シエンタフルモデルチェンジ直前170系ファンベースとグランパーを検証してたら新型シエンタのオプション価格が値上げ?に気付くかも

紆余曲折のシエンタ

2022年8月に発表される予定となっているフルモデルチェンジ版新型シエンタ(Toyota NEW Sienta)は、けっこうモデルライフの中で紆余曲折あったタイプのクルマです。


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初代シエンタは販売終了してから同型モデルが復活するとかね、フリードと切磋琢磨するなどもありますね。

170系シエンタの後期に用意されたグランパー、ファンベースなどのアウトドアイメージが牽引していることも有るようですので、旧シエンタの特別仕様車とフリードプラス対抗グレードを解説していきます。

新型シエンタの次なる特別仕様車への期待、または170系シエンタの中古車を検討する時の参考になればと。

ブログ後半ではかつてのシエンタのオプション装備の価格の分析アリ、新型シエンタ2022ではどのように価格設定なのか、コンフォートパッケージや非採用となったデジタルインナーミラーなども踏まえてお買い得になったのか実質的な値上げなのかなども参考になるかもしれません。

シエンタの歴史

初代シエンタは2003年頃の登場。

多人数乗車(7人乗り)出来るクルマは軒並みヒットを飛ばす謎の時代であり、色んなタイプの7人乗りがラインナップされてて、シエンタはスライドドアを備えることもあり人気に。

初代シエンタ

東南アジアなどの海外でも微妙に人気でした。インドネシアで現地生産を始めちゃうくらいには。

しかし、シエンタはトヨタのミニバン・プチバン共食い戦略の中で、犠牲に。

まさかのパッソテッセに譲る形で廃盤になりました。

パッソテッセ

スライドドアではない、とかシエンタよりも安っぽすぎる、とかとか不評でに不人気でした。

同時期のラインナップにウィッシュもあって、比べるとダメダメ感がひどかったです。シエンタを惜しむ声も出てきたものです。

ウィッシュは当時は人気でした

ストリームをミリ単位でパクったポリシーのない販売戦略の筆頭と言われるToyotaウィッシュは後出しで先行人気車を駆逐して、そして共倒れで絶版になる見本のようなクルマでした。

ウィッシュも海外で販売されていて、販売終了となった時の後釜に、まさかのシエンタを後継車種として設定している国も有るそうな。

その他にもシエンタのライバルとしてはホンダのモビリオ→フリードがあり、当時けっこうフリードに持っていかれた感があり。

ホンダフリードにけっこうやられた

初代シエンタは販売・生産終了から9カ月程度のブランクを経て復活、そしてついでに顔違いの二本立てと言う軽自動車のカスタムグレード的なものを用意する感じで、少し人気を盛り返したものです。

左 氷筍シエンタ・右 シエンタダイス

新型シエンタはこのダイス顔にインスパイア―されつつ欧州車のエッセンスを入れ込んできている感じもあり、感慨深いものです。

2003年の初代から12年の時を経て、2015年にモデルチェンジ。

2代目シエンタへのモデルチェンジ

待望のモデルチェンジということもあって、フリードが霞むくらい人気になりました。

多くのライバルと身内を踏み台にしつつ、定番モデルとなった感じでしょうか。

170系シエンタのマイナーチェンジ

170系シエンタは、2018年9月にマイナーチェンジを行います。

12年モデルチェンジを粘ったクルマが3年でマイチェン、そして追加設定ラインナップに、その後毎年のように特別仕様車をバンバン投入など、力を入れてくるんですよね。

マイナーチェンジのシエンタ170系

ライバルのフリードに対してかなり遅れていた安全装備系の自動ブレーキをなんとか設定、トヨタセーフティセンスと銘打っているものの機能はだいぶ劣る物をなんとか付けた感じです。

2010年代前半から各メーカー自動ブレーキや追従式クルコンが広まって来ていたのに、トヨタは車種が多すぎて対応に苦慮、モデルチェンジまで引っ張るケースも多く、ノア・ヴォクシーも運転支援系が弱い時代が有りました。

後に後付けでアップデートも出来るようになったものの、それでも最低限自動ブレーキを付けただけのレベルで、フリードには格段に劣る物でした。

基本的なハード面での性能で太刀打ちできず、そしてフリード・フリードプラス、フリードクロスターと車中泊やアウトドアイメージに押されているので、2018年というシエンタにしてはだいぶ早いタイミングでのマイチェン、そしてテコ入れとなっています。

ファンベースにグランパーにセーフティエディションでテコ入れしまくり、オプションも割安で戦略的だった?流出している新型シエンタのオプション価格から紐解くと…値上げ?詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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