新型Cクラス(2021)高くなり過ぎ、一時期のE超えは大丈夫?

新型Cクラス(Mercedes-Benz C-Class)が発表され、その価格に驚きの声が上がっているような気がします。


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価格はセダンのC200アバンギャルドターボとマイルドハイブリッドの組み合わせが654万円~ となっており、

2015年までの1世代前のEクラスW212の新車価格のボトム、595万円より高く、

W213 Eクラス

現行型W213のクラスの販売開始時のボトムラインの 675万円と変わらん、という事。

新車価格が装備充実で価格上昇と言うのはよくある話で、Eクラスの現行型もモデルサイクルの後期ながら新車の一番安いグレードでも793万円~(2021年時点・すぐに変わることもありえる)となっております。販売当初から100万円以上値上がっておりますね。

旧型Cクラス

Cクラスにおいても、2018年のマイナーチェンジ時には449万円~となっていて、Cクラス自体が売れ筋でありライバルとの価格競争の影響でかなり値段のアップダウンのあるモデルですが、今回のモデルチェンジ初期ではガツンと上げてきた感じです。

新型Cクラス

新型Cクラスは7月下旬からセダン/ステーションワゴンの先行予約受付を開始するとことで、旧オーナーへはすでに案内は行っている模様です。

Sクラス 2020年新型

ヘッドライトの形状、サイドのボディライン、非常に似てますね。

たくさん見てるとドッペルゲンガー的な感じもしてきます。

新型Cクラスは進化した安全運転支援システム、直感的な行先案内が可能なARナビゲーションなど、フラッグシップモデルである新型Sクラスと同等の物を持ってきています。価格上昇の一因とも言われ、下手に省いて低級感出すより、とりあえず全部乗せで販売を迎えております。

新型のサイズは全長×全幅×全高:4751×1820×1438mm

ライバルとされるBMW 3シリーズ(G20)の数値は

全長×全幅×全高=4715×1825×1430mm


ほぼ同等のサイズ感ですね。取り回しの性能とかは近いものがありそう。

インテリアデザインもSクラスに準ずるもの、12.3インチの大型コックピットディスプレイと11.9インチの縦型ディスプレイを採用するセンターディスプレイの2画面を標準装備しています。

Sクラスとそっくりのインテリア サイズと言うか縮尺が違うだけというレベルか

また内外装のデザインにもSクラス同様のデザイン言語を組み込み、アンビエントライトなどもかなり華美で派手目な設定としています。この辺りは中国や北米でのウケの良さを狙っての部分ですね。30色くらい間接照明色を変えれるようです。

Sクラス同様のアンビエントライト ムードがある

下はクラスのインテリアで、ナビやメーターはほぼ同じイメージ、デザインです。

参考 Sクラスのインテリア・メーター・センターディスプレイ

スターティングでは最安グレードで 654万円

C200 4マチック アバンギャルド 684万円

C220dアバンギャルド 682万円

PHVモデルの「C350eアバンギャルド」は価格未定

ステーションワゴンはC200アバンギャルド が680万円

C220dアバンギャルドが 708万円。

センシュアル ピュリティ(官能的純粋)というデザインの基本思想に基づき、サイドを走るラインやエッジを大幅に削減し、曲線を描く彫刻的な面により、印象的な造形にしております。旧型もシンプルではありましたが、意外とラインは深く濃く刻まれていたのです。

サイドのラインが薄く線が少なくなってます。

旧型は濃く深いサイドラインが走っていました。

ヘッドライトは、先代より薄くエッジの効いたSクラス風のデザインになっています。LEDの技術的な進歩により、小型でも照射範囲や明るさの確保が可能になった賜物です。

各種レーダーやセンサー、カメラなどをグレードアップして、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を採用、さらにAR(拡張現実)ナビゲーションも採用。

車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される物です。

ここ最近では一部メーカーではポータブルナビでもAR機能付いているものもあり、普及していくのでしょうか。

ヘッドアップディスプレイなどとも連携し、視線移動少なく、そしてわかりやすく道案内をしてくれることに期待です。

センターの液晶のハザードスイッチの隣に、指紋認証のボタンが置かれ、車両の設定などを呼び起こすことが出来るようになる予定。スマホ的にロック解除・エンジンスタートなどが出来るようになるかは、日本仕様ではどうなんでしょう?オプションとかでしょうか。

指紋認証的な物は2000年代からあったりしますが、メジャーに普及したのはアイフォン:iPhone5Sからですよね。2013年くらいからでしたが、車にも遂に指紋認証の時代が来つつあるようです。

ステアリングホイールもメルセデス・ベンツの最新世代の物になり、ナビゲーションやエアコン、インストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定をすべてハンドルに手を添えたまま実行可能です。

ハンドルにスイッチが多数 操作系はだいぶハンドルに集約されています。

ハンドルに関してはSクラスの物と違い、スイッチ操作に特化しつつもスポーティな感じに。航空機の羽のようなウイングデザインの、より新しい世代の物になっておりますね。

タッチや十字キーの操作・入力などで使い勝手の向上を目指してそうです。メルセデスではAクラスのものの発展系、ワーゲンやアウディなどでも採用のあるスイッチ類ですので、後れを取るわけにはいかないです。

新型Cクラスは、ISGおよびプラグインハイブリッドにより全前車電動対応になっています。フルラインで電動化に取り組んでいる風です。

と言ってもなんちゃってハイブリッドのマイルドハイブリッドで日本製のストロングハイブリッドの足元にも及ばず、燃費向上効果は限定的ではありますが、とりあえずメーカーとしては電動化はPRしなくちゃいけないので、できるところからやってきている感じです。

そういうのでラインナップを全車電動化、って言っていいんか?とハイブリッド大国の日本車に囲まれていると思わなくもないんですよね。

C200/C200-4マチックガソリン車には、最高出力204ps/最大トルク300Nmを発生する新型1.5リットル直列4気筒ターボエンジン。

C220d ディーゼルモデルには同200ps/440Nmを発生する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載しています。

燃費的にはガソリンでカタログ15~16㎞/L、ディーゼルで20㎞/Lくらいになるものと思われます。サイズを大きくしつつも現行型とほぼ変わらない燃費性能を維持であまりハイブリッドの数値っぽくはないのはマイルドハイブリッドなので仕方がないところです。

いずれも旧式よりかは幾分かパワーアップしたISGによって20ps/200Nmのアシストを行い、C220dはクリーンディーゼルエンジンとISGを組み合わせた中々にレアなモデルになります。ディーゼルハイブリッドってなかなか無いので、どんな仕上がりか楽しみでもありますね。

2022年内には、プラグインハイブリッドであるC350eが日本導入予定で、最高出力204ps/最大トルク320Nmを発生する新型1.5リットル直列4気筒ターボエンジンと最大129ps/440Nmを発生する電気モーターを組み合わせ、RAVのPHEV程度のスペック(システム出力306馬力くらい)にはなりそうですね。

今後販売の推移によっては(特に中国・北米)、デザイン的にもっとアグレッシブになったり、Sクラスとの差別化を図ったりと言ったことがマイナーチェンジで起こりそうなデザインとも言えそう。

共通のデザインフィロソフィを採用するのも良いけれども、どこかで躓いたり、味気なく思われてしまったり新しさを感じてもらえなくなると、売れ行きは鈍りかねないので注目ですね。

ただ、BMWみたいに4クーペやiXなどで攻めすぎたデザインをカマすのも、やりすぎて販売不振にもなりそうで、これまた心配になるのでしょうか。

装備品などを考えると妥当なのかもしれませんが、価格がかなり高騰しているので、今後もう少し値段を下げたモデルが導入されるのかも注目です。

このお値段でCクラスが日本でバンバン売れるのか、楽しみです。3シリーズとも乗り比べてみたいですね。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

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そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


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