納期遅延、オプション37Jに気を付けろ!新型ノア・ヴォクシー(2022)2月2割減産の影響

減産対象にノア・ヴォクが

2022年1月に販売開始したばかりのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)ですが、2月の2割程度の減産の煽りを受けそうとのこと。


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特にメーカーオプションコード37Jの影響が大きいのではないかと。ノア・ヴォクシー関連最新情報などはブログ後半で解説します。

トヨタに限らず、慢性的な半導体不足、資材不足など取引先各方面での影響もひっくるめて挽回生産が思うように進まない見立てとなってしまっています。

日産でもホンダでも人気車種を中心に納車遅れが続いています。

2021年度の生産計画である900万台と言うのも下回るのが確実となりそうで、トヨタ全体としては痛手です。

発売したばかりの新型ノア/ヴォクシーのほかにも、RAV4やレクサスNX・LS・UXなどが影響を受けるようで、全体的な納期の長期化傾向は続きそうです。

不確定要素も多かった中で、早いディーラーでは2021年9月には新型ノア・ヴォクシー90系の先行予約を開始していたなど、乗り換え検討中と言う方は早めに動かないとねって教訓にもなるかもしれませんね。

コロナ禍での新しい生活様式の中で、クルマの買い方・納車までの期間、中古相場の高騰などルールや価値観を変化させていねばならない時なのかもしれません。

原因と遠因

以前にもブログで解説したことが有りますが、半導体については頻繁に語られる部分としてあって

それだけでなく、ハーネスであったり、部材のアルミなどの影響もあったりと、多岐に渡って調達難が起こっているようです。

半導体についても通信機器搭載車種が増加傾向にある中でトヨタ式の下請けを買い叩くスタイルの弊害と言うか爪痕があり、車向けに生産・販売をするよりも、もっとロット数も多く値段も高値で取引できる電気・家電・先端器具など他業種の工業製品の方へと流れているというのもあります。解り易く言うと車向けの優先順位は下がり、大企業だから、その関連企業だからと上から目線の取引では相手にされなくなったり駆け引きが生じたりという流れです。

その他には直接トヨタの量販車種である 新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy) には影響しないとは思われるものの、北米の港湾労働者だったり、トラックなどの輸送業などの稼働が非常に渋いと言うのもあったりするようです。港湾事業者や運送業者へのコロナ禍での補助が厚いなどでコンテナが動かせないとかあって、物流が止まっているなどがあります。商社関係の方曰く、北米に於いては2022年7月に港湾労働関係の労働協約更新などが控えていて、労働争議:ストライキなど起こり得る状況でもあり、賃上げ、運賃値上げなどのコストが嵩む要素となり、ひいては車両価格も上がるのではないかと…。2023年になったら国産車・輸入車の価格改定(事実上の値上げ)が起こりそうな要因がくすぶっておりますね。

降り返って見ると2021年夏が最悪の時期とも言われており、世界的な行動規制の緩和はある中で過去最悪を更新するようなことはないとは思われますが、それでもここ最近新型ランドクルーザー300系の納期が4年という事が発表になったばかり(;^_^A

転売ターゲットという事もあり、別の問題もはらんでいるものではありますが、2022年に納期遅い車種の象徴たる存在に上り詰めた、ある意味キングオブSUVです。

新型ノアに於いては転売ターゲットとして問題になる事は無いようですが、新型ヴォクシーについては1年以内の転売禁止に該当するケースもあるので要注意。

海外輸出も、国内でプレ値の中古車での再流通も、需要と供給のバランスを崩しかねないので、クルマの転売に加担してはイケません。

ノア・ヴォクシーの37Jとは

新型ノア・ヴォクシーは新世代のハイブリッドであったり、レクサスなど上級モデルで採用する高度運転支援技術:トヨタチームメイトアドバンストドライブ・アドバンストパークなどの先進的安全技術もメーカ―オプションで設定、車外からスマートフォンで駐車操作を可能とする機能なども用意しています。

量販車種でありながら先進的な機能を選べるというのが特徴で、それに伴い電子部品も多く、そういったオプション装着車で納期遅延が加速しています。

一部のトヨタ系列では納期遅れについてそのメーカ―オプションコードを挙げているケースもあり、

それが 37J です

ノア・ヴォクシーの画像は80系のままですが、内容は2022年の90系のモノです。

納期情報については最新情報を反映しているのですが、ブログをご覧のタイミングや、お問い合わせのタイミングなどによって納期が前後していることもあると思いますので、最寄りのディ―ラーなどで確認ください。

基本的にはヴォクシーの方が長めなのが基本なんですが、37Jが付くことでノアでも納期遅れは起こっているケースもあります。

特にハイブリッド車での納期遅延が顕著です。

37Jのメーカ―オプションの中身としては

・ブラインドスポットモニター[BSM]

・安心降車アシスト

・フロントクロストラフィックアラート[FCTA]

・レーンチェンジアシスト[LCA]

・アドバンスドドライブ(渋滞時支援)

・パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)[PKSB]

・パノラミックビューモニター[PVM]

・リヤクロストラフィックアラート[RCTA]

・トヨタチームメイト・アドバンスドパーク

・パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)[PKSB]

価格としては134,200円のBSM:ブラインドスポットモニター+SEA:safe exit assist安心降車アシストだったり、その他のメーカ―オプションとのセットだったりします。

ADの遅れ・一部機能は2022年4月まで使えないケースも

AD:アドバンストドライブの運転支援については、販売開始前に不具合が見つかり改修中らしく、納期遅れに拍車をかけたとも言われています。

この装備を選んだ方で、早期予約された方では一部機能が制限されたまま納車されるケースもあるようです。バグの修正やソフトウェアの修正など不具合を事前に潰さずに発売開始を迎えてしまっているのもあり、カタログのすごく小さい文字で2022年4月のソフトウェアアップデートまでは使用できないと言うのもある。

今回のカタログ、小さい文字での補足多すぎ(笑) 

不具合のまま発売開始と突っ走っているし、ナビ(2022年モデルでは8インチ標準DA:ディスプレイオーディオ)も実は賞味期限…じゃなかった使用期限付きのもので継続使用には月額の課金が必要だったりするケースもあります。事前の説明が怪しいケースもあるようで、5年目の車検でナビ使用不能で聞いてないよーってことにもなりそう。

先進的な装備があって、量販車種たる新型ノア・ヴォクシーで採用が始まったのは歓迎するところです。

しかし、納期であったり、ソフトウェアアップデートまで機能が殺されてて使えないとか、見切り発車的な部分も散見されます。

新しいシステムの導入時は機能面、販売面でトラブルが付きものではありますが、今後販売台数を重ねていくとコナレてくることでしょう。

展示車のチェックや、機能など比較して吟味しつつ、善き車選びを!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

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ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

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