ハリアー・カローラクロスキャンセルオーダーカット補填・値引きは有り得るのか・申込書と契約書の読み解き方

自己都合キャンセルとメーカー都合

ここ最近の受注・生産状況で混迷を極めている、トヨタ。


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製造販売の体を為していないぞ、と声を荒げる方も増えてきていますかね。

半導体不足、工場の稼働停止、そして転売・輸出転売の横行など転売ヤーの好き勝手にされたり、ユーザーとメーカー/ディーラー・販社・営業さんとメーカーとの信頼関係も崩壊しつつあるようでもあります。

自動車業界史に残る、2022年・令和4年の惨劇として、納期の遅れというのがあり、長期の納車待ちが当たり前になってしまっています。

特に今難局に直面しているのが新型ハリアー・新型カローラクロス の上位グレード、ハイブリッドなどなど。

マイナーチェンジやモデルチェンジ・年次改良による仕様変更やグレード・装備の再編などによる、受注停止期間の長期化なども重なり、購入者の自己都合キャンセル、またはメーカーからの既購入申し込み者へのオーダーキャンセル・オーダーカットなどトラブルも顕在化してきているようで。

キャンセル料・手付金はどうなるのか? 
価格改定(多くの場合は値上げ)や仕様変更による希望グレード・装備の組み合わせの消滅による売買契約の再申し込みなど、メーカー都合の時の対応は? 疑問の声が増えてきているので、ブログで解説していきます。

※納期に関してはディーラーの責任では無いので、営業さんには当たっちゃダメよ、今問題があると問われるべきなのはメーカーの方ですからね。

※追記・更新しています

まず注文書

さて、自動車の売買契約について、早合点しやすいのが注文書です。

注文時点で契約が発生ていると思いがちで、そこで条件が確定したものと錯誤しやすいですかね。

車両のグレード・メーカーでの車両コードだったり、オプションコードの組み合わせなどにボディカラーの注文コードを組み合わせ、車両本体価格を確定したりします。

ここ最近では納期遅延の原因がオプションやナビなどのユニットにあったりするなどで、新型ノア・ヴォクシーでは37J、38C、アルファードなら41Lなどコードによって、あの装備が付いていると言うのが解ったりします(笑) 車両コードで80系、90系と言ったりするのもここら辺の注文書の番号から取っていたりします。

販売店装着オプションなどは別枠で書かれていたり、下取り価格、値引き、ローンのプランに法定費用や販売店の方でかかる納車整備費用や車検取りの費用など諸々あって、その条件で申し込みをする、と言う事になりますね。

ただ、この注文書、裏があるよね。

と言うのも、紙の裏という意味、裏面ね、あって、契約条項などと付されていることも多いでしょう。

裏面の契約条項

裏面と書いて リメンと読むのか、ウラメンなのか、人によりますが どっちも文字変換で出てくるから間違いではないヤツです。

物によっては2枚綴りだったりして裏面では無いかもしれませんが、そこに書いてある契約条項について

まあ、だいたいどこの新車メーカー、中古車販売店でも同じような文言が載っていることが多いでしょう。

ただ、多くの人が全ての文言に目を通していないことも多いですし、トラブルになった際にも注文書見て、契約書見て、と言っても裏面のどこの何を見てどう解釈して良いかわからないと言う方もいらっしゃいますので、ちょっとピックアップ。

実際の自動車売買契約書の注文特約条項

実際のリアルな申し込み書の裏面、細かく読んでいかねばならない大事なことが書いてあるのです。

契約成立はいつなのか?

ちょっと勿体ぶっているように思われるかもしれませんが、契約書をみて、裏面に目を通し、このタイミングまでならキャンセルしてもOKっぽいな~と感じ取れるかどうかで、営業さんに食って掛かるのか、冷静にお話が出来るのかの分かれ目の一つとも言えそうでして。

メーカーごとに独自の雛形はあるとしても、どの自動車売買申し込み書・契約書だとして、その効力の発生時期については絶対に書いてあります。

まず、契約の成立日の定義

契約の成立時期について

専門家によるリーガルチェックを経て、このように契約成立時期を設定している所が殆んどであり、一部販売会社では独自ルールを用意しているケースも有るかもしれませんが、基本はコレ。

契約の成立時期

  • 自動車が登録なされた日 = 車検取って所有者又は使用者欄に購入者の名前が載ったタイミング
  • 改造・架装・修理に入った日 = DOP:ディーラーオプションを装着し始めた日
  • 自動車の引き渡しがなされた日 = ナンバー付ける前にユーザーが持って行った日 (車検なしで納車・ユーザーで車検取りを行うとか、競技専用車両とかレアケース)

これがキホンであって、注文書を書いた日、申し込みをした日が全てが確定した日ではない、と言うことです。

実態としては申し込み書・注文書を書いた時点でメーカーにオーダーが飛び、コンピューターのシステム上でどこの工場でどこの誰のどの車が割り当てられる、というのが決まっていくのが通常ですが、納期遅延だとその前段階で渋滞していてオーダーに至っていない感じの時もあるかもしれないですけども。

納期が長いことによるキャンセルのタイミング、メーカー都合キャンセル・オーダーカットなどの問題点、詳細は以下の次ページ(2ページ目)でチェック!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ