ノア・ヴォクシーとセレナ、5年で逆転→10年で再逆転?

先日のブログ、シエンタとフリードの新車販売台数の推移と、中古での相場や人気の逆転現象が起こるという内容の記事、実は別の車種でもあるので紹介したいと思います。


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今回はノア・ヴォクシー・エスクァイア三兄弟と、セレナのお話です。

月や年によってはセレナが優秀な販売台数を記録することもありますが、なんじゃかんじゃでノア兄弟の方が台数売れてます。

しかし、3年から5年以内の中古車を探し、似たような条件で相場をチェックすると…同年式ではセレナの方が20万円から30万円は高いケースが多い。

理由としてはセレナはプロパイロット装着車の比率が高く、そして年式が比較的新しい車種だとイーパワーなどが価格を押し上げているというのがあります。

ノア、ヴォクシーなどでは新車当時の値引きが大きいこともあってか、中古でも値が落ちるようです。

純ガソリン車で比較してもセレナの方が全体的に高い傾向にある。

ただ、そもそもノアブラザーズ達では選ぶことの出来ないアダプティブクルーズコントロールと言うのがセレナのアドバンテージであり、ノアでは選択の余地も無く、中古になると人気がやや下がると言うことで相場が変化するようです。

もちろん中古でもノアやヴォクシーは人気ですが、プロパイロット付きなら確実にセレナは高くても売れるということです。

プロパイロットが相場にそこまで影響あるのか・・と自動運転をウリにしている日産としてはしてやったりと言ったところでしょうか。

と、まぁ、ここまではこの前のフリードがシエンタを機能(ホンダセンシング)で逆転した、と言うのと同じ論法なんですが、続きがあって…

10年落ち、または10万キロ超えであらためてノアがセレナを逆転する(笑)おおよそ同条件では10~20万円はノアとかの方が相場高め。

どちらも一世代前のモデルの場合には自動ブレーキやプロパイロットなどの飛び道具はない感じです。

そうなってくると、耐久性とコンディションと言うファクターが加わっての評価、人気の維持となっており、相場がまた変わってくるようです。

中古車販売業者としても、古いモデル・過走行車であっても売って直ぐに故障などのトラブルは避けたいもの。

年数の経過、走行距離の伸びでの耐久性では市場の評価、中古車販売業者の評価としてはノア・ボクシーの方が上。

必然的にノアの方が高くても売りやすく、販売などしやすいようですね。

ちなみに古い車・距離を走っている中古車を検討するのであれば、ドア・スライドドアの建付けや開閉、点検簿などの最終メンテナンス歴やエンジン音など、聞き比べて確かめるのが必須と思います。

もろもろまとめると・・・

5年内、プロパイロット付きで安い中古があれば、お得、かも。

ノア・ボクシーは安くて中古でも出回る台数多く希望の見た目や装備、予算低めで選びやすい。

古い5ナンバーミニバンならノアかボクシーの方が安パイ。

みたいな感じでしょうか。

さて、ではステップワゴンは・・・?となりますよね。

実際のところ、現行ステップワゴンは年次やグレード、エンジンによってホンダセンシングの中身が少し違い、なんとも中古で比較するには微妙なところ。

具体的にはハイブリッドにしか全車速追従のクルーズコントロールが無いとかあったり、現行スパーダの中古はまだ多くの台数が出回ってなかったりと比較が難しい。

3年以内とかだとかなり高め、5年落ち程度だとセレナよりかやはり低めの相場感、ノアに近い感じかなぁ~と思います。

10年とか10万キロとかだとセレナと同じようにノアに逆転を許す傾向にあって、正直15年以上古い車種だと現存しない・・・ということもありそうなかんじです。耐久性的に一番最初に脱落する感じなのかな?と少し勘ぐって見てしまう・・・

今回の解説も、シエンタとフリードの解説も、正直なところ、いつ検索するか、どこの中古車サイトを見るか、参照するエリアや設定する価格・年式・走行距離など、興味を持って調べたタイミングによって出てくる個体にはだいぶバラつきがあります。

中古車相場は日々変動するものですので、車選びの参考に、ハナシのネタにでもなれば幸いです。

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