新型CX60試乗インプレ・シフトショックと硬い乗り心地・Mスポの劣化版って言われちゃうかも
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KPCが悪さ?
あとはKPCが悪さしているとかもあるかも知れないですね。
重量級の車種でGの変化が大きいとか、負荷の高さとのバランスで突っ張っているとか、それがシフトチェンジのタイミングとも合わなくて揺すった感じになるとかもあるのかも?
KPCはサスの突っ張りではなくブレーキによりアンチリフトを引き起こし、姿勢を安定させようとするもの。
シンプルで安価に姿勢制御を試みるとして、ロードスターに採用されていたりします。
むしろロードスターの方がアーム類にピロボール組んだ方が良いような気がするけど、どうなんでしょう。
キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)はシンプルではあるものの、G-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)のほど洗練はされていないのか。
システム的にKPCも新し目のものであるので、完成度はまだまだ、煮詰めが必要なのかも知れません。
とは言っても、ここまで、仮定の話が多いんですよね。硬い足回りの原因を特定するのが難しく、複合的な要因とも思えます。
ぶっちゃけタイヤの空気圧を少し落とすとか、日本の速度域にあわせた柔らかめなタイヤにするとか、ブッシュ類をソフトにするとかバネレートを少し下げるとかでも対処は可能でしょう。BMWでもサスキットを入れると乗り心地が良くなるケースもあるし、BMWの場合はランフラットタイヤ(パンクしても走れるようにサイドウォールが硬くて重い)が純正装着されているので、ノーマルタイヤに脱ランフラするだけでも改善されるのですよね。
トータルバランスとして、このまま硬めの足回りをベースに煮詰めるとかもあるかも。
個人的にはBMWであの硬さで市販されているし、人気を博していることもあるので、マツダのCX60の硬さも許容出来るものだとは思います。
内装やロータリーダイヤルもBMW風?
マツダがBMWをフォローイングしているのはモデル展開やコンセプト、寸法的に寄せていくなど、周知の事実と言えそうなところ。
内装も、系世代前のBMWを追っている感じもある。
ヒューマンマシンインターフェイスと謳う操作系。
ロータリーダイヤルで操作するコマンダーコントロールはまんまBMWの i-driveですよね。
BMWも20年くらい前から採用しているもの。
操作系を集約している感じ、似ています。追随するメーカーも多いですよね。
BMWはもはやロータリーダイヤルは一部の車種ではなくなり始めていて、ステアリングスイッチや音声コントロール、タッチコントロールなど次のステップに行っているかも知れません。
マツダでは半歩遅れくらい?劣化コピーと言われなければいいのですが…
マツダコネクトナビはあまりデキが良くないと評判ですが、コネクト系も他のメーカーに遅れずに取り入れてきています。
AppleカープレイやAndroidオートなどにも対応するなどしていますね。
緊急時の通報的な機能や、カーファインダー、リモートエンジンスタートなどもあり、現代的な水準になっています。
まとめ
走りの完成度、硬さをどこまで許容出来るか、BMWのMスポ並の硬さに辟易しないかどうかがポイントです。
シフトショックやサスの渋さもダイレクト感の演出、味付けと言えるので、じっくりと試乗して検討してみるのが大事、家族や同乗者なども一緒にチェックして、リアシートの物理的な広さと乗り心地両面での快適性についても意見を聞くのがベターかも知れません。
自動車業界、メーカーに置ける納期遅延の慢性化の中で悠長なことを言っていていいのか?となりますが、初期受注は好調だったとは言うものの、マツダCX60の納期は安定しています。
初期ロットを避ける動きもあってか、今後もあまり納期は伸びなそうでもあり、発売は延期され2023年リリースとなった2.5Lガソリンと、内装がタンカラーとなるXD-HYBRID e-SKYACTIV D 3.3 Premium Sports(プレミアムスポーツ)だけ納期が長いようです。
年次改良やマイナーチェンジモデルを待つ、またはCX60派生でロングホイールベースの7人乗りとなるC X80no日本導入を待つのもありかも知れません。
善き車選びを!
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)
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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
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ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
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過去の一発競りでの事例はコチラ
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