歩行者検知自動ブレーキは後付けいくら?セーフティセンスCには2020年から追加可能に

トヨタ車の一部で歩行者検知自動ブレーキが後付け可能

2015年頃、自動ブレーキの時流に乗り遅れたトヨタの後出し低性能自動ブレーキのセーフティセンスC。


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自動ブレーキで先行するスバルのアイサイトに遅れること5年ばかり、作動範囲、検知が微妙で歩行者を検知できないものがグレードの低い廉価モデルに、しかもオプションで当時5万円だったりしたものです。

トヨタでは、当時購入した車、又は中古車でもり安心して安全出来るように、既販売車両のToyota Safety SenseのPCS(プリクラッシュセーフティ)通称プリクラ で検知対象が車両のみのクルマに、昼間の歩行者検知機能を追加する、ソフトウェアのアップグレードを開始しています。

具体的な車両としては、2015年の出始めのセーフティセンスC:プリクラ搭載車。

そして、2017年末に大幅な機能強化を行った新世代の予防安全パッケージとしてトヨタセーフティセンスという名前で統一し、後に付くCとPを省き、実際のところ機能の差があるのを誤魔化しを行っています。

2018年~2019年のセーフティセンスの名称統一に伴い一部の機能をアップグレードしており、上記車種の2018~2019年以降のモデルでは昼間の歩行者検知などの機能が付加されています。

そして、この2018~2019年に機能が改善したものは、ハードは同じでソフトのアップデートだけで対応したもの、なので、すでに販売した車両にもソフトの更新で最新(と呼ぶには低機能だが)の歩行者検知が可能に、それが後付けで出来るようになっております。

後付けの価格は?

価格は4,180円(消費税込み、取付費別)。全国のトヨタ販売店でソフトウェアのアップグレードが可能で、工賃は各ディーラーで設定されており、たとえ新車で買った人でも工賃を取られる。

おおよその相場は工賃込みで8000~9500円と各ディーラーの裁量によるようです。

決して高額ではないし、もし、対象のお車をお持ちであれば、転ばぬ先の杖ではありませんが、ぶつかる前の対物検知アップデート、しておきましょう。

おおよその時間は30~60分くらいで、OBD2 の差込口につないで作業をするみたいです。社外バーツやアクセサリーをOBD2から電源取っている場合には、外しておいた方が良いかと思います。

蛇足ですが、改造車、ローダウン車や車高調を装着している場合には、ディーラーのスタンスなどにもより体よく断られることもあるので、ノーマルに戻してやってもらうなど適宜対応していきましょう。

他のメーカーでは?

自動ブレーキの先駆者たるスバルでは、買ったときの仕様から変わることがありません。

ただ、バージョンにもよりますが、ほぼACC=アダプティブクルーズコントロールとのセットで自動ブレーキに歩行者検知は標準で、ハンドル制御も2014~2017年以降の新車だと装着されていることも多く、トヨタのセーフティセンスとはスタートのレベルが段違いで高いです。

決してアップデートに対応していないから機能が低い、という事は無いです。

ただ、最新機能はレヴォーグのアイサイトXという高額グレードのみとなっているのがちょっと残念。

ボルボは2016~2018年の90の数字の車種、XC90やV90では、一部の対向車検知や車線逸脱検知の機能などが後付けで可能となっており、1機能9460円(工賃込み)で、最大4種類の機能のアップデートが可能のようです。

販売時期により順次標準搭載されているものなどもあり、現車での確認が必要なケースも多いようですね。

BMWなどでは2019年の3シリーズ以降の新型車では、OTA=オーバージエアー、気取らず言えば、走行中・停車中の無線アップデートの事で、ただのオンラインアップデートと言えばそれまでなんですが…

安全機能的な部分まで対応するかはまだ定かではありませんが、車両制御のアップデートを車載通信機でやってしまおうという取り組みで、デジタル化で先導したいというブランドの狙いがあるようですね。

テスラも同様に車載通信機による通信でのアップデートを積極的に行っており、半自動運転支援のハンドル操作をアシストする速度域の拡大などもオンラインで行っているようです。

まとめ

現状ではトヨタが自動ブレーキのようなソフトウェアについて、相当低機能なものを少しアップデートと言う、ある種の前進を果たしました。

そして、対人検知と言う大事な部分の性能向上を比較的安価に、1万円以下で実施したことで、良い前例になったようにも思います。

カーナビの地図更新意外にも、今後はコネクテッドカー的なディスプレーオーディオナビなど、その中身や機能の進化もディーラーであったり、オンラインで通信であったり、USBからのデーターのインポートなど出来るようになっていけば、フレームやエンジンの持つ限り一台の車に長く乗れてエコにもなると思います。

ディーラーは儲からなくなりますが、新しい車が高機能になるだけでなく、乗っている車が常に進化し続けるというのも良い未来で持続可能なクルマ社会でSDGsになると思うので、ハード、ソフト両面の進化に期待です。

まずはセーフティセンスC世代の車にお乗りであれば、お近くのディーラーでアップデートしておきましょう。

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