試乗インプレ②新型ルノーアルカナ・走りの変化球を極めたら魔球になる見本?制球も悪くないようだ


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パワーモードとワンペダルとBモード

走行モード切替は3種類。

プリセットはマイセンス(ノーマル相当)で、エコモードとスポーツモードがあります。

走行モード切り替えスイッチはセンターに左から3番目‥?だったはず

パワーモードにすると、強制的にエンジンが常に回ることになります。

アイドリングストップキャンセルな感じで、信号待ちでも発電を続けてバッテリーを充電、走り出しはモーターのみですが、常にエンジンを回しモーターとバッテリーに電気を供給、次のアクセルの踏み増しに備えて臨戦態勢を維持して、エンジンも早めに駆動と繋がってパワフルに走ります。

わりと、ワザとらしいし、アイドリングも気持ち高めをキープするにような感じです。

レスポンスは良く、馬力以上の力を感じさせてくれるように思います。

エコモードはイマイチ

個人的にエコモードはアクセルの踏み込みに対してダルになるのは嫌いじゃないけども、アルカナのはちょっとパス。アクセルが重くなったと感じる味付けで、多分回生ブレーキも強め、アクセルを戻した時の揺り戻しが大きくなり気味です。

それだけならいいのですが、アクセルを深めに踏み込まないと進まない&その深めでアクセルを一定にキープしないくてはいけなくて、重く感じるというか、遠く感じるところでアクセルキープで、運転していてあまり快適ではない。

アダプティブクルーズコントロールとのセットで使ってあまりアクセルを踏まないシチュエーションであれば良いかもしれませんが、あまり使わないそうなモードかと思いました。

エンブレ代わりのBモード

任意のシフトダウンは出来ないタイプのミッションで、パドルシフトとかもありません。

F1由来のテクノロジーと謳うがステアリング周りにパドルシフトはない

エンジンブレーキ:回生ブレーキ:モーターブレーキ的な?を効かせるのはシフトレバーでBモードに引き下げることで機能させられます。

一番下に引くとBに入る

このシフトレバー周り、センターのコンソールより一段高くなっていて、Bモードに引き下げる時に感覚的には下におろす、と言う角度のように感じて、かつ、DからBまでのストロークが気持ち大きく感じで、走行中に入れるのにちょっと不安になる…かも?最初のいっかいだけかもしれませんけども。

シフトレバー脇のレタリング的にはPとRが離れている感じですが、リアルな移動距離のストロ-ク感ではDとBの方が離れて感じる、かも、みたいな。余計なフィーリングの感想かもしれません。

ちなみに、シフトブーツ、白と赤のステッチ入っててオシャレでかわいいですね。

Bモードは減速時に使う感じですが、回生ブレーキを強めに効かせる充電モード的にも使えないことも無い。

アクセルのオフで改正ブレーキが強めに効くので、ある程度運転には慣れが必要で、ラフにアクセルオフをすると、けっこう前につんのめって揺すられます。同乗者は間違いなく不快で酔うので、丁寧なアクセルワークを心掛けましょう。

Bモードであればワンペダルドライブも可能で、けっこうな速度まで減速が可能です。

ちなみに停止保持までは行かず、減速したら時速8㎞/hでクリープすることになるのでフルワンペダルドライブは出来ないタイプで、ブレーキを踏んで最後は停止する必要があります。(最近のイーパワーやライズ・ロッキーのS-PEDALも停止まではいかない同様の設定)

電動パーキングブレーキのスイッチとオートブレーキホールドのボタンはセンターにある

ブレーキ関連の機能では、アルカナには電動パーキングブレーキが備わっていて、停車時のブレーキホールド機能で少し深めに踏み込むと停止保持されることになるので、慣れると便利で快適です。

アダプティブクルーズコントロールでも停止保持は可能ですので、渋滞時でなどでもドライバーの負担はかなり軽くなりますね。

各種操作に対しての作動音も封じ込められていると言うか、そもそもの遮音が良いのか、パワーモード以外は静かで快適な車内空間を作っていると言えそうです。

乗り心地とコーナリング

フランス製のSUVの乗り味ってどうなの?って気になる方も多いかもしれません。

ハッキリ言って快適です(笑)

ドイツ製のコンパクトSUVと比べるとだいぶソフトではあるものの、適度に引き締まった乗り味で、コーナーもそこそこ楽しめます。

タイヤサイズも215/55R18と18インチアルミで径は大きい物のタイヤ幅は広くなく、ゴツゴツしないし、ユサユサもしていない感じです。

BMWのようなSUVなのにスポーティに振ったのとは違う感じで国産車よりの快適性。コーナーや高速安定性の部分は欧州車している、みたいな良いとこどり的な感じです。

ドライブモードでも乗り味は変わりますが、快適性、特に同乗者がいる時の乗り心地に配慮するならエコモードとBモードは多用しない方がよいかな~ってところです。パワーモードもアツイ走りをしたくなると思うので、ノーマルモードが乗り心地の面でもベストでしょう。

強めの回生ブレーキでの揺すられって、ドライバーは自分の右足の加減でどのくらいの反動が来るか予測できるし対処できるけども、同乗者って前後に揺られるのはかなり不快、酔います。さらに、この人運転下手なのかしら…?と、まで思われることにも繋がるので注意しましょう。得意げにドライブモードいじってたら墓穴を掘るかもしれません…

クーペSUVで今までにないハイブリッドシステムを組み込んできたルノーアルカナは変化球とも言えるところを攻めて来てますが、しっかりと燃費・走り・乗り心地とストライクゾーンは外さず完成度も高いです。

試乗インプレ③へと続きます。

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