ノートオーラ試乗インプレ②高いオプション・汚れそうな布、そして知名度が問題点?

ノートオーラ試乗インプレ①からの続き

インプレッション①では走りの性能とNISMOとの差などを解説しました。

インプレ②ではノート標準車とノート・オーラの内装と装備の差別化されている部分を解説していきます。

オプション設定がねぇ

新型ノート・標準車に関してはそこそこの人気車種ではありますが、売る側の単価アップの狙いが見え隠れして手放しで絶賛できない微妙な車だったりします。

旧型ノートの方が古いプラットフォームを何とかEV風に仕立てて、成立させようと荒削りながらも一生懸命さが伝わってくるモデルで好感が持てましたが、新型は微妙。

不親切なナビ・プロパイロットの値段設定やグレードの設定など、ノート・ノートオーラともに微妙。

アクアはノイジーではあり走りの質感はイマイチではありますが、そこそこの値段で運転支援は充実するなど、日産のプロパイロットのアドバンテージはもはや無いんです。

アダプティブクルーズコントロールとレーントレーシングアシストに、安い10万程度のナビを組み合わせれば、圧倒的にアクアのほうが安くて安全で燃費が良いのです。走りの質感ではノートの方が良いような気がしますが、ノート・ノートオーラ共にコスパで分が悪い。

内装の質感もあえてノートは低級に仕立て、ノートオーラでちょっと華やかに、派生車種で良く見せるという手法、賛否ありますがノートオーラでようやく及第点なのかもしれません。

例えはアレですが、ノートが中級でオーラが高級なのではなく、ノートが低級でオーラが中級な感じで、ある種高級に見える錯覚のようなものかも?他のメーカーや輸入ブランドと比較するとノートの水準がわかるかもしれませんね。

ノートオーラに関しても、ノート同様運転席側のみ質感を高めているというのが引き継がれており、助手席側に関しては右手の触れる部分・右足の太腿部分のセンターコンソール付近の質感は低いまま。

ちなみにすべてのグレードで、+8万円高のレザーであってもパワーシートの設定もありません。

ノートにはナビとプロパイロットで44万円、ノートオーラにはボーズのオーディオとセットで40万円、オーラニスモにはボーズレスでプロパイロットとナビで35万円くらい、上位車種ほどオプションが適正価格に収まってくる感じです。

ちなみに、ボーズのオーディオは単品で選べませんが、ニスモでのナビOPとのバランスなどを踏まえると5~6万円前後のようです。

ヘッドレストにスピーカー付いてますが、そこまで頭の後ろで音が鳴ってる感じではなく、ノイズキャンセリング的な機能も付いてなさそう。

せっかくヘッドレストの耳元にあるので独特の個性を音の面でも強調しても良いようには感じました。

とは言うものの、音は良いんですけどもね。

ノート選びの全般的な流れとしては装備充実の上級グレード、上位車種を買いなさいと促す感じで、結果的に高い・割高にはなってしまうのがネックでしょう。

お得に乗り出せるという感じが全体的に薄く、今後のテコ入れ特別仕様車を待て、と言うことでしょう。

ツイード内装は弱点多し?

木目のパネルでパッと見は華が増しましたが、助手席側の樹脂はハードプラな感じはあります。

どちらかというと助手席側はダッシュボード上部のツイード調の装飾と木目のパネルで目を引き、触れる部分の質感を誤魔化しているようにも思います。

ステッチは本物かと思いますが、生地のヨレ、縫い目のうねり等微妙にゆがんで見えるような気がして、個体差を感じる部分もあります。ぜひ実車で確認を。

布地自体の質感は悪くは無く、ドライバーズカーとしてはパッと見よければそれで良いとも思いますが、本質的に高級ではない感じです。

ツイード・布地部分に関してはドアパネルにも貼り付けてあり、経年での毛羽立ち、汚れた手・濡れた手で触れて汚れが染み付く、雨の日に汚れそう、紫外線で色褪せそうなど、課題や問題も多そうです。

ツイードでなく合皮であってもレザーシートをオプションで選んだら、そこもレザー仕立てになるような仕様もあったほうが良いような気がします。

染み込みにくいような生地や素材なんでしょうが、お手入れはしましょう。

撥水スプレーをかけたり、固く絞った雑巾でたまに拭いてあげるなりはしてあげましょう。

オーラは走りの良さで差別化出来るか?

ノートオーラの魅力は走りの良さです。3ナンバーのワイドとレッドの踏ん張り感のある走りは高く評価できます。

ただ、ノートに比べれば上質感はあるものの、他のメーカーに比べてアドバンテージがあるか、プロパイロットを備えて300万円を越える乗り出しの車として納得性があるかはもう一歩といった感じがします。

日産としてはオーラをひとつの車種としてラインナップを成立させたいと言う、単価アップの狙いも透けて見えるし、実際公式サイトではオーラ・イーパワーとして打ち出していたりします。

オーラを独立した車種として打ち出すのには若干無理があるし、知名度を上げるためにはノートの威を借るのはまだ必要な段階だとも思います。

今のところ、指名買いするのはあくまで日産のファンの方だけであり、300万円~の予算の中での車選びでそこまで上位に名を連ねるかは微妙。

輸入車であればもっと個性的な車もチョイスできる面もあるし、コンパクトハッチのコスパやバランスの良さではトヨタのアクア・ヤリスにかないません。

オーラニスモもGRヤリスの前ではパンチ力不足かもしれません。

日産のプロモーションやブランディングでどこまでノートオーラが価値を高めていくかはまだまだ微妙なレベルであり、メカニズム的に値段を下げるのは難しいのかもしれませんが、値下げあっての今後の販売台数獲得になりそうです。

今後オーラクロスなどの派生車種を展開して、ブランドとしての価値を高めていくのが先決かもしれません。

ノートオーラの納期と値引き

ノートオーラの納期は早くて2021年内、グレード・オプション、カラーによって2022年2月ごろという感じのようです。

半導体の生産遅れなどで多少の遅延もあるかもしれませんね。

現状の人気色は赤と黒のツートンと白と黒のツートンで、ほぼイメージカラー通りのオーダーです。

基本的には発注から半年くらい見ておく必要がありそうで、値引きは10万円~20万円程度です。

予算を踏まえて、輸入車なども乗り比べることをオススメします。

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