なぜ今2.5L?Mazda3マイナーチェンジの衝撃!MT設定追加とディーゼル廃盤から見るマツダの思惑

ディーゼルの穴を埋める排気量?

マツダの基幹コンパクトモデルである「Mazda3」が待望のマイナーチェンジを実施し、自動車ファンの間で大きな話題を呼んでいます。


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今回の改良では、パワートレインラインアップに極めてドラスティックな見直しが入りました。

北米市場等で先行導入されていた2.5リッター直列4気筒自然吸気ガソリンエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」(新型CX5にも搭載)が国内モデルに追加設定され、さらにその大排気量NAエンジンに6速マニュアルトランスミッション(6MT)が組み合わされたのです。

マニュアル車の設定がHotなMazda3

その一方で、これまで長年マツダの省燃費・高トルクを支え続けてきた1.8リッタークリーンディーゼルエンジン「e-SKYACTIV D 1.8」が廃盤(ラインアップから消えるカタログ落ち)となることが決定しました。

あえて排気量をアップさせた2.5L NAエンジンを投入し、なおかつ自らギアを操る楽しさを提供するMTを残したマツダ。そして一時代を築いたディーゼルモデルの廃盤。CX5で起こっていることの後追いですが、車格の割に2.5Lと排気量を上げて、トルク特性など且つてのディーゼルをフォローする狙いもありそうです。

今回のマイナーチェンジが意味するマツダの意図、各仕様のポテンシャル、そしてクルマ好きや購入検討層がどのような視点でこの変更を受け止めているのかを徹底的に紐解いていきます。

あえて排気量アップ!「2.5L NAエンジン+6MT」投入の驚きと必然性

今回の一番のトピックと言えば、間違いなく2.5リッター自然吸気ガソリンエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」の追加、そしてそこに6速MTが組み合わされたことでしょう。

現代の自動車業界では、過給機(ターボ)を装着して排気量を小さくするダウンサイジングターボや、ハイブリッド化による電動化が主流となっています。

そんな中で2.0Lクラスのコンパクトハッチバック/セダンに「2.5Lの自然吸気」を搭載するというのは、一見すると時代の流れに逆行しているかのようにも思えます。

マツダ3は人気のハッチバック

しかし、この2.5L NAエンジンのフィーリングを知る人ほど、今回の設定には大きな納得感を示しています。ターボのような唐突なトルクの立ち上がりではなく、アクセル開度にどこまでも線形(リニア)に同調する回転上昇と、大排気量ならではの低中速域からの豊かなゆとり。回転数を上げていったときの伸びやかなサウンドと爽快感は、大排気量NAエンジンでしか味わえない贅沢です。

さらに驚くべきは、この2.5Lエンジンに6速MTを組み合わせてきた点です。

日常の街乗りからワインディングロードまで、潤沢なエンジントルクを自分の手足のようにMTでコントロールして走る楽しさは、まさに「走る歓び」を掲げるマツダならではの真骨頂と言えます。

「この時代に2.5L NAをマニュアルで操作できる新車が買えるなんて夢のようだ」と、走りを愛するドライバーたちからは感嘆と絶賛の声が相次いでいます。効率や数値スペックだけでは測れない、「人間が運転して気持ち良いと感じる感覚」を何よりも大切にするマツダの情熱が、このパワーユニットの選定に色濃く表れています。

1.8Lディーゼル「SKYACTIV D」廃盤が与えた悲喜こもごもの波紋

2.5L NA+MTの追加という歓喜の一方で、多くのマツダファンや長距離ドライブを愛するオーナーたちに大きなショックを与えたのが、1.8Lクリーンディーゼルエンジン「e-SKYACTIV D 1.8」の廃盤です。

マツダのクリーンディーゼルといえば、圧倒的な低回転トルクによる力強い走りと、軽油燃料による優れた経済性を両立した、ブランドを象徴する看板パワーユニットでした。高速道路を長距離移動する際のアシスト感や燃費性能には定評があり、Mazda3のロングドライブ適性を支えてきた立役者でもあります。

それだけに、今回のディーゼル廃盤に対しては「あの圧倒的な航続距離と力強いトルク感が失われるのはあまりにも惜しい」「マツダ=ディーゼルというイメージがあっただけに寂しさを隠せない」といった、別れを惜しむ声が非常に多く聞かれます。長年ディーゼルエンジンを愛用してきた既存オーナーにとっては、次の乗り換え候補をどうすべきか頭を悩ませるポイントとなっているようです。

その一方で、世界的に厳しさを増す排出ガス規制への適合コストや、欧州をはじめとする電動化シフトの波を考慮すれば、コンパクトなアプライド(Mazda3クラス)においてディーゼルを維持し続けることの難しさを理解する見解も少なくありません。

「メーカーとして今後の環境規制や電動化投資へリソースを集中させるためには避けられない決断だったのだろう」と、マツダの苦渋の決断を冷酷な市場戦略として受け止める冷静な視点も存在しています。

いずれにせよ、このディーゼル廃盤はMazda3の歴史における大きな転換点となったことは間違いありません。

Mazda3ファストバックの価格

Mazda3ハッチバックの価格は以下の通り。

エントリーモデルでは236.5万円~のクルマです。

注目は305.8万円の2.5Lマイハイのミッション車です。

パワーユニットグレード駆動方式トランスミッション車両本体価格(税込)
1.5L ガソリン
(e-SKYACTIV G 1.5)
15CFF6速AT2,365,000円
15SFF6速AT2,530,000円
2.5L マイルドハイブリッド
(e-SKYACTIV G 2.5)
25SFF6速MT3,058,000円
FF6速AT3,058,000円
4WD6速AT3,294,500円
25LFF6速MT3,267,000円
FF6速AT3,190,000円
4WD6速AT3,426,500円
2.0L マイルドハイブリッド
(e-SKYACTIV X)
Xツーリング4WD6速MT4,070,000円
4WD6速AT4,070,000円

25Sはスタンダード、25Lはレザー付きの若干のLuxury(ラグジュアリー)仕様で価格上昇します。

300万円台で2500㏄のマニュアルを駆れる、そこにマツダの面白いポイントがありますね。

排気量は正義、トルクフルなユニットはマニュアルとの相性もいいし、MT入門に良いのかも??

グローバル化の中でもの生き残り、MTでのグレード選びに認定中古車狙い??などなど…詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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