トヨタ`あの´車好きモリゾー豊田社長交代へ・歴代最難関ミッションに挑んだ?功績と負の遺産・名言を振り返る

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大きな功績

クラウンやカローラといった衰退していたブランドネームを復活、ただ、それはSUV化、クロスオーバーとすることで賛否を生む変化でもありました。

特にカローラクロスは大ヒット、ロングセラーのブランドネームが盛り返して来たのはすごいし、カローラクロス頼みだとしても販売台数・人気車と言う数値での実績を作った。

供給が追い付いていないので受注停止中ですけども(2023年初旬時点)

CROWNクロスオーバーは、もっと賛否両論(笑) 人気はあるような、ないような、話題作りは成功でしょう。

クラウンの今後の開発は、EV優先するかとの課題とで先行きは不透明な部分もあります。

モータースポーツも好き

車好き、スポーツカー好きの豊田社長。

豊田章男社長(右)と佐藤恒治執行役員

自身もラリーカーを駆るようなお方で、GRカローラやGRヤリスというハイパフォーマンスモデルも世に出しています。

なりふり構わず進める中で生み出したシナジーが、86やスープラといったスポーツカーを共同開発という体で復活。

スバルの水平対向エンジン、BMWの直4、直6ターボという社外のスポーツエンジンを活用してスポーツカーを復活に導く、それはもはやトヨタ車じゃない!って批判が出たとしても、人気車種となっています。 

ちなみにGR86はスバルBRZと兄弟車、スープラはBMW Z4と兄弟車と言う関係です。

直近ではパンダカラー(白黒)のAE86をEVや水素エンジンでリバイバルする等、クルマ好きのヤラカシが過ぎます(笑)

イニシャルDに登場する藤原豆腐店のイメージに乗っかるとか、最高です。

AE86 レビン・トレノ オートサロンで発表

売れ筋のSUVラインを強化し、クルマ好きを惹き付ける車もだす、バランスの良さをブキに、販売台数で3年連続世界首位が確実になったほか、コロナ禍の最悪期を脱して22年3月期に過去最高の営業利益を記録するなど、数字でも結果を出しています。

よろしくない実績

13年の豊田社長の足跡、中長期的な中で、EVシフトに出遅れたのがあります。

遅れが指摘される電気自動車(EV)戦略の立て直しは急務と言われ、火消しのように21年末、EVを30年には30車種そろえ、世界で年350万台販売する戦略を発表したのは記憶に新しい。

2010年代半ばワーゲンのディーゼル不正に端を発し、EUが主導でEV化が無理やり推し進められている流れとなりました。

トヨタとしては、急速にEV化せず、トヨタお得意のハイブリッドやPHEV、水素燃料車を主軸に緩やかな移行が現実的だと判断していたものの、世の流れ・ステークホルダーの突き上げや輸入ブランド・EVメーカーの急速な台頭などに悩まさられることになっています。

自動車産業は「100年に一度」とも言われる大変革期と言われており、トヨタの今後のミッションは、トヨタをモビリティ・カンパニーにフルモデルチェンジする事であるとも言い、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)を中心とするトレンドになんとかついていくってところ。

試行錯誤段階であり、なにをもってCASEのゴールとなるのかは難しい所でしょう。

多方面でトヨタ自動車として参画しているウーブンシティ(スマートシティ)については、静岡県裾野市は2022年10月11日、トヨタ自動車が建設中のウーブン・シティと連携したまちづくりを進める「次世代型近未来都市構想」の廃止を発表するなど雲行きも怪しい。

ただし、裾野市との連携は薄れるもののスマートシティ自体の建設は進んでいて、2025年を目処にインフラを整えて一般の居住が開始する予定ではあるようです。
出典:デジタルの街構想終了 裾野市、実験多く実用化進まず https://www.tokyo-np.co.jp/article/201026

課題を残している部分もあります。

納期は負の遺産か

トヨタ車の納期が長い。

人気があるからとも言えますが、生産台数に対して日本向けの割当が少ないケース、共通する部品で納期の足を引っ張り合う車種を超えた連鎖などで、半年~1年待ちの車種・グレード、選んだら待つオプションなどで混乱を極めています。

2023年3月末までに920万台を予定していても、当初予定からは50万台減産、日本での納期への影響が大きいようで、納期遅れの連絡を何度も受けたり、オーダーカット(メーカー都合キャンセル)をトヨタ史上初でカマすなどもあって、納期遅れの慢性かは負の遺産となりそうです。

ちなみに一部報道では

2023年度、2024年3月末までのには1060万台を生産予定。

減産があるとしたら1割程度で950万台まで落ち込むことも想定していると報道にあり、まだまだ油断は出来ません。

出展:2023年01月16日 2023年生産台数 基準値について
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38623719.html

まとめ

納期とEV対応に課題を残しているものの、トヨタ車が人気であることに変わりはないでしょう。

ただ、納期遅れは顧客の納得ではなく、諦めでそうなっているだけ。

トヨタ自動車グループでの労使協議でも話題に出ており、メーカーとしても認識しています。

マーケティング的に新型車をバンバン発表しなくてはならないのでしょうけども、既オーダー客の納車が進まず不満は燻っています。

国内向けへの納車が進むことがもっとも求められているカイゼン(改善)であることも間違いないでしょう。

今後に期待ですね。

納期遅延は当面続くでしょうから、買い換えを検討していたり、点検や車検を迎えるなどでは次期買い替え候補の車両を早めにチェックされるのをオススメします。

善き車選びを!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

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