新型アクアが快感ペダルで停止保持できない理由・そして停止する裏技?

E-ペダル風、だがしかし

トヨタとしては珍しく、日産ノートを意識したE-ペダル風、ワンペダルドライブ風なのを持ってきている2021年7月登場の新型アクア。


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トヨタ的なネーミングとしては「快感ペダル」

「快感」って、もっとネーミング横文字とかでもあったっしょ、と思いますが、敢えての解り難いモノにしたとか?過度に期待させず、よくわからない機能にしつつ老人に使わせない、みたいな流れなのかもしれません。

トヨタのハイブリッドとして初採用「POWER+」モードを採用して、その中の一部として回生ブレーキを強めに効かせるワンペダル風の操作が可能なギミックを用意しています。

トヨタ内ではモーター駆動のMIRAIですら採用されなかったものを、アクアで採用したのがトピックスです。

だがしかし、日産リーフ、ノート、キックスなどのモーター駆動ほどの強いブレーキの立ち上がりは強調せず。

日産のこれらの電気自動車やイーパワー搭載車種では停止保持まで可能です。

いわゆる本格派のワンペダルドライブ機能と言いましょうか。

新型アクアにおいては、パワー+モードでのモーターによるエンブレ(言葉が謎…モタブレ‥?←回生ブレーキのこと)効き強めにし、使い勝手の大きな変化を嫌うトヨタのユーザーに配慮しています。

なので、ブレーキがかかってる感触・なんとなく転がるタイヤに引っ掛かりがある感じがあるのものの、停止まではいかず、ってところです。

そう考えると日産は旧ノートのマイナーチェンジでよくぞワンペダルドライブをあそこまでPRしておったな、とその推していく努力がすさまじかったと評価しておくべきでしょうか。

トヨタでもおそらく正しくPRすればワンペダルドライブを普及させていけるのでしょうが、いかんせんトヨタ車はユーザーやファンに高齢者が多いです。

ハイブリッド系のシフトレバー・スイッチを筆頭に操作系のロジックのせいでプリウスミサイルと揶揄されたり暴走老人を生み出しているのでは?と言われる、と言っても、ほとんど言いがかりで暴論くらいの物ですが、それでも難癖付けられることもあるので、リスクのある完全ワンペダルドライブは今回はパスしているみたいです。

クリープで進むのはエンジン併用だから

さて、電気自動車でもE-Powerであっても、基本的にモーターのみで駆動(エンジンは発電専用)しているので、モーターの制御だけで、停止保持が可能。

しかし、アクアはエンジンも駆動に使うし、バッテリー・電池の充電の状態・走行環境などでは停止時にアイドリングストップしないこともあり、モーターだけでなくエンジンのクリープ現象で進むこともあります。

なので、ハイブリッドでモーター出力高めでモーター推しであってもワンペダルでの停止までは維持できないのです。

そんな中で同じようなハイブリッドでもホンダの新型ヴェゼルなどはかなり停止に近い所まで減速することが出来きます。

ただ、モーターのみでワンペダルで停止の保持はアクア同様にできません。

ヴェゼルは止まる時にはブレーキが必要なものの、停止時に強めにブレーキペダルを踏み込めばブレーキホールドで停止保持が可能です。

ヴェゼルには、電動パーキングブレーキが装着されており、統合的な制御により、まあまあワンペダル風に走り、停止はブレーキをスイッチとみなして停止保持が出来るって感じです。

新型アクアは足踏み式・機械式のパーキングブレーキなので、電子制御のシステム的に停止保持は出来ないので、そういう部分でも電動パーキングブレーキが見送られたのはちと残念でもあります。

ブレーキまでの踏みかえなく停止できるのは、エンジンとの動力的なつながりのないイーパワーであったり、電気自動車に限られるというのが現状でしょうか。

停止保持する方法(条件付き前走車いれば)

さて、ワンペダル風と言うのと少し主旨がズレる部分ありますが、新型アクアのように電動パーキングブレーキが採用されず、ブレーキ踏み込みでの停止保持の無い車両でも、条件によって停止保持できないことも無いです。

ここで言う停止保持は、信号待ちなどでペダルから足離しても進まない状態をいうものと定義して、ACC=アダプティブクルーズコントロールを活用して前に車がいる場合には上手く行けば停止保持が可能です。

アクアに限らず、トヨタの営業さんのスタイルだと、アダプティブクルーズコントロールを自動車専用道路以外で使う事を奨めないのが基本スタンスのようですが、今回は「停止保持に応用できますよ」と珍しく言っていました。

アクアのアダプティブクルーズコントロール・レーダークルーズコントロールは、前車追従式で、全車速対応です。そして停止保持機能付きです。

前走車がいれば、それに追従するという条件付きで停止保持が可能で、街乗りでもストップゴーが多い時でもシステムを過信し過ぎず信号しっかり確認して操作の主体をドライバーとしっかりと自覚すれば、使えないこともない。

システムの起動は30㎞/h以上、と説明書的には書いてありますが、色々試したところ、発進してすぐ起動するタイプでした(笑)

ほぼ0㎞/hからでも動いていればスイッチで起動すると思われ、起動したときに30㎞/hをさすだけの意味での30㎞/h起動タイプです。

目の前が開けていれば、30キロ未満のノロノロ運転は出来ないってことですね。

メーカーや車種・年代によっては30キロまで速度出てからスイッチで起動だったり、一度起動したらなぜか次からは発進~低速までいけたり、停止した瞬間にキャンセルしたりけっこうバラバラです。

新型アクアはクリープでも動いてたら起動、追従はパワフルではないけど過不足なく不自然な挙動は少なめ、停止まで保持、レーントーシングアシストはそもそもあまり介入してこないタイプかな?と思います。

レーンキープで介入してくる時はけっこう力を感じる時もあるけど、短時間で修正されたように感じました。

ベンツなどの欧州車の方がけっこういろんな場面でグイグイ来るときもあるような気がします。

多分こういう機能の立ち上がり・制御も誤操作で暴走されないように配慮している感じです。

機能を活用・しかし過信は禁物

新型アクアの運転支援は多機能で、上位車種に勝るとも劣らない。

特にノア・ヴォクシーなどの5ナンバーミニバンのような多人数乗車可能な売れ筋モデルよりも遥かに安全であり、予防安全性能的にも段違いでレベルが高く、ポテンシャルは高いと言えます。

アクアがトヨタ車の装備・機能の次世代のスタンダードとしての指針を示したことにより、モデルチェンジを控えた世代遅れのノア・ヴォクシーなどの仕様も見えてくるように思います。

コネクテッド系の機能も充実しており、せっかくの機能なので、ガンガン活用するのが良いとは思いますが、過信せずに安全運転に努めましょう。

トヨタの快感ブレーキはノートやリーフのワンペダルペダルに少し寄せただけでまだ過渡期の物、ノートイーパワーからの乗り換えとかだと物足りない部分もあるかもしれません。

停止保持も電動パーキングブレーキが見送られ、マイチェンとかでは付かないでしょうから、諦めましょう。信号待ちの安楽さでは他のメーカーの後塵を拝することになるかもせれません。

試乗して、ぜひ使い勝手をチェックしましょう!

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