クルマの相続、なぜみんな100万以下の査定を望む?

親のクルマを相続するとき

現代は高齢社会で多死社会ゆえに、親が亡くなるときは必ずやってきます。

そして相続が発生して、親元・実家に行ったりすると、クルマがあったりします。

田舎だとあって当然、施設入るとかで入所の前に売却したり処分したり免許返納したりと進むものですが、タイミングを逃しクルマが残っていたりすることもある。

そうなると、クルマも相続手続きしなくちゃいけないんですよね。

その手続きを簡便化する時の裏ワザ?的な情報をお伝えします。

車は相続財産じゃないの?

車は動産であり、価値があるものであれば、相続する人たちで分けなければいけないのが本筋です。

亡き親のクルマを自分のものにして乗り回す、また価値がありそうなら売却するには、相続で分け方を話し合って決めなくてはいけなくて、けっこう話し合いで時間かかったりします。

ローンがあれば残債を引き継ぐなり、車体の価値と相殺してローンを清算するなりが必要、リース契約とかであれば契約解除か相続人に引き継ぐか出来たりなどあるので信販会社や自動車ディーラーとの契約内容の確認が必要になります。

しかし、車検証上の所有者が亡き親で、それを何とか簡単に名変を…という時には抜け道的なものがあって100万円以下のクルマなら相続人の誰でも単独で、一人で名義変更して自分のものにすることが出来たりします。

ちなみに、軽自動車は旧来の解釈的には新車価格が安くて中古での価値が著しく低いとのことで、そもそも相続財産に入れなくてもよいと言う謎ルールもあります。時代錯誤もいいところで、軽自動車でも新車は200万円を超える車種もあるし、買取とかだと50%超える時もあるので、法律が追いついてきてないのを垣間見る部分でもあります。

ウラ技?遺産分割協議成立申立書で単独名変

100万円以下の車はなんと、本来みんなで財産を分ける時に必要な遺産分割協議書に記載しなくて良くて、遺産分割協議成立申立書を相続人の一人が書き、戸籍や印鑑証明などの添付で簡単に名義変更が出来ちゃいます。

遺産分割協議成立申立書 運輸局のページにあったりします。各地方ごとに微妙に様式が違う可能性もあります。

ある種のウラ技、知らない人は知らないルールかもしれません。

相続人しか使えませんが、悪用してはいけませんよ。

一応本則としては遺産分割協議をして、その話し合いの中で誰かがクルマが100万以下だから俺もらうよ、みたいな流れが正しいのですが、ある種抜け駆けも可能っちゃ可能。

ただ、クルマの契約書類などは自宅のどこかしらにもあるケースもあるので、単独犯的に勝手にクルマを自分の名義に変えてきたらきっとバレますので、そして派手に遺族間でモメますので注意しましょう。

ちなみに100万以下は遺産分割協議書に記載不要ルールは、100万以下ならモメたとしても、たいした額じゃないんだから自分らで適当に解決せよ、とのイメージです。

自動車査定協会で査定するとき

さて、100万円ルールを活用する時にはクルマが100万円以下であることを証明しなくてはいけません。

そのために?と言うわけでは有りませんが、陸運局・運輸局の近くにはだいたい自動車査定協会なるものがあり、査定をして金額を書面にして証明してくれたりもします。

査定額証明書は、査定協会で査定してもらうのですが、なんと有料(笑)

しかも1万円近くします(笑)価値が無いことを証明するのに、お金を払うという謎の矛盾。そして2時間近くかかる相当マジメに査定してくれやがります。

100万円以下に上手いこと金額を調整などの融通も利きにくいので、すぐに売却しない時に仕方なく利用することになりますね。

自動車買い取り業者の査定で100万円?

クルマの価値を証明するのに、買い取り業者を利用すると言うのも普通に思いつきますよね。

ただね、買い取り業者は査定額を出してくれたりはしますが、あくまで買い取り前提のものであり、そして高く買ってくれようと頑張ってくれます。年式・距離にもよりますが、それなりのクルマでも100万円超えることも有るでしょう。

書面で査定額を出してもらうだけ、とかだと渋られます(笑)無料出張査定とは言う物の、無料で査定額だけ出すのは断られるのは仕方がない。

買い取り前提で話を進めるのであれば、もろもろ融通が利き、手続きの書類などの手配を一部代行してくれたりして、だいぶ手間を省いて続きをサクサク進めてくれます。

そして、査定額が100万円を超えそうとなる場合には多少は調整が可能であったりします。

極端な高額買い取り車両であれば、正規に遺産分割協議などによって相続財産に含めて計算する必要がありますが、100万をちょっと超えるケースで次のクルマをその買い取り系列店で購入するケースでは100万円ピッタリの買取として、差額を次のクルマの値引きに充当して対応するなどもあったりするようです。

自動車買い取り業者にとっては、安値で買い取りと自社の次の車販売となれば両手になってメリットであり、売る側も簡易な手続きで売却出来て即時に現金が出来れば多少は金額に妥協してもメリットとなってウィンウィンになることもあるし、査定額によっては次期車両の購入に当てれるとなればメリットにもなるかもしれません。

とりあえず名義変更はお早めに

さて、相続に伴う自動車の名義変更は、しないでも乗り回せるには乗り回せます。

保険に関しても最近はワンデー保険などもあり、親名義のクルマでも安心、安全に?しばらくは乗り回せます。

車検や整備に関しても故人の名義のままでも、お金さえ払えば意外と何とか対応してくれたりします。(自動車屋さんによりますが)

ただ、売却する時であったり、災害などでボロボロになったり冠水したり等した時、処分しようとする時にかなり面倒になります。

相続人がさらに亡くなったりすると、その子供まで権利が及ぶこともあったりして大変手間になります。

手続きはお早めに、そして100万以下ルールを頭の片隅に、善きモーターライフを!

高額な価値が残る車の相続、プレミア付いちゃうようなクルマの場合には相続税とか注意が必要ですので、出来れば生前に対策しましょう。

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