G20型3シリーズの完成度を今一度考えてみる?330i試乗インプレ①

3シリーズで7代目となるG20型、2019年の登場から2年、ディーゼルやプラグインハイブリッドの追加などモデルの追加設定で充実のラインナップになり、そこらへんの評価や試乗インプレをまとめていきたいと思います。

試乗したのは330i Msports 

3シリーズのサイズは全長×全幅×全高=4715×1825×1430mm

エンジンは複数ありますが、基本は2リッターターボで、ガソリンかディーゼルか、と言った所。

番外編で3リッター直6:384馬力、昔のM3を軽く超えている、とか、PHEV:システム出力292馬力などがあります。これらは超レアで売れ筋ではないです。

2リッターガソリンは馬力の違いで3種類。156馬力(受注生産:495万円~の客引きのためか)・184馬力:主力エンジン・258馬力:上位グレード扱いでMスポーツのみの組み合わせ。

ガソリンの燃費性能的にはカタログで15㎞/Lくらいとかで、街乗りで10~11㎞/L、高速走行が得意でカタログ燃費かそれ以上に走るのが欧州車の特徴でしょうか。

ディーゼルは現状では一種類のパワーユニットで4WD(X-drive)との組み合わせのみ。190馬力を発揮し、トルクも40㎏とモリモリ走り、そしてトラクションを逃がさない四駆、燃費はカタログで18㎞/Lくらいで、街乗りで12~14㎞/L、高速走行では20㎞/L前後はコンスタントに走ります。

さて、330iに関しては正直あまり売れていないようではあります。

旧3シリーズの3リッターNA:直列6気筒のスペックを超えていたとしても、当時の技術よりかはるかに安全性と快適性を上げ先進的になったとしても、2リッターターボで700万円の乗り出しに納得できる人がBMWファンの中でも減っているそうな。

E90型とか3世代前の3シリーズの3リッターはたしか当時乗り出し約700万だったと思うのですが、そっちの方がファンの支持は厚かったそうな。時代は変わったし、BMWと言えども販売の中核はSUVモデルに移行し、X1やX3の方が人気も販売台数も中心となっているそうです。

そして、ディーゼルの評判も性能も良い、と言うのが高額な2リッターターボにストップをかけている面もあるようですし、3リッターターボともなると999万円となっていて、昔のM3の321馬力をはるかに超えて、且つスタビリティも扱いう易さ、耐久性とも高次元でアップデートされていたとしても、あまり話題にも上らないし烈々なファンに支えられているわけでもない。

ただ、デザインも性能も、贅沢な3シリーズとしては完成度は高いと思います。

リアのテールランプはデザインがサイドに回り込みアグレッシブに。

そしてトランクとリアフェンダーからの流れもスポーティな感じで、大きい割に軽快感を感じさせます。

そして、BMWの美点として、大きい口径のホイールのデザインがカッコいい。

大きなキャリパーを内包するために機能としても大きいアルミが必要となる上位グレードは、そのキャリパーとの隙間などのバランスもレーシーでかっこいいのですよね。

上位グレードを選んだ時のキャリパーのMロゴとかBMWファンにはたまらんやつです。

330iエムスポーツの走りの面に関しては、ハッキリ言って直6要らずのパワー感、そして高速走行時の安定感、そしてコーナリング性能の限界の高さを感じるハンドリングなど、文句の付け所が無い・・・と言えば無い。

が、しかし、乗り心地の硬さ、粗さは正直試乗した方が良いし、ファミリーカーとして使うのであれば、同乗者の意見を聞いた方が良い車です。

国産車からの乗り換えだと相当突き上げを感じると思いますし、コーナーでのロールの少なさのメリットよりも、荒れた路面での跳ねたり揺すられたりと言った挙動を許容できるかどうか、検討材料になると思います。

330に限らず、Mスポーツであれば同様の乗り心地である可能性が高く、スポーティで良い反面、乗り心地では我慢をしなくてはいけない部分もあったり、Mスポーツ以外を選択肢の候補に考えることも必要になってきそう。

売れ筋と目される、3シリーズの ガソリン2リッター、184馬力のモデルで

320i は¥5,450,000

320i M Sport ¥6,070,000

Mスポ差額が62万円となっていて、内外装のアップデート分のコストは高く、そして乗り心地に難ありの可能性(人によりますが)があります。

ディーゼルだと4WDとディーゼル分の価格上乗せがあって、おおよそ、駆動輪とエンジン分で35万(定価で言えば60万くらい?)が追加です。

320d xDrive Edition Joy+ ¥5,800,000

320d xDrive M Sport Edition Joy+ ¥6,320,000

同様に、Mスポ差額が62万円となっています。軽油の安さ・燃費の良さと4WDの安定感、

330i M Sport ¥6,550,000

330e M Sport Edition Joy+ ¥6,250,000

Edition Joy+と言うのは、環境に配慮したモデルの値引きキャンペーングレードで、ディーゼルで25万値引き、PHEVで56万円引きのキャンペーンのような値引きグレードです。

330eはPHEVで、330iよりもお安くなっていますが、重量が130㎏程度増加、自宅や周辺環境で充電設備が充実していないと、重いだけで燃費効果が薄いパワフルなハイブリッド(意味不明)になるので、チョイスとしては結構マニアックかも。

ちなみにワゴン(BMW的な呼称はツーリング)は上記のプライスに30~35万円程度上乗せですので、もろもろ用途や使い方に合わせてチョイスと言った感じですね。

さらには、残念ながら、マニュアルトランスミッション=MTモデルはありません(T_T)オートマは立派にみんな8速ATです。

3シリーズであれば、よく比較されるのはメルセデスベンツCクラス。2021年にモデルチェンジします。

新型Cクラスのスリーサイズは全長×全幅×全高:4751×1820×1438mm G20型3シリーズとほぼ同等のサイズ感。

スペックも非常に似ていて、メルセデスベンツは1.5リッターのガソリンターボ:204馬力と2リッターディーゼル:200馬力 そしてどちらにも20馬力程度のマイルドハイブリッドが追加、となっていて、なにげに馬力でBMW超え、という(笑)ただ、実燃費やカタログ燃費はほぼ変わらない数値に落ち着きそうなので、似たり寄ったり、走りの味付けが違う感じになるのかな?ってところ。

オプションでどこまで盛るか、とか標準装備の内容やドレスアップ的なもの有無など差はあるかもしれませんが、メルセデスベンツはかなり高額になってしまっているので、現実的なチョイスとして3シリーズの人気の後押しになるかも?ってところです。

しかし、忘れてはいけない大きな差が・・・価格。

メルセデスベンツCクラスは 654万円~ とかなりお高くなっています。

上述した3シリーズの売れ筋に比べると、100万円は高い。

試乗インプレ②へと続きます。

Cクラスについての記事も良ければご覧ください。

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