C-HRなら中古で2019年前のが良い(断言)

もしCHRを中古で探しているのなら、知っておいて欲しいことがあります。


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それは2019年のマイナーチェンジによる、サスペンションの変更と言う残念な仕様変更があるからです。

サスの形式が変わるということはないのですが、マイナーチェンジ前のモデルはザックス製のサスペンションダンパーを採用することによって、高い高速安定性とコーナリングの爽快感、そしてヨーロピアンな乗り心地というものを実現していました。

その欧州車のようなフラットライド感が売りであり、自動車評論家なる人達の絶賛を受けていた物を、コストカットが為に止めました。

一説には、当時のライバルとされるホンダヴェゼル(旧型)の乗り心地が硬いからと敬遠していた人の為の受け皿として、乗り心地がマイルドで古いトヨタ的な柔らかさを求める人に合わせた変更とも言われています。

もちろん色んなマーケティング要素や価格競争や値下げ合戦など踏まえての変更でしょうが、まぁ、車好きな人から言わせれば結構な改悪ですよね。

初期モデルの多くのモータージャーナリストによる走りの絶賛記事なんてのは結構沢山あって、私だって試乗して、その日本車離れした足さばきに軽く感動すらしたものです。サスやチューニングで完成度がここまで変わるものか、と。

当時のC-HRはモータースポーツイメージも重ねてスポーティーさもウリのひとつであったこともあり、評価も高かったものが、知らずにマイナーチェンジ後のモデルを買ってしまった人は、こんな物かと思ってしまう。

マイナーチェンジに伴う足回りのコストカットや改悪についてはあまり情報として出回ってなくて、ディーラーでも聞けば教えてくれるレベルで、発信する気はなし。

セールスの方的には、走りは定評あります、と言うに留め(心の中でマイチェン前は、とつぶやいているのかも)、どちらかと言うと安全装備の拡充やLED灯火類であったり、ディスプレーオーディオのPRなどに終始する傾向があるなど、まぁ、初期の走りの良さの残像を利用してやや欺いている傾向にあるかな、とも思います。

外観にはほぼ差がなく、2016年の発売時に私が予言したように、ツートンカラーのツートンルーフ仕様が2017年には追加設定され、

新車でも中古でも特に見劣り感はなくある意味良いデザインとも言えます。

その後、2019年のマイナーチェンジは商品力アップにはつながらず、テコ入れにもならず、販売台数が下がっていくターニングポイントになっているとも言います。

ライズ、ハリアーやRAV4,ヤリスクロスなどの新しい人気車種郡が登場し、ライバルと目されていたヴェゼルは新型にモデルチェンジしてレベルが段違いに高く、もはやCH-R復活はあり得ないところまで来ていて、おかげで中古が多く出回りまあまあ安い(笑)

下火になり、モデルチェンジしたとしても東南アジアなど新興国向けの車種になり、日本での発売は継続されないとの見方もあります。

もし、カローラクロス・カローラ派生SUVが日本に導入されることになれば、C-HRはお役御免、生贄となりトヨタ車内でカニバらさせて、共喰いの後に販売終了と言った流れも予想されます。

2021年時点では、2019年マイナーチェンジ前の3年落ち3万キロ以内であれば、ターボでもハイブリッドでも乗り出し200万円以内でかなりのタマ数を探せます。

時間の経過と供に相場は変わっていくのであくまで参考ですが、マイナーチェンジ前の走りの良いモデルをクーペSUV的に使うのが良いかと。

ただ、200万円~となると、新車でライズ買えちゃうじゃん、となります。

車格や走りの質感的にはライズに対して中古でも圧勝ですが、実際のところ室内の広さは変わらないかも(笑)

ファミリーで使うならライズ、走ることそのものを楽しむとか、カップルでとかだとC-HRの方が良いかも?ヤリスクロスなどもあるけどね(笑)そうやってトヨタ社内で上手く共食いさせて、トヨタ大SUV帝国を築いているんですね。

使用用途、予算に合わせて、チョイスすると良いかもしれません。

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