【転売禁止?】新型ノア・ヴォクシー/リセールと残価と転売リスク

また、1年内の転売はリスクがあるかもというハナシ

以前の新型ランドクーザ―(Landcruiser)300系でも話題になっていた1年内の転売禁止についての話題。


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過去にはブログで詳細に解説をしていまして、反響もありました。

海外への輸出を前提に購入をするブローカーやバイヤーがいて、かつ中東などの紛争危険地域への輸出などへのトヨタの社会的責任も絡んでおり、誓約書を書かせるまでの事態になったものの、国内で転売という事案は起こっていたりします。

Toyotaとしても看過できる問題ではなく、国内の相場を荒らされるし価値をトヨタのコンロトールから離れたところで操作されるのはメーカーとして望むところではないし、基本的にはトヨタだって転売ヤーとは関わりたくない物でしょう。

トヨタのスタンスとしては、1年内の売却・転売、についてを特に問題視しており、その対象となる車種はいくつかあって。

その筆頭がランドクルーザー300系であり、誓約書必須での販売となっています。

アルファードも転売されたくない車種ではあるものの、関税などの関係で1年以上経過・5年迄の車両がとある国にガンガン流れていて目の上のたんこぶ状態でしょうか。

アルファードの転売スキームはブログでも紹介しています。

その他の車種については、これまた地域や販社によって取り扱いの範囲は違うものがあり、誓約書を書いたよと言う人もいれば、書いてないで買ったよって人もいると言う状態になっていて

気になるその他の車種としては…

ランクルプラド・ハリアー・アルファード・ハイエース、そして・・・ヴォクシー …!っツ

あら、ヴォクシーも入っている? ってところで、今回の本題、転売禁止…ではないけど…しばらくトヨタとお付き合い出来なくなるかもよ?という所を解説していきます。

転売が問題になるワケ

基本的に ランクル300系・ランクルプラド・ハリアー・アルファード・ハイエース 等々は輸出でも国内再流通でも高値で売れることで(時には新車価格よりも高く売れる)、転売による営利目的に使われがちです。

いわゆる上記の車種はリセールバリューが高い車種として国内外問わず人気があり、世界各地に需要もあるでの、ディーラーでの下取りも高いし、一括査定買い取りサイトなどでも高値で買い取りしてもらえるなど、車両の価値を高く維持しているものです。

それが海外の危険地域に流れる事や、名義貸しで反社会的勢力に渡るなどのトラブルの温床とも言われております。

ゆえに、過去に利益目的にて購入したと思わしき人は販売後追跡調査し、トヨタ社内のブラックリストにすぐに転売をされた方の記録は残ることになります。

具体的には車検証・車体の記録を追うような登録事項等証明書保存記録の調査などをトヨタ・又は地域の販社で行ったりしています。

所有者はどのように変わっていっているかの履歴は調査可能

トラブルの可能性もあり、また、トヨタとしては需要と供給を転売ヤーに狂わされることも嫌い、転売を問題視し、ブラックリストを定期的に各ディーラーなどに通知して、販売しないよう注意喚起をしております。

月に数回は全ディーラーに販売に当たっての注意のような物で、名前などのリストを個人情報をメールで送るなどしています。ただ、そこそこのボリュームのモノなので、実際の現場で周知されているかは微妙。頻繁に来すぎる本社からのメールでは新型関連の情報やE-ラーニング等研修系で義務的な物を優先して人の名前の羅列はそこまで目を通さないことも多いでしょう。転売の対象となるクルマの購入希望者が居ればちょっと調べたりする感じですかね。

県を跨いだり違う資本の系列に訪れるなどした人など、中には契約後にトヨタ自動車へ照会をかけ、契約解除された方もいるようです。

その中に、新型ヴォクシーも含まれ、おそらく誓約書は欠かされないものの、短期転売をすることで悪しき履歴が残ることになるので注意しましょう。

そして、補足ですが…ヴォクシーだけでノアは?と読んでて思った方もいるかもしれませんが、どうやらヴォクシーだけ、ノアはそうでもないらしいです。ヴォクシーの方が海外で売られていることもあるのか、相場的に高いからか、人気を反映してか今のバックオーダーの溜まり具合を反映してか、色々な要素が複合的に絡んでいるのかもしれませんが、ヴォクシーが短期売却NGのリストに入っているようです。

1年以内の転売するとどうなるか

基本的に誓約書とか無しで普通に買えるので、タイミングよく即納車出来て、今売ればプレ値でプラスになる、と言ったケースで、すぐに業者やブローカーに転売した場合、トヨタにはすぐにバレて、今後トヨタ車を買えなくなります。1年内だとダメってだけですので、1年点検後までは待ちましょう。特に半年以内とか3カ月以内とかだと確信犯と思われるので、アウトでしょう。

それくらい特に問題ない、と強気でいる方もいるかもしれませんが、国内最大手のメーカーで世界的にも最強の部類に入るメーカーのクルマを今後買えなくなると結構しんどいかもしれません。

ミニバンならステップワゴンやセレナだってあるし、とか思っていても、それらの車種がモデルチェンジで変なカッコになって避けようにも新車やディーラー系列の中古車屋ではトヨタ車から選べないことになり、人生における不利益を被ることになるかも。

もし、1年以内に手放すのならディーラーに最初に相談するのが筋です。事情があって、と言うのであればまず相談してディーラーでの買い取りを検討し、もっと高値で売れるところがあるとある程度の了承を得て他で査定・売却と行くのが良いかも。ただ、何かしらの金銭的・家庭的事情で営業さんの情に訴えかけて売却したのに、数カ月と経たない内にまた同じような転売に有利な車種を買おうとするとNGでブロックが掛かる可能性が高いなどあるようなので、その辺は慎重に行動されることをオススメします。

ヴォクシーのリセールバリュー

まだ発売してもいない車種のリセールバリュー(再販価値=買取額目安)は分かるのか?

それは発売前に残価率が付くのと同じようにある程度の数値は出ているようで、そういった面も含めての転売禁止令が出ると言うのもあるのかもしれません。

非公式なリーク情報的な物でいくと、2022年1月13日発売開始として、先行生産分は2021年12月、ディーラーに届くのが1月中旬で、早期予約などで店舗1号納車となると、1月末~2月上旬に納車と言うパターンがあるかもしれません。

そのタイミングで新型ヴォクシー(NEW VOXY)のS-Zハイブリッド:アティチュードブラックマイカ(カラーはブラック系が人気)のBSM(ブランドスポットモニター)付き・AD(アドバンストドライブ)付きのようないわゆるメーカーオプション満載車両が納車されれば、

おそらく新車価格を超えて売れるようで、ネットに掲載される価格としては600万前後では?とのこと。2月中とかにオートオークションに流せば相当高値で取引されるものと思われます。

プレミア価格、プレ値が付く理由としては、やはり人気の高さと話題性、そして慢性化している納期の遅延などがあります。

早いところでは2021年9月から先行予約が始まっており(地域や販社によります)

12月8日の表向きな正式発表とティザーサイト公開・予約開始時点では既に人気のヴォクシーS-Zでは半年待ちと言われ(2022年のゴールデンウィーク間に合わないとか)

情報小出しにしたり販社による予約対応・割り当て台数の違いなどあり、来年の販売開始を待って公式の画像見て実車内装外観見て試乗してしばらく考えて…となると、車種グレードにより半年から1年近く待つ可能性すらある。最新の納期情報はこのブログを見ているタイミングにもよりますが、納車までの目安としてチェックしておいて欲しいですね。

早く欲しい、と言うニーズもあり、そこで妥協して納期の早いノアに行く人もいれば、実物見たらやっぱりヴォクシーの上位グレードがいいってなることもある。

少しエクストラコスト出してでも早く乗り出したい、というニーズも短期的に起こり得るので、プレ値が有り得るってところです。

高値転売…転売ヤーを潤すことになるのでスルーしましょう。

1~2年乗ったリセール

リアルに早期乗り換えをしまくっている方もいらっしゃって、短期のリセールヴァリューを気にされる方もいます。

おおよそ1年程度での残存価値は、人気のあるグレード、カラーに依存しますが、新型ヴォクシー(New Voxy)では70~80パーセント程度と予測されます。

今後もし海外でも販売されて法規や関税、現地での販売価格などマッチすれば8割を超えることもあるかもしれません。

そうなってくると更なる新車人気を呼び、更なる納期遅延、そしてプレ値(笑)の驚異の悪循環(好循環?)に陥り場合によっては高騰する循環に入るかもしれません。同型での乗り換えとかだと発注・売却のタイミングは難しいかもしれませんが、理論上はマイナーチェンジまで2回くらい乗り換え出来そう。

※将来の車両価値を保証するものではありません。時期や情勢・コロナ禍の影響などでも相場は変動するので参考程度にして頂き自己責任で買い換え等検討してください。販売店にも1~2年程度での短期の買い替えを検討している旨オープンにした方が良いかも知れません。

2~3年でのリセール

2年以内は先述の通りかなり高いパーセントを示すことがありますが、3年目の車検が近づくと下がり幅が大きくなるとされています。

ちなみに新型ノア・ヴォクシーの残価設定に於いては、3年後に50~55%の残価率・5年後に35~42%前後の残価率がトヨタ(Toyota)としての残価設定ローンの目安。(販社や地域により違い・実際の運用的には多少の幅はある)

2~3年では60~70%程度、トヨタの標準的な残価設定の率よりか高いケースもヴォクシーを中心に起こり得ます。

ノアの標準顔、ノアのS-Zグレードなどのエアロ顔でもどうやらすでにリセールバリューが良く無さそうな兆候があり、損をしない車種・グレード選びであればヴォクシー一択かも。

ノアを選んでしまうとリセールバリューが悪く、良くて残価設定の%程度、3年程度で半値以下とあまり芳しくないかもしれません。

プラットフォームもエンジンも同じでも、機能もほとんど変わらないとしてもノアとヴォクシーとの間には再販価格では天地ほどの差があると言えそうです。(大袈裟か)

次の車両への乗り換えなども踏まえて価値が下がりにくい車種の方がオススメです。

2021年12月時点の納期目安

フルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)の残価設定について解説した記事内でも触れているのですが、12月時点の納期でも、

新型ノアガソリン・ハイブリッド共にグレード関係なく3月上旬~
新型ヴォクシーガソリンS-Z 5月中旬~
ハイブリッドS-Z 5月下旬~

などの目安であり、人気の高さが納期の長さに比例していて、ほぼそのままプレミアム価格での転売・再販価格にも影響します。

皮肉なことに転売に有利なグレードなどがリセールバリューが高いという事になり、そして新車で買おうとすると納期が激烈に掛かることもあり、落ち着いたころに契約して納車した時には価値は少し下がっていて、普通に売ろうとしたらそこまで高く売れない…と間の悪いケースもあったり(;^_^A

なので、採算にわたり早期の予約をオススメしているので、購入検討中の方は早めに動かれると良いでしょう。

先行予約・早期予約をされる場合には外観・内装・装備などのチェックも事前にされることをオススメです。

見積書やオプションについては、今回のフルモデルチェンジでかなり複雑になっているので何度もチェックされた方が良いかも

最新情報をキャッチアップしつつ、もろもろ参考になれば幸いです。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ナビクル車査定

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!

一発入札&競りオークションの事例はコチラ