輸入車で初期ロットと最終型、どれだけ違う?

F48前期型

さて、よく輸入車で言われる「 熟成の最終形が良いよ」神話。


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都市伝説みたいなものです。

日本車でも旧型の最終型がトラブル少ないよね、なんて言ったりもします。

では、実際の所どうなのか?

ここ最近進歩著しいコネクテッド系くらい進歩しているのか解説していきます。

今回のモデルは変化がそれなりにあったと言われるBMW X1。最近の仕様変更で最終型になった?と言われています。

F48後期型

全長×全幅×全高=4455×1820×1610mmというサイズは最近の大型化するグローバル展開サイズが多い中ではかなり常識的なサイズに収まっているかもしれません。

2015年に現行型のF48型がワールドプレミアされ、2016年中頃に日本導入・発売開始、2016年に末にディーゼルモデルやX-drive(4WD)が導入されました。

販売開始当初は400万円を切るグレードもありましたが、ACCアダプティブクルーズコントロールが標準ではないなどかなり装備的に見劣りするモデルでした。

そこからマイチェンや仕様変更を重ねて2021年には最低ラインでも440万円~ ACCなど装備充実しながらグレードを絞りやや値下げ、結果的に500万円前後の価格帯が売れ筋のモデルと言う感じです。

2017年にはエントリーグレードの6ATが7速DCT(オートマ)に一段増えたり、2018年にはMスポーツにパドルシフトが付いたりしています。

この辺りは輸入車によくあるエンジンや駆動方式の仕様の追加などですね。

そして2018年~2019年にBMWではライフサイクルインパルスと呼ぶ、ビッグマイナーチェンジを行います。ヘッドライトやグリル、バンパーやフォグランプが変更に。一説にはポジションランプの常時点灯など、デイタイムランニングランプ機能が標準になったとか。後付けでコーディングなどのカスタムが不要になったみたい。内装だとメーター、ナビ画面やソフトがやや変更になっているとか。その他にもリア向けのセンターアームレストのシガーソケットがUSB出力になっているそうです。

ナビは画面の縁どりのシルバーのベゼルが無くなり、全面液晶感を出すように。そしてオーディオ・ナビの中身は…このちょっと前に変更になっているらしい…後述します。

そして、ディーゼルエンジンは尿素SCR還元装置による排ガス清浄に切り替わっている。ガソリンキャップの脇にアドブルーという尿素タンクの入れ口があるみたいですね。

アドブルー採用の新世代のFFディーゼルになっている?

排ガスの処理方法変更って結構モデルチェンジでやるレベルではないんか?と思うのだけれども、マイチェンでやっちゃう感じですね。マフラーも少し太めな出口になり、変わっちゃってるし。グレードによっては左出し1本出しから左右2本出しになったりもあったかもしれません。

このマイナーチェンジの前の2017モデル後半辺りで、前述通りオーディオの変更があり、CD/DVDの挿入スロットが無くなり、AUXのオーディオ入力が消えた。

初期はDVDスロットあり

しかも、入ってきたタイミングによって有ったり無かったりとか言うシャッフルも起きていたらしい。年式で特定が難しいらしいので、2017年モデルの認定中古車とかをお探しの方は現車確認大事ですよ。

やや古いナビモニター 銀の縁取りがあり、DVD スロットがない

このオーディオ入力が無くなったあたりで、ナビの中身のソフトは切り替わっているらしく、Bluetooth接続の親和性が上がっているとか?スマホ接続からの音楽再生サードパーティの音楽アプリからの情報を拾えるようになっているらしい。更にはBluetoothで接続・登録できるスマホの台数の上限が2台から3台になったとか(笑)細すぎる仕様変更でいつからなのか特定難しいので、情報あればコメントでお願いします。記事修正しますので。

縁取りがなくなりベゼルレスのスッキリした大画面風

更に細かいところだと…

昔はBMWコネクテッドドライブ1年無料だったらしいです。サービスであったり、車種のグレードによって無償提供してたかどうかはディラーによると言うのもありそうなんですが、2万円相当が無料だったとかって話。しかし、使ってみてもどうしようもないレベルで、無料期間経過後に有料で使う意味が見い出せず、更新しない人が多かったらしい。

ところがどっこい、今X1の後期を買うと有料で7000円/年くらいで無償期間はないけどそこそこ機能としては使えるらしい(笑)

アプリの使い勝手が良くなっていると聞きます。

音声認識が良くなり、スマホから多少は操作できるらしいけど、エンジンスターターは無い。エアコン稼働して冷やして待機、と言う夏場に欲しい機能はないらしい。ベンチレーションとか出来るけど、熱い空気を排出するくらいの機能で気休めらしいです。

ナビゲーションの機能面の変更もあるらしく、表示が結構違うらしい。

更には運転中(走行中)に操作出来る範囲、内容が増えているそうです(ドライバーによる走行中の操作は禁止です)。

初期のだと少し走り出すだけで操作ロックかかる感じでフラストレーション溜まる人もいたりしたようで、ナビロック・スピードロック解除のコーディングされる方が多かったとも聞きます。

しかし、後期型だと文字入力までは出来ないけど、その手前の階層の操作や選択は可能となっており、助手席の人が少し設定を手伝うなどのケースでより現実的に使いやすくなっているという所でしょうか。

後はアンビエントライト。

ここ最近のプレミアムブランドではやや華美な車内のライトアップがトレンドであり、前期ではオレンジとホワイトの2種類のライトアップが

後期型では6色に(笑)

光るラインの位置も増えたのかな?そして明るさも増していて、グレードアップしているのかも。

後はダッシュボードの上側に入るステッチが追加され、高級感が高まっています。

あと、走行面では、すごいマニアックなところで、エコプロモードの制御の幅がかわったとか?

個体差か?個人の感じ方の問題では?みたいなところですが・・・

燃費走行のエコプロモード

エコプロモードだと各種燃費最適化されるのですが、コースティング走行又はセーリング走行と言う機能があって、ある程度速度が乗っている時にアクセルを離すと動力と駆動輪のクラッチを切って、惰性で進むモードがあったりします。

その制御が後期型ではエンジンが暖気完了するまでが長くなってしばらくアクセルオフでセーリングに入らない?(表現合ってる?)状態が初期モデルより長くなり、そして、作動速度の下限が下がっているとのこと。(ほんと?)

なんでも初期モデルは惰性走行の速度が42~45㎞/hまで下がると駆動とエンジンが繋がる所が、後期型では37~40㎞/hまで惰性でイケる!となっているらしい。(ほんとにほんと?)

そしてアイドリングストップも完全に停止する前にホンの2㎞/hくらいの辺りからエンジン停止して、止まる前にアイストが可能になっているとか。走ってて停止の前から先行してアイドリングストップとか、ダイハツとかスズキの軽とかみたいじゃないか!と思ったりしますよね。

いやぁ、細かい(笑)

多分このあたりの細かな制御の違いなんてのは、毎年X1買ってたとしてもわかんないでしょ。

でもまぁ、たゆまぬ改善を繰り返している、とポジティブにとらえておきましょう。初期ロットと最終型では細かい所まで違っているかも、と覚えておいて下さいね。

正直なところ、また2022モデルイヤーとかでは変わっている可能性もあるかもしれないしね。

輸入車はカタログだけではわからないことも多いし、仕様と年式、距離だけで見ていると機能面で見落としがあるかもしれないので、認定中古車なども実車の確認が必須ですね。

中古で探す時の参考に、そして輸入車アルアルのネタの一つにでもなればと思います。

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