オデッセイ販売終了の理由と転売ヤーとの関係性?

トヨタの勝ちパターン・ホンダの負けパターン

現状のトヨタの勝ちパターンに全く対抗できず、時代のニーズの移り変わりにマッチせず、ユーザーの声も届かずオデッセイは終わった。


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私の2021年2月のスクープ通り、オデッセイが販売終了になることが2021年6月15日に正式にニュースリリースされました。

1年でボツに 希少な顔になるかも?

オデッセイを生産する狭山工場の閉鎖に伴ってクラリティやレジェンドもついでに廃盤に。その中ではオデッセイはホンダの屋台骨を支えている一台(名前だけかもしれないけど)と思われていただけに衝撃も多かったかもしれませんね。

マイチェンしてすぐに買った人、廃盤って知ってたら買ってたでしょうか?

本物のスクープだった

このニュースリリースで、多くの自動車系メディアの取材力不足が露呈、またはホントのスクープに関しては箝口令が敷かれている(口封じされていた)ことが分かりますね。

ホンダの公式の発表的には2021年3月に販売店に通達したとありますが、1月中には情報として販売店に伝わっておりツイッターに出回り、2月に私もディーラーからの情報をベースに、スクープした時点では100%の内容として発信しました。メーカーも地味に通達時期に嘘偽りがありそうなあたりが姑息な感じがします。

S660の販売・生産終了よりも先にオデッセイの販売終了を公式に報じなかった大人の事情とメーカーの姑息さが見え隠れしてるのが残念です。

スクープの情報はSNS上に結構以前からあって・・・

1月の情報ですよね。

2020年12月時点で工場閉鎖と販売終了を呟いておられる方も

ホンダの販売店に3月に通知と言うのは後付け説は上記のツイートから推測できるところです。

もっと前に現場に降りて来てたけど、公式には認めないらしい。

転売ヤーに目を付けられるくらいの価値が欲しい

さて、なぜ今回のブログを転売ヤーネタに絡めるのか、その理由としては、やはり、再販価格の低い、転売に向いてない物は売れない、という物があるからです。

もちろん好きな車を選んで乗ればソレで良い!という車好きな方も多いでしょうが、やはりこのご時世買ってすぐに価値が下落する車に乗りたくはないものです。

動産としての価値だってあった方がいいです。

そしてその再販価格や価値と言うのは、中古で出回る価値、と見ることが出来ます。

転売の価値があるものは中古でも新車でも値崩れしません。売れやすい循環・ゾーンに入るのです。

オデッセイは転売する価値のない車になり下がったから売れなくなったのです。

新車の開発に掛かった費用とか部材のコストなんか関係なく、物の価値は欲しいかどうかで決まります。

価値の見合わない物は値引きと低金利で売るしかなく、中古の価値も下げることになっていたとも言います。

良い車と売れるクルマはまた別の話ですよね

国民総転売屋と化している

ヤフーオークションやメルカリなどの個人売買、または転売ビジネスの発展により、そして先の見えない日本経済の中で日本人の一部は転売ヤー気質になっており、2020年においてはマスク転売などもニュースを賑わせたものです。

多くのニーズや物流を読み、価値が高いものを見極めるせどりや、転売ヤーですが、余りよいイメージはないもの。でも、副業ニーズなども汲み取りつつ、今では個人の車輸出を教えるセミナーなんてのもあったりします。(私はそういう講師ではありませんよ・メルマガ登録とか求めませんからね)

アルファードは東南アジアと中国の市場を巻き込んでの勝ちパターンであり、ブランドとしての揺るぎない価値を10年程度かけて作った、とも言えます。

その転売商材にアルファードが筆頭に推され次点はレクサス、オデッセイの価値は論外、そこが大きいのです。

もちろん商品力があって、日本国内での評価の高さも大事です。そこ失くして海外での人気も出ないでしょう。

ここ最近の海外含む販売の動向的に下取りや買取、残価設定の金額など、もろもろの要素がアルファードにとって追い風となっていて、オデッセイには逆風でした。

法人の需要があるとか、個人でもガンバれば残価ローンで買えるとか、モノの良さ、国内での人気や支持だけで500万円の車がバカバカ売れたりはしないのです。

アルファードの海外(特にマレーシア)に向けての転売も、実際のところ、アルファードの海外販売を開始した2010年代前半に東南アジア各国で人気に火が付き始めたのがきっかけ。

2015年~は現地の正規販売よりも1~5年落ちの並行輸入が販売台数を逆転するなどの下地があり、そして2017年~の現行アルファードの後期顔が大ヒット、そして今に至る、という所です。

そこまで含めての現状のアルファード人気なんですよね。

今では多くのトヨタ車、レクサスが海外輸出転売に活用され、日本でトヨタの新車が売れやすい仕組みの中にあります。ただ、多くの自動車メディアではそこまで突っ込んで取材したりしてないし、分析もされていないようですので残念ではあります。読み応えのあるコラムがあまり多くないですよね。

海外で延命されているエリシオン

さて、オデッセイも兄弟車のエリシオンであったり、北米のオデッセイ、または往年のラグレイトなどのような海外展開している車種もあったりするのですが、いわゆる海外での転売ニーズを生み出すほどの車づくりが出来ていないようなんですよね。

要は絶対的な人気の領域に達してない。

レジェンドやクラリティのような高級・大型車の開発・販売はいまだにダメダメだし、オデッセイとエリシオンもモデル展開として迷走し過ぎたりしていました。

ポリシーのブレがあり、特にそれは高級化路線を突き詰めようとする時にはマイナスであります。

オデッセイと言う名前だけ残ってエリシオンと統合してアルファード・ヴェルファイア・エスティマと戦おうってのが無理が多いし、ブランドづくりや見せ方がダメでしたよね。

ホンダらしくない中途半端感がオデッセイを追い詰めてしまったようにも思います。

多くの人がオデッセイは迷走してると思ったでしょうし、事実迷走の極みで2020年末の大規模なマイナーチェンジで1年で販売終了とかって感じです。

工場の閉鎖、移転、日本における生産の集約などが理由としてニュースになっていますが、ステップワゴンは生産工場を移管しても製造を続けるなど、要は売れない車種を切ったという事に他ならない。

そんな行き当たりばったりではもしエリシオンが2022年、ないし2023年に後継モデルとして復活しても販売苦戦するのは目に見えているので、まずは海外で高級ミニバンとして認められて、海外転売する価値があるくらいのモデルをこさえてきてほしいですね。

オデッセイにせよ、エリシオンにせよ、はたまたニューネームにせよ、アルファードに一矢報いる高級ミニバンを海外での人気と言う外堀も含めて10年くらいかけて作ってほしいものです。

海外向けに転売する価値があれば、そうすれば、日本でもこぞってみんなが買う事でしょう。

今は小型車メインのホンダに

ホンダはトヨタにはない、独創的で面白いクルマメーカーだったのに、ここ最近は軽自動車屋メインになった。フィット、フリード、ヴェゼルあたりは時たまスマッシュヒットするし、軽自動車では独創性を発揮しているけど、そろそろ本気のブランド力の復活に期待したいところ。

N-boxだけはチカラ入り過ぎなくらい完成度高いかも

当座のフラッグシップミニバンの不在を埋めるモデルを2022年中に登場させ、その次期モデルと海外展開とブランディングに期待ですね。

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

新車/中古車の購入を考え始めた方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行ってカタログを貰って来た後でも、ネットで愛車の無料下取り査定を活用するのを忘れずに覚えておきましょう。

タイミングとしては、ディーラーの下取り査定前でも後でもOK!仮に下取り査定をしてもらっても、その場で急かされて契約しちゃダメよ(笑)

良くあるパターンとして、「今日契約してくれたらこのお値引きを上司に上げます!」とか「今日逃すと納期が○ヶ月後に‥!」とか、すんごい圧でもって、下取り価格⇔値引きの吟味をする前に判断能力を失って思わずハンコを…なんて。そんなことにならないようにね!

買取店で出た査定額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉が進められるので、良い条件が引き出しやすくなります。

販社・ディーラーによっては値引きを良く見せているものの、下取り額が悪いこともあったり、ケースバイケースで買取店に売却すれば数十万円変わることも。

愛車無料査定も『カーセンサーNet』

逆に、ディーラーで先に下取りの金額を出してもらっている場合は、買取業者さんにディーラーでの下取り額を伝えると、意地でもその金額を超えようと頑張った価格で買い取りが成立することも多いんですよね。

納期の見通しが分からなかったり、とりあえず展示車を見てきただけ~などで売却時期がハッキリしていない方は、「現在の愛車の価値が知りたい」と伝えましょう。

ディーラーから提示される下取り額が相場に対して適正かどうか、愛車の価値を知っておくのは大事ですね。

一括査定サイト、利用したことある方ならご存知かもしれませんが、けっこうジャンジャン電話が来ます。

メールやショートメール:SMSでも買取価格の概算など送られて来るので、とりあえず複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れましょう。

「同じ時間帯はちょっと会社的にNGなんです」と言われても、時間帯の指定は一か所・一時間だけにしましょうね。ずらして一日対応する必要はナシ

買取業者さん達が集まったら、写真を撮って本部に送るなど査定のツメ作業が始まります。

そこで

「入札制でよろしくお願いいたします。名刺の裏に最高値を書いた業者さんに売ります」と、要するに一発競りにしましょう。

過去の一発競りでの事例はコチラ


この 入札制 というのが重要で、業者さんたちは一斉に本部に電話して先ほどの撮影タイムで送った写真について詳細に状態が良いことをアピールしてくれます(笑) そして、各社の威信を掛けた一発勝負が火ぶたを落とします。

オプション追加できるくらい、買取額に差が出ることもあるので、チャレンジする価値はあります。

一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒」気まずいじゃん…と言う人も多いです。

そういう方には新たな選択肢が増えてきています。

査定連絡は1社だけ、その査定をベースに全国5000社が参加するオークションに代理出品するイメージで、たくさんの買い取り業者を相手にする必要が無いのがメリットです。こちらが希望した額になるまで価格交渉も代行してくれるため、ラクチン・簡単です。

このオークションで納得出来る価格(残債を精算する価格とか)まで行かなかったら、最終のオークション最高価格をベースにして、また改めてネットの一括査定をすれば、最低限その価格は超えてくるはずです。

その他にも、『一括査定は電話なりやまねーぞ!』 でおなじみの? やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみといった2度目に選ばれるサービスだぞ!とPRするところももあります。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

ここまでの選択肢を検討し尽くせば、万事尽くしたと言えるかもしれません(笑)

ほんの数分の入力、問い合わせで選べる車種やグレードも変わるかもしれませんよ(笑)カーライフにおける数万円の差は大きいですよね

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一発入札&競りオークションの事例はコチラ