新型シエンタ2022・純正標準8インチナビの落とし穴?10インチじゃないとコネナビ5年過ぎると課金です

GとZはナビ標準装備

2022年8月23日に発表・発売開始となったフルモデルチェンジ版新型シエンタ(Toyota New Sienta)のナビについて。


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事前情報でもナビの仕様についてはまとめていましたが、確定情報としてコネクテッドナビについて、DA+PLUS(ディスプレイオーディオプラス)についても解説していきます。

画像は10.5インチDA:ディスプレイオーディオプラス

今回のポイントはシエンタの G と Z にはディスプレイオーディオ+コネクテッドナビ(5年無料)が標準というのがあります。

自動車メディアは新型シエンタの登場についてグッドポイントをたくさん取り上げるものの、このナビについては結構怪しい説明が多いのですよね。

8インチナビ標準装備で5年間は通信系ナビが付帯!170系旧型シエンタよりも値上がりしたけどお買い得!みたいなのが多いような……たしかに標準なのですが、実は5年以降が…と言うのが説明不足な感じもあります。

装備としてのデメリット、納期における注意点もあります

この価格帯で8インチは標準(GとZ)

まず、前提としては新型シエンタの車体価格ですが、
新型シエンタガソリン車   1,950,000円~2,560,000円
新型シエンタハイブリッド車  2,380,000円~3,108,000円
上記のようになっています。

そして、グレードが下からX ・ G ・ Z の三段階です。

この中間グレードのGと、上位グレードのZは8インチディスプレオーディオ:コネクテッドナビ対応、が標準で装備されます。

まずガソリンモデルのGとZのの価格帯、それぞれのグレードに5人乗り・7人乗り仕様が設定されています。

FF(2WD)5人2,300,000円
FF(2WD)7人2,340,000円
FF(2WD)5人2,520,000円
FF(2WD)7人2,560,000円
ガソリンの価格表 GとZのみ抜粋

続てハイブリッドモデルのGとZの価格帯、ハイブリッドはFFと4WDが選べて5人・7人乗り仕様が選べるので数が多く見えます(笑)

FF(2WD)5人2,650,000円
4WD5人2,848,000円
FF(2WD)7人2,690,000円
4WD7人2,888,000円
FF(2WD)5人2,870,000円
4WD5人3,068,000円
FF(2WD)7人2,910,000円
4WD7人3,108,000円
ハイブリッドの価格表 GとZを抜粋

使い方によって何人乗りか、乗車定員はチョイスしましょう。

さて、見方によっては、ガソリンのG,230万円で、8インチディスプレオーディオが標準で、コネクテッドナビという通信系ナビが5年間は無料で使える、というのは、ある意味価格破壊でもある。ハイブリッドでは265万でナビ付き!破格ですよって売り出せないことも無いでしょう。

他にオプションも付けないってことは無いし、乗り出し諸費用はかかるだけれども、けっこう安い価格設定ですよね。

旧型シエンタの価格帯のイメージからは20~30万円値上がりした風にも感じないことも無いのですが、安全装備の充実と8インチディスプレオーディオまで付いたとなると、安いのでは‥? と思われる方もいるでしょう。

しかし!この5年は無料には、思わぬ落とし穴が!!

PLUSじゃないと5年経過後は月額880円です

GとZの標準装備は8インチのディスプレイオーディオ・MOP:メーカーオプションで10.5インチナビとなります。

その8インチ、コネクテッドナビ対応で、10.5インチはコネクテッドナビ対応プラス(車載ナビ付き)、となっています。

PLUSには車載ナビ付き

8インチの方は、6年目以降は、880円/月 で通信ナビを使えることになります。

※Tコネクト契約の基本料金(Tコネクトの各種基本機能契約)330円/月もかかります。その他の機能とまとめて実質1210円/月となります。

課金をしないのであれば、スマホを繋いで地図表示なども出来るので、なんやかんやで使えるっちゃ使えます。ただのディスプレイとして使う感じですね。(だからディスプレイオーディオと言うんですが)

この仕組みは、2022年にフルモデルチェンジした90系ノア・ヴォクシーから採用されているもので、新型クラウンクロスオーバー、後の改良後ハリアーや新型プリウスなどにも同様にシステムが流用されています。

新型ノア・ヴォクシーの時の説明書きの方がわかりやすかったような気がしますが、新型シエンタのカタログ、ウェブカタログ、図解がわかりにくいかも??

以下は90系ノア・ヴォクシーのコネナビ説明図。

90系ノア・ヴォクシーのDAプラスの説明:車載ナビの表記

ノア・ヴォクシーのケースでは、10.5のは車載ナビがあって、8インチは通信してディスプレイに表示するだけという説明でした。

新型シエンタの場合のコネクテッドナビ対応の説明だと…

シエンタのカタログ・コネクテッドナビの図解説明

10.5インチのモニターなのに、車載ナビ、というような解りやすい図を差し込まず、分かり難くしてくれているような(笑)

8インチナビの落とし穴のような表記だと思うのは私だけでしょうか?

文字では車載ナビ機能も搭載とある

文字ベースでは車載ナビ機能も搭載、とあるけども、それがなんなのかわかりにくいかも。

そして、※や注意書きでは5年間無料・6年目以降有料、と金額を書いていない状態で今回は6年目以降有料は小さい字で頻繁に登場、やはりカタログ読んだだけの人ではよくわからないまま読み進むか、読み飛ばしそうです。

車載ナビという図解での表現は錯誤を狙ってか削除、または、勘違いを呼ぶからそういく呼称を止めたというところで、きっと、間違いなく、新たな勘違いと誤解を呼びますね… わざとなのかな?? 

※ウェブカタログ更新で表記は変わるので、ご覧になるタイミングによっては修正・変更になっていると思います。ノア・ヴォクシウー90系のカタログも細かな部分ですでに変更になってます。シエンタのカタログも初期カタログもガッツリ生産開始遅れの赤枠や黄色のアテンションもあるので、紙ベースのカタログもいずれ差し替えになります。初期カタログは生産遅れの汚点の残るもので、あまり配りたくないとかあるみたいです。

カタログに残る来年生産開始の文言は歴史に汚点として残るか…

コネクテッドナビ対応の表記だけではわかりにくいし、これはトラブルになりそうですかね。特にシエンタの場合。

新型シエンタのディスプレイオーディオの価格設定って割安なの?旧シエンタ乗り【初代とか】にも受け入れてもらえるかしら?価格と注意点、詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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