ノートオーラニスモ試乗インプレ②運転席とそれ以外でだいぶ印象変わるクルマかも

新型 ノートオーラNISMO(ニスモ)の試乗インプレッションの続編


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インプレ①ではオーラニスモの成り立ち、走りのスポーティさとトレードオフ気味にある乗り心地について触れました。

インプレ②では内装などインテリア関連を解説していきます。

レーシーなインテリア

試乗インプレッション①でもざっと紹介しているのですが、外観・内装共に専用装備品が多く、けっこう赤と黒とカーボン模様とで派手めなデコレーションをされています。

専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ (12.3インチカラーディスプレイ)専用シート地 (専用ファブリック / 合皮コンビ・レッドステッチ)・専用レッドカーボン調フィニッシャー〈インストロア〉・専用レッドカーボン調コンソールフィニッシャー・専用合皮アッパーフィニッシャー (レッドステッチ)

カーボン模様もレッド×ブラックっぽい感じで、結構アグレッシブな紋様とも言えそうなんです。赤いカーボン織のドレスアップって、中々ないですよね。

レッドカーボン調フィニッシャー

ダッシュボードのステッチも赤と黒でコーディネイトされていて、かなりアクセントとしては効いています。

しかし、ダッシュボードそのもの自体のハードプラ感がけっこう出てて、助手席側の質感はあまり高くないは標準ノートに準ずるもの。

ノートオーラの方に関してはツイード調のインテリアで上品な感じに仕立て、オーラニスモではスポーティに振りきっている感じですね。

ノートオーラでちょっと華やかに、オーラニスモでカーボンなどでレーシーに仕立てたインテリアと言うのは、派生車種で良く見せるという手法、ノートオーラでようやく及第点であり、ノートが中級でオーラ・ニスモが高級なのではなく、ノートが低級でオーラ・ニスモが中級な感じで、ある種高級に見える錯覚のような売り方がお上手って感じですね。ここら辺は助手席側のインパネ、センターコンソール辺りの触れ得る部分の質感とかで感じ取れる部分でしょう。

ともあれ自分でカスタムするとかでノートオーラNISMOレベルまで振り切った設定のドレスアップは思い付かいだろうし、ここまでやり切るのはメーカー公認カスタムならではです。

アルカンターラ巻ステアリング (レッドセンターマーク、レッドステッチ、ガンメタクローム加飾付)

ゴテゴテし過ぎない程度にドレスアップする絶妙なライン。人によっては少し子供のオモチャっぽいテイストのようにも思えると言うのはあるかもしえれませんが、ニスモチューンドでいい塩梅に着地しているのかな、と個人的には思います。なんなら原寸大のオモチャくらいで少し派手でもそれがスポーツカーの証のようにも思えたりもします。

専用プッシュパワースターター (レッド)・専用ドライブモードセレクター (レッド)

ちょっとカスタムしたシティレーサー的であり、派手さはあるものの存在感あって良いです。

ただ、同乗者、パートナーなどを乗せた時の印象は、オーラのような落ち着いたテイストの方が一般的には好まれるだろうとも想像がつく。例えばすべての席に備わる赤いシートベルトなんかも同乗者からしたらちょっと恥ずかしいと思う事もあるかもしれません。

実際の質感についても運転席でテンション上がっているドライバーと、派手な内装のクルマの助手席に座る人では温度差が結構ありそう(笑)

特にオプションで用意されるレカロシートのバケットシートだと好みが分かれそう。ホールドが良くて姿勢を美しく保ち腰痛になり難いとなっていても、ホールドがタイトで好みじゃないと一蹴される可能性もあるかもしれません。

NOTE AURA NISMO : RECARO × NISMOセミバケットシート

ドライバーが良ければ全てOKであれば、チョイスした方がホールド性も満足度も高いレカロのシート。お値段は約40万円ですが、後からカスタムして換装するよりも良い選択となりそう。

乗り心地、見た目、ドレスアップやカスタムカーへの理解などを踏まえて、検討した方が良いかもしれません。

リアシート周り

運転席周りはメーターとナビで大きめの液晶が備わり、かなりハイテクで、内装なども運転席周りを中心にドレスアップされている印象。価格以上のハイテク感はここらへんにはあります。

それに対して、助手席は若干質感が劣る感じ、具体的にはセンターコンソールの運転席側と助手席側では仕上げが少し違い、よく見ると助手席側の方が質感が少し低めなんです。

パッと見は派手なアクセントに目を奪われますよね

パネル面積のレッドカーボン織目模様でスポーティだし、運転席周りは液晶も多くて華やかですが、よく見て、触ると

さらにリアシート周りは割り切り感があって、運転席>助手席>リアシートと確実に質感や華やかさが削がれてていきます。

シートベルトとシートに走る赤が目を引くが

ドアのアームレストも質素に、素材的には最低限に、リア用のエアコンの吹き出し口もない。元のノートのクラス・レベルを考えると仕方がない物の、新型ノートイーパワーになってから前席・運転席優先の作りで割り切っているのを確認しておきましょう。

アクアやフィットとの比較も面白いと思うので、別記事参照して頂ければと。

新型ノートオーラニスモ(NISMO)に関しては乗り心地の面でも同乗者がどの程度理解を示してくれるか懸念が残り兼ねない足回りの硬さゆえに、リアシートに人を乗せる機会が多い方は、見た目の派手さに目を奪われて高揚する部分を抑えつつ、室内空間・乗り心地などを試乗などで確認されるのがベターでしょう。

逆に一人で乗る機会が殆んどで、趣味性の高いクルマを許容できるのであれば、ドライバー周りのコックピット感、カスタムしなくても十分に派手でアガる内装は、300万円弱のスターティングプライスを考えると割安に感じるくらいかもしれません。

新世代のスポーツカーへの布石

新型ノートオーラニスモはモーターと発電エンジンのハイブリッド、モーター走行マシーンでチューニングの余地があまり無いようにも思います。

最高出力の136馬力もバッテリーとエンジンの発電のバランスなどを踏まえると、60秒程度しかフル加速できないと言われていて、サーキット走行などでは1周しか全開走行できないのではないか?と言われ勝手が悪いのかもしれません。

0-100加速では7秒前後(メーター読み6秒台?)で走り切るとも言われているので、加速の数値的なポテンシャルも高いでしょう。バッテリーがカラっぽになる前に加速は終えられそう。最高速は180㎞/hのリミッターまでイケないことも無いらしいけど、常にエンジンが高回転で掛かりっぱなしになるらしい。

とはいってもそういう全開走行という楽しみ方だけのためであれば他の車種の方が良いでしょうし、街乗り・高速・ワインディングロードで60秒全開加速を当てることも無いでしょう。普段使いの中で感じるドライビングプレジャーにイーパワーは伸びしろを秘めているような感じですかね。

モーターのオニのようなレスポンスとパワーの盛り上がりをエンジン回しまくってサポートするシステムでパワー感の演出、スピード感・加速感を出せる、と言うのが面白いところです。結果燃費・環境性能的な面は悪化する物の(と言っても15㎞/L前後は走るイメージ)、もっと気持ち良い走りを!と求める時の一つの選択肢として今後盛り上がって来るのかなってところです。

エンジンの発電効率向上・さらなるモーターのハイパワー化、理想は150馬力程度を超えてくる所が次のベンチマークになるのでしょう。

電動シティレーサーの延長にも未来があるのを感じさせる、ある種試金石となり得るクルマにノートオーラニスモは仕上がっていると言えそうです。

気になり過ぎる納期と、少しの値引き

世界的な半導体・部品などの納期の遅延により、日産新型ノートオーラ・オーラニスモは納期がかなり納期が掛かっています。

ノートオーラの初期の受注に対しておおよそ2割程度はニスモ仕様となっているようで、派生車種でニッチなモデルゆえにオーダー集中すると生産・販売遅れは大きくなりがちだそうです。

最新情報は最寄りのディーラーなどでご確認頂きたいところですが、ことノートオーラニスモについては8月にオーダーした方でも年内の納車が厳しい人も多そうとの情報もあり、おおよそ半年くらい待つ、と言うのがデフォルトのようです。

中には12月に入って納車した方もいるようですが、事前予約などで初期の割り当てに当たって年内に何とか、って感じのようですね。

中には幾度となく納期の連絡を受けている方もいるなど、半年待ちよりも更に納車が遅れるのでは?と不安になる方も多いようですね。

オーラに対して27万円アップ程度価格上昇のオーラNISMOですが、派手さ的には十分な仕上がり。

値引きに関してはオプションのポロパイロット+ナビの35万円コースをメーカーオプションで付けたり、レカロのスポーツシートを装着するなどで高額になって来ると10~15万円程度の値引きが引き出せるようですが、あまり値引きで交渉して買う車ではないかも。

この見た目、この乗り味で指名買いって人が初期には多いようですので、もう少し落ち着いてきたらある程度の値引きもイケるのかもしれませんね。

人気カラーはニスモ定番人気の白黒のツートンカラーで、特に納期(+2週間~1カ月)がかかるし、値引きも渋くなりがちだったりもありそう。

正直他に比較する車もあまりない、と言うのもあるので、気になったなら早めに試乗して、とりあえず見積もりでも出しておくのが良いでしょう。

プロパイロットとナビで35万、レカロで40万、+寒冷地で6万、プラスドレスアップでディーラーオプションとかで幾らかを見ておく感じで。

ボンネットの黒いアクセント、アレは展示車、試乗車殆んどに着いているようなんですが、ボンネットデカールはオプションで(笑)価格が55,000円だったかと思います。

自分好みに仕立てて、走りを楽しむために乗り回す新世代のスポーティカー、体感してみましょう!

派生車種などもチェックですね

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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