寄りの数値になるかと思います。
カングーは日本ではルノーの稼ぎ頭、だいたい35%前後はカングーだとのことで、台数入ってきてる分、値引きも多少は期待できます。
AT7割、MT3割とマニュアルの比率がやや高め(日本では一般的に9割強はAT)です。
値引きと納期
ルノーカングーの値引きについてはMT、ATともに10~20万円前後、納期は標準的に1か月~だそうです。
マイナーチェンジ前後で1.6リッターATモデルの在庫処分などあれば30万円前後は値引きになりそうです。
高速での巡行性能や装備に納得できて、値引きの条件が良ければマイナー前のモデルでもアリです。
マイナー後の6速エフィシエント デュアル クラッチモデルのデキが気になるなら待ちでしょう。そちらはイージードライブで、かつ燃費向上も期待できます。
その他の参考に
【スクープ】カングー2016年7月のマイナーチェンジ情報
などもチェックしてくださいね。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。
ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
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そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
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オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
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