【悲報】2022ホンダ生産販売終了相次ぐ・SUVやワゴンまで…
ホンダの日本における販売車両・ラインナップの大規模改変が、まさかこんな車種にまで…
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
相次ぐ生産終了、販売終了について最新情報をまとめていきます。
2022年3車種の国内販売終了
その昔の旧型が一世を風靡したSUV、CR―Vと5ナンバーワゴンのシャトル、ハイブリッド専用車(HV)インサイトの3車種の国内生産と販売を2022年に終了することが確定。

CR-Vについては2度目の打ち切り、インサイトは3度目の打ち切り、シャトルは名前変更して独立した車種となったものの打ち切り、と残念な結果になりますね。
しかし、1年先の情報がなぜ2021年年末にリリースされるのか?
以前はオデッセイの販売・生産終了の案内がホンダ公式のリリースより先に販売の現場でリーク・拡散され、私も2021年2月にはスクープ記事としてリリースしています。早い人では2020年12月頃に情報を得ていた人もいるなどしていたようです。
オデッセイの公式の販売終了アナウンスは2021年6月、その時のプレスリリースでは2021年4月に販社に情報回したとのことですが、実際はもっと早く出回っていたってことがありました。
S660の生産終了を先に情報公開するなど、評価の高い車種であったり、販売不振である車種であるなどで順番を操作とか、ちょっと姑息な一面もあります。
NSXも同様にリリースし、ファイナルエディションを用意している感じです。
オデッセイの販売終了のスケジュールは間違いなかったものの、ステップワゴンは2021年中のモデルチェンジのタイミングを逸し、年をまたぐことに。
トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)に情報公開で数日先を越されるなど後手後手になっているのもあって、
上記のように錯綜していた情報公開の流れを、情報量も多かったりするので整理して、今回は比較的早めにプレスリリースして最新情報を提供しているのかな?ってことですね。
販売終了する3車種の特徴
復活のCR-V
CRVは2016年に北米デビュー、2018年に日本再デビュー、トヨタのRAV4(ラブフォー)の人気を横目に日本再導入を果たします。

初代はバカ売れ、モデルチェンジの度に人気を下げていき、3~4代目で北米志向が強く出過ぎてデカすぎて不評に。
ラブフォーと同様販売不振で日本では売らなくなったものの、SUV人気に乗っかって2018年に日本復活したのです。
しかし、ハイブリッドや7人乗りを用意するなどアピールする所はあったものの、日本向けのローカライズが微妙、小さいサイズのナビしかなく、システムが謎過ぎてナビ交換もままならず、結果的に販売不振に。
日本向けのイメージ戦略で成功したラブフォーとは対照的に壊滅、と言うか自滅した感じです。
シャトル・ザ・5ナンバーワゴン
シャトルは実質的には3代目にあたり、フィット派生のワゴンです。5ナンバーワゴンで1550㎜の全高で機械式駐車場に入る使い勝手のいいクルマとして爆発的な人気はありませんが、定評のある車種ではあります。

シャトルを生産終了するのは悪手では?と思わなくもないんですけど、とりあえず一度モデル消滅って感じですかね。
購入を希望していた方が当時聞いた情報としては、2022年のモデルチェンジを案内されていました。ただ、ステップワゴンがモデルチェンジをしないとリリース出来ないというスケジュール上の問題があったり、販売不振のフィットのフェイスリフト・マイナーチェンジが先ではないか、と宙ぶらりんな状態でした。
今回のニュースリリースの言葉のアヤではないですが、シャトルが販売終了しても、フィットワゴン・フィットシャトルのような形でフィットの車名に吸収されて継続販売がされる、という事も有り得るのではないかと思います。
もともとフィットシャトルにネーミングを変更してのモデルチェンジを計画していたとのことなので、2023年に復活の可能性もあります。
インサイト・ブレ過ぎハイブリッド専売車
ハイブリッド専用車で売り出していたインサイトは、3代目の現行になってからサイズも打ち出し方も迷走の極みと言った所。セダン不遇の時代にアコードとシビックとインサイトにレジェンドとやっちまっていたので、消えて当然ですかね。

例えば欧州製のセダンは日本でも手堅く売れるけど、それはブランドイメージと言う後ろ盾があってのもの。北米では人気でホンダ・アキュラでそれなりの燃費性能と走りの良さを打ち出してもホンダのブランドではセダンは売れなかったという事です。
多くの人が思う所として、5ナンバーのハイブリッドハッチバックで2代目の路線を踏襲していたら良かったのに、と言うのもあったかもしれません。
今後の新型車計画
ホンダとしてはラインナップの再編に取り掛かっている真っ最中。
売り方で失敗しているモデルも多いし、情報のリリースなども迷走し続けている感じもあります。
新型車でスマッシュヒットと言えるのが、新型ヴェゼル(2021年)くらい。
定番人気車種になったのはホンダは軽自動車メーカーになったとまで言わしめるN-BOX、地道にモデル末期に評価を上げてきたフリードくらいの物でしょうか。
CR-Vがラインナップから脱落するとなると、人気のカテゴリーであるSUVが手薄になってしまいます。
ミニバンなんかはステップワゴンとオデッセイの販売終了で新型ステップワゴン出るまで数カ月間ラインナップにフリードとNBOXしかいなくなると言う暴挙にまで出るわけですしね…
新型コンパクトSUVが登場するなどしないと、トヨタSUV帝国には太刀打ちできなくなってしまう事でしょう。
トヨタはサイズも価格も工夫をしてなんとかしてヴェゼルを追い落とそうとしているし
ホンダらしく面白い車種のラインナップの復活に期待したいところです。
さてさて、2025年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっているでしょうか?。
新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れず!
タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメ(笑)
良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きで上司決済取ります!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!
買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉を進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。
販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。
愛車無料査定も『カーセンサーNet』
逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、一括査定で来てくれた買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。
納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。
一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。
メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず一括査定で来てもらう時には複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。
「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ。
買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定の詰め作業・最終確認が始まります。
そこで
「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。
過去の一発競りでの事例はコチラ
この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。
そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。
このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。
その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)
ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

ぜひネット一括査定を利用して最高額で愛車を売却、次のクルマとの快適なカーライフを!
一発入札&競りオークションの事例はコチラ
シャトルは、東南アジアでは既にe:HEV仕様も設定しているシティハッチバックに後継させる気がします。もともとシャトルは日本専売だったので、シティに移行させた方がメーカーとしては得だと思います。
インサイトは、シビックのe:HEV仕様の位置づけでアメリカ、日本で売っていた車ですが、新型シビックのe:HEV仕様が間もなく発売されるので、それに置き換わるのでしょう。
CR-Vは、ホンダのメイン市場のアメリカと中国では、ホンダとしては多分一番売れている車で、シビックとともにホンダを支えている車種ですが、日本では全く売れてなかったですね。まさに今日、どこかの記事に、「CR-Vの代わりにシビックSUVを発売する」というのがありました。単にCR-Vを止めるだけなら、販売サイトも怒りそうです。
ところで、中国のオデッセイが、マイナーチェンジで今の日本のオデッセイと同じ外観になるようです。来年にはこれを日本に持ってくるんじゃないでしょうか?
コメントありがとうございます。
そして参考となる貴重な情報もありがとうございます。
シティハッチバック、良いですよね。ハッチバックでなくてセダンのリアを盛り上げたワゴンになるのであれば荷室が長く・広い今のシャトルの受け皿によさそうですね。
インサイトはシビックハイブリッドでカバーできますが、そもそものシビックも販売開始直後の盛り上がりが過ぎると日本ではあまり人気車種って感じでもないのがちょっと惜しいですよね。
CR-Vの代わりにシビックSUVを発売、と言うのも、以前の当ブログのシビックの試乗インプレ において安直だけどカローラクロスに倣いシビッククロス出せば良いのに、なんて事を書いたこともありました。
営業さんとのお話でも話題に出たことはあるものの、想像の範疇を出ないネタ的なものかと思ってました。
流行もあるしSUV型にしてある程度のサイズを確保しておいた方がバッテリーを積むスペースが取れるので後のPHEVやEV化にも有利なのかも知れませんね。
オデッセイに関してはオデッセイとエリシオンが右往左往している感じもありますが、やはりホンダにはトヨタに対抗するようなラインナップの幅を期待したいと思っちゃいます。日本では逆にエリシオン復活をネタにするのか、オデッセイの早期の復活か、楽しみですね。