BYDの日本進出SUV:ATTO3試乗インプレ②早い安い価格帯の電気自動車で革命起きる?
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弱い回生ブレーキ
アット3の回生ブレーキはちょっと弱め。
2段階に調整できて、強めにすると多少アクセルの戻しに対する回生力の発生、戻しの力や引っかかり感が出るかなってところですが、基本的に弱めで、ナチュラルなセッティングです。
少し速度を上げて、高い速度域からのアクセルオフでは少し強めに回生ブレーキの制動力が立ち上がり、前後に船を漕ぐように揺すられることもあるかもしれません。
それでも、幾多のEVよりもマイルドな設定だし、なんならE-PEDALとかワンペダルとかE-アクセルとか快感ペダルとか謳っているハイブリッドの回生強めモードよりも弱い印象です。
エンブレ相当の減速力を期待していると、そうでもないって肩透かしを食うことになります。
唐突な挙動にならないように、日本の市場向けに、酔わないようにかなりマイルドな設定になっているようです。
セッティングにもう少し極端な味付けがあっても良いと思うのですが、徹底して違和感を排除する仕立てのようです。
普通の方のフットブレーキ、逆に言えばそれなりに出番があるけれども、効きも普通です。
物足りなさはないとは思います。輸入車、特にドイツ車とかのブレーキのかっちり感や初期の食いつきの良さとかペダルタッチの重さとかそういう味付けはなく、普通の日本製国産車って感じです。
部品が日本車っぽい構成?なのかなって。ブレーキパッドのサプライヤーとかどうなんでしょう。ブレーキや回生など、特に不満は出ることは無いかなと思います。
運転支援も一貫してマイルド
運転支援系の制御もめっちゃマイルドです。
ステアリングのスイッチで起動、メーター内に作動状況が表示されます。
ステアリング左側に運転支援系のスイッチ、右がオーディオやナビの操作系と言う配列で、よくある感じです。
ウィンカーは右、ワイパーが左と、日本仕様っぽいですね。
ここ最近のクルマに乗ったことあれば、まあ、使い勝手に問題はないと感じるはずです。
ACC:アダプティブクルーズコントロール・全車速追従クルーズコントロールも備わり、レスポンスも良い上に過敏ではなく、モーター制御のレベルも高そうです。
人数乗っていても出遅れないし、前車との間隔が開いて追いかける時も加速感が一定で急加速とかしない(笑) たまに車種によっては怒涛の加速やエンジンが唸りを上げることもあるので、こういう制御もマイルドだと感じました。
ステアリングアシストのレーントキーピングアシスト的な物も制御は相当マイルドです。
無理やり走行車線の真ん中に引き戻すような制御はなく、すごく弱い力でゆっくりと進路を正そうとします。
多分、機能オンにしても作動しているのか解り難いwww ただ、それくらいナチュラルに進路を正そうとするくらいでアテにならないってわけではなく、意図せず邪魔をしないセッティングなのかなって所です。
個人的にはメルセデスベンツやBMWの新し目の車種ではぐいぐいと力が加わるのを感じる時があるので、そちらよりも違和感はない感じです。
完成度高いのよ
この走りの完成度、現代的な運転支援システムなどを踏まえると、中々の完成度と言えそうです。
サイズ的にはボルボのXC40サイズで、XC40にはピュアEVバージョンがあり、その価格が579万円~となっています。航続距離は500㎞くらい。
運転支援や安全装備に関する機能などはボルボは独自の基準があるので比較は難しいのですが、指標にはなりそうです。
中国製ということを差し引くと、ATTO3はこの額を大幅に下回らなければならないので、200万ダウンの379万円位が目安とかでしょうか。
中国製のクルマにハリアーやNX的なものは日本の価値観として受け入れにくいので、ヴェゼルやカローラクロスユーザーを取り込む辺りで稼がないとってところですよ。
リーフなどと同様、V2H対応など給電機能に対応するなど、日本の規格に準じている部分で助成金・補助金などを受けやすい仕様に仕立てるとかあるようですし、日本ではなじみのあるチャデモでの適合も取れるようです。
ただし、補助金などの予算は底をつくし、年度によって変動も大きいので、不公平感も生みやすい。
BYDは実売価格で価格破壊を起こし、多くのSUV乗りをEVのSUV乗り・アット3乗りにして行かなければいけませんね。
内装についての分析・試乗インプレッションも近日公開予定です。
さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。
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