デュカト(祝2022日本導入)469万円~がキャンピングカー業界並行輸入OEMに革命を起こしそう
ついに正規導入
フィアットデュカト(FIAT_Ducato)デュカートやドゥキャトとか読まれたりしますが、公式にはデュカトになったっぽいですね。
ドゥカティかデュカティかってくらいの違いで、気に留めることも無いのかもしれませんが、正式にデュカト
正規導入です!
5年越しの悲願でしょうか…(´;ω;`)
ついにフィアットが勝負に出たってところです。
早ければ今夏デリバリー開始! となっていますが、広義のデリバリー的には今年の夏に向上を出荷して、船に乗ってやってくるのは秋~冬でしょうか。デモカー的に架装されたもののお披露目は年内になんとか・・てところかもしれません。
キャンピングカーベースの並行輸入車
その、正規導入というのが、キャンピングカーのベース車両として正式導入と言う、もはやコンセプトとしてそっち系。
対個人客と言うよりも、どちらかと言うと架装車両・特装車のベースとして対業者向けにOEM販売する流れです。(個人向けにも売らないことはないらしいけども)
これは、キャンピングカー業界としてはメリットデメリットあったりとかして、いつかのシトロエンカクタスを思い出します。
並行輸入業者がマージン取りにくくなるパターンです。
さらに、フィアットの日本法人としては、日本の現地のコーチビルダーたるキャンピングカー業者には、フィアットとライセンスを結んで正規ディーラーになって欲しいくらいの感じで、やや他力に拡大を狙っていっています。
とは言うものの、日本全国のキャンピングカービルダーから右ハンドルのデュカトを正規輸入して欲しいとの要望ももともと有ったようで、モノさえ仕入れてくれれば改造してすぐ売れる、くらいの下地が有ったそうな。
今までは並行輸入車ということもあって、フィアット系のディーラーでは門前払いも多く、メンテナンスや部品の調達にショップが在庫を抱えておくなどのリスクも結構あったりとかして、個人輸入で消耗品を手に入れるなどパーツ供給のサプライチェーンの不安定さもあったとか。
それがベース車両が正規品になれば、メンテンナンスの品質も担保できるし、ショップそれぞれの抱える消耗品の在庫リスクも軽減できるし、なにより右ハンドルのディーゼルが安定して手に入るしでメリットも多数あるようで、今後の展開がすでに楽しみなレベルです。
日本導入のデュカトのサイズ展開
なんと、フィアットデュカトのサイズは3サイズ展開。

わざわざ、年間数千台の販売のために3サイズも用意していくれるなんて、
フィアット、神 じゃ
用意されるのは通称では M L LX となっているのですが、みんな大好き型式での呼び名もあります。
デュカトのコードとサイズ
- 「L2H2」全長5413mm、全幅2050mm、全高2524mm
- 「L3H2」全長5998mm、全幅2050mm、全高2524mm
- 「L3H3」全長5998mm、全幅2050mm、全高は2764mm
室内高は標準車高・H2の方でも180センチ以上を確保していて、H3の方が2メートルを確保、もはや、普通に大男でもだいたい立てます(笑)車内、というか室内の移動でかがまなくていいレベルの仕上がりが純正で担保されている…かもしれません。内装などをキャンピングカー仕様に仕立てると若干は天井高が下がることもあるかもしれませんのでね。
トヨタハイエースのDXワイドスーパーロングハイルーフが全長5380mm、全幅1880mm、全高2285mm となっているので、それよりか標準ボディで大きいということですね。ちなみにハイエースはボディサイズ的には5ナンバー(4ナンバー)サイズの枠から、5m超えのロングボディまで幅広いラインナップで、価格帯の幅のイメージとしては2,363,500円(税込)〜4,129,000円(税込)となっています。
そして、一応メーカー純正風に簡易カスタムを施したキャンピングカー仕様みたいなのもあります。
国産車ではキャンピングカー仕様のベースとなるのはハイエースや、軽自動車などが比較的多い傾向にあるかもしれません。
そして、そういったライトキャンパー的なクルマに乗っていた方でキャンピングカー沼にハマってしまった方は、次買う時はもっと大きいクルマに…とステップアップする傾向にあるそうで、そこにこのデュカトの出番が待っている!ってところですね。
気になるデュカトの価格ラインナップとエンジン・FF/4WDの有無などについては以下の次ページ(2ページ目)でチェック
その他バイク用品・カー用品の通販や音楽・動画配信サービスをオトクに!