ホンダ、今度はNSXの販売を終了 フラッグシップでも容赦なく打ち切りへ

看板車種であっても粛清の対象に

2021年8月、ホンダはハイブリッドスーパーカーのNSXの販売終了を発表。2022年12月までの生産となります。


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ホンダはNSXの最終限定車・ファイナルエディション的な物はType S(タイプS) と名付けリリース。タイプRではないですね。

日本では30台の限定発売とされ、価格や発売日・販売方法は未定です。

ホンダのフラッグシップスポーツたるNSXも現行型は6年で終了です。

S660 の生産終了や、オデッセイのマイナーチェンジ後すぐの生産終了など、混迷を極めるホンダらしく、スポーツ車種は華々しく最終仕様を用意し、オデッセイはフェードアウトなのかしら。

経営戦略・販売戦略の失敗で利益率が低迷する四輪事業の立て直しを急ぐようですね。

ちなみに、2輪事業は利益率的に安定しているみたいです。

NSXの性能と歴史と実績

現行のハイブリットスーパーカーであるNSX(NC1型)は2016年発表、日本国内発売は2017年から。

ボディサイズは全長4,490mm×全幅1,940mm×高1,215mmとなっていて、ワイドで全高が低く、シルエット的にもわかりやすくスーパーカーしています。

価格は販売開始当時2350万円~、現行型は2420万円~ となっています。

最終仕様のタイプS・日本仕様においては、3000万円弱に収まる程度でしょう。

タイプRとかだとレーシングに振るのでしょうが、あえてのタイプS。

馬力なのか、外装にGT500的なアグレッシブな物を持ってくるのか、ゴージャスに仕立てるのか、シリアルナンバー刻む以外にどういう付加価値をつけてくるか興味深いですね。

スペックとしては3.5リッターV6ターボの出力はエンジンが507PS、ドライブモーターが48PS、前輪のモーターがそれぞれ37PSで、システム最高出力は581PSとなっていて、最高速は308㎞/h と言われています。

日本における300㎞/hオーバーを公称するのはGT-RとNSXのみ。

GT-Rが現行型初期型登場時に800万円前後~ であり、2021年の新車価格では1083万~となっています。

GT-Rも600馬力程度のパワーで、4WD、NSXに比べてだいぶ安いこともあり、コンスタントに売れています。

ナビ連動でサーキットなどでリミッターを解除可能で、裏コマンドや隠しコマンドなどでリミッターカットも出来るとか出来ないとか。数少ないオーナーやホンダの関係者しか知らないコマンドかもしれませんね。

日本での販売台数は年間に20~30台程度と言われ、あまり売れていません。

4~5年程度の累計でも100台前後でしょうか?

現行のNSXはこれまでに世界では2558台を販売していて、ファイナルエディションで世界で350台(うち日本限定分は30台)ほど、全世界累計でも3000台くらい売って打ち止めって感じでしょうか。

旧型NSX、1990年から2005年まで発売されていたNSX(NA1/2型)は累計で計1万8507台を販売したそうです。

やはり、ロングセラーになるにはコンスタントに売れると言うことが大事ですね。

ハイブリッドスポーツとして、スペックが良くてスタイルも良くてもブランド性やイメージ戦略的にJapanese SUPER CARをホンダ・アキュラのブランドラインナップの中で成立させるのは無理ゲーでした。

共通のメカニズムやイメージを他のスポーツカーに反映しようにもレジェンドやシビックタイプRくらいしかなく、クラスもスタイルも違い過ぎて何も相乗効果を生み出せずに、残念な感じになってしまっていましたね。S660も最初話題になったくらいでコンスタントに売れるには程遠いレベルでした。

似た形のマクラーレンやフェラーリのような華が無ければコアなホンダフリーク以外のファンの獲得は難しかったのでしょう。

NSXの中古車はプレミアついてる?

NSXも出た当時はもてはやされていましたが、価格が高いこともあり一般的には台数売れておらず、販売終了後にこそ中古になってプレミアついて価格が上がりそうです。

2021年時点では中古車は2000万円台で走行距離少ないものが10台前後は出回っています。

現時点ではどちらかと言うと、古い方の横置きNAの時代のNSXの中古車の方がプレミアついていますね。

NSX最終型タイプSの仕上がり次第ではFinalEditionにもプレミアムな価値の高騰も期待できますが、投機目的での購入は控えましょう。

NSXタイプSの割り当て台数的に、即時完売でしょうし、欲しい人に行き渡ってオシマイ、って感じかもしれませんね。

転売ヤーの餌食にされないことを切に願います。

次期NSXは電動化して帰って来るか

ホンダは2040年に世界で販売する全ての新車をEVとFCVとする目標も示しています。

その中で電動化に対応しつつ、将来的にはEVのスポーツカーの投入も検討しているそうです。

そうなると、NSXのスポーツハイブリッドSH-AWDも純粋なモーター駆動のスポーツカー、スーパーカーとして帰ってきそうではあります。

コンパクトなS660サイズが成立させやすいのか、堂々たるNSXサイズが良いのかはわかりませんが、S660サイズなら電動ゴーカート的な車も成り立ちそうですし、NSXやフォーミュラE的なハイパーカーで帰ってきても面白いと思います。

モーター/バッテリーはモジュール化して共通部品を作りやすいなどのコスト面のメリットが生まれたりすれば、予算に応じたチョイスでスポーツカーを楽しめるようになるかもしれませんね。

次期NSXはきっと電動車となって帰って来るでしょう。

ホンダの支離滅裂な販売戦略ももっとスマートになり、ホンダらしい良い車がラインナップされることに期待しましょう!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

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販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

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逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

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そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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一発入札&競りオークションの事例はコチラ