原付自賠責更新・何年がベストか代理店手数料から考える最適解

原付:50㏄でも、125㏄でも取り敢えず強制加入の基本の自賠責保険の期間と金額について、ベストを探るべくブログで解説していきます。


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自賠責保険の加入期間

自賠責保険とは、車でもバイクでも、原付であってもナンバープレートが付いている車両全てに法律で加入が義務付けられている強制保険となります。

車検のある自動車やバイク(251㏄以上)の場合、車検を1ヵ月前から受けられるので自賠責保険の加入期間として13ヵ月・25ヵ月・37ヵ月といった12・24・36の車検の区切りに合わせた期間+1ヵ月のプランが用意されています。

原付の場合には、最高5年までのプランがあります。保険料についても期間によって変わってきます。

原付を乗る期間、所有する期間に合わせて加入するのがベストです。

ただ、いつまで所有するか期間が決まっていないことも多いですよね。

結論から言えば1年は止めておけ! 出来るだけ長い契約にしておけ!ってところです。

その場合には、保険料とのバランスなど何カ月(何年)をチョイスするのがベストかを考えていきましょう。

自賠責保険の保険料と手数料

自賠責保険の保険料、保険会社の手数料などは全保険会社共通です。

案内が届いたとして、乗り換えれば安くなる…とかは無いですね。

任意保険とセットで賠償責任部分の保険料が安くなるという保険会社もなくもないようですが、今のところは数十円~数百円らしく、あまり保険業界ではメジャーなセット販売とはなっていないもよう。

ちなみに金額は沖縄と離島だけ別料金だったりします。

毎年度保険料率や手数料率などが変更されていますので下記の表通りでないですが、参考に。

ちなみに、車の自動ブレーキの普及に伴い交通事故が減り、自賠責保険料は低下傾向にあります。3年程度の期間で数千円単位で下がっているのでありがたい事です。

契約期間12カ月24カ月36カ月48カ月60カ月
原付保険料70708850105901230013980
均等に月で割った月額保険料589368294256233
基本手数料(5150円)を引いた
1年あたりの保険料
19201850181317851766
参考資料・令和3年度の原付自賠責保険料表

さて、保険料について解説していくとですね、まず、保険会社と代理店で手数料が一律に決まっているようで、5150円程度が手数料となっています。

そして、代理店、多くの場合ではバイク屋さんや車屋さんという事になりますが、そちらで自賠責に加入することで1600円程度が手数料としてバックされるようです。台数多く出すところは+数%の上乗せや契約数(任意保険との合算とか)での報奨金的が出るケースもあるとかなんとか。

おおもとの保険屋の手数料収入は3550円程度であり、そこの保険会社さんがその収入を元に管理・運用・給付手続きなどをしています。あとは案内のハガキを送るとかもコストですね。

さらに蛇足ですが、ネット申し込みしてコンビニで証券を出力、ナンバーに貼る自賠責シールをレジもらうとかでも、一応コンビニにも手数料が入るには入るらしい。

ハナシを戻して、12カ月契約の場合には純粋な保険料は1920円となりますね。月にすると160円(笑)

実際の保険として掛け金はそうなっています。

と、なると。

毎年更新する(12カ月契約の場合)と割高なのは、保険会社や代理店の手数料のウェイトが大きいってだけで割高になってしまうという事です。

上記の表で行くと、 均等に月で割った月額保険料 で、1年契約では非常に割高で、契約期間長い方が手数料分が長期間浮く分だけお得、というのが分かります。

もし自賠責の期間で悩んだら、手数料毎年価格のもったいないので 1年は論外!なるべく長めで行きましょう!ってことです。

ただ、5年もこの原付乗るかわからない…とかの場合には、解約したらいくらか返ってくる(解約返戻金)と言うのと、乗り換えの時に自賠責を引き継ぐことも出来ないこともない、と言うのを踏まえつつ、検討すると良いでしょう。

そして、それでも面倒だな、と思ったら間の 3年 でやっとけば、保険料的に考えても期間としても区切りで良さそうとか自分で理由付けて納得しやすいとも思うので、迷って悩んで良く分からなければ 3年 で行っときましょう!

解約した時に返って来るお金

長期の自賠責保険を契約したものの、解約した時にどうなるの?

疑問に思いますよね。

払った分損するんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

廃車にするなどで解約する時は、保険会社の手続きをすることで、月割りでやや目減りした印象で返ってきます。

この返ってくる解約返戻金は、あくまで手数料以外の保険料部分の残りの月数に応じて、なので、上記の表の中の基本手数料を引いた額の月割相当からいくらかの解約する手数料を引いたくらいの、イメージ的には月100~150円換算で保険料が返ってきます。

純水な保険料換算だと、だいぶ目減りした感じに思いますが…

一例として、

5年で13980円の自賠責保険を

3年で解約すると2400~3600円程度(あくまで概算イメージ)返ってくるとしたら

3年契約の10590円との差額が余り無いことになります。

あくまで分かりやすくするためのイメージですので、厳密な保険屋さんの計算する返戻金とは数字は違いますが、目減りする感じでも、大損ぶっこくってことはないので、多少は安心材料になるでしょうか。

なので、払えるのならなるべく長い方が良いよって事です

乗り換えで引き継げるけど、あまりオススメされない理由

次に、長期の自賠責保険のバイクを乗り換える時、解約で払い出すだけでなく保険の方の車両変更とかで引き継ぎとかも出来なくもないんですよね。

ただ、バイク屋さん的には嫌がる傾向にあるかな。

理由は2つ

①ナンバー取得と自賠責と一気通貫でやる方が早いし手続きがラク(バイク屋的に)

②ナンバー取得や保険代理店的に手数料を取れる(諸費用売上にできる)

ですね。

ナンバー取得も自賠責保険もお客さんにやられちゃうようだと、バイク屋さんの売上減らすことになるので、嫌がられるのはわかります。

さらには本人で手続きすることで、時間が余計にかかることも多々あるので、バイク屋さん的に納車整備のスケジュールに影響出るのを嫌うと言うのもある。

自賠責の更新とかも基本は契約した所から継続案内のハガキを飛ばすので、継続の時に自分の所のバイク屋を使ってもらって継続的に手数料取るには、バイク屋さん主導にするのが経営的に大事だったりします。

バイクショップとの接点を増やせば買い替えとかでもリピートになりやすいと言うのもあるでしょう。

多くのバイク屋さんでは、決めゼリフとして

せっかくの購入なんでキリよく2年で自賠責組んどきますか!古い自賠責は解約したら保険料分は返ってくるんで!点検のタイミングとも合わせやすいですし!

とか、ですかね。

参考にしてください。

まとめ

大事なのは、割高な1年を選ばないこと。

なるべく長い方が割が良いし、解約で戻ってくるので長いことで大きな損失にはなりません。

解約でお金が戻る、乗り換えの時は車両の切り替えが出来る、という事も覚えておきましょう。

自賠責の保険のお世話にならないでいるのがベストですので、安全運転で善きモーターライフを!

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