なぜ、いきなりナビの音声認識がマトモになったのか?

メルセデスやBMWのコネクテッドカーの有料の音声認識サービスによる最新の車載音声認識機能、謎に精度が高くなったのはなぜか?中の人がいて識別してくれているのではないか?っていうくらい適当なワードでも識別してくれるようになってきてます。


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正直、カーナビのオマケのような音声入力は、スマートフォンが一般化する2000年代中盤よりも前から車載システムとしては存在していました。当時の30万くらいするのが当たり前のナビでは、ハンドルの真ん中正面にピンマイクのようなのが鎮座していることも多かったものです。ある種誇らしげな存在でありながら、マイクの精度と言うか、中のソフトの御粗末っぷりにはビックリでしたが、まぁ、そんなものかと諦めつつも、飾りでマイクがあったものです。

ステアリングの発話ボタンも、音声入力の起動ではなく、携帯のハンズフリーでしか出番がなかったものですよ。

当時の車載音声認識システムはナビに登録してある定型のワードにかなりマッチしないと認識されず、相当な正確さと発音を求められていました。「マクドナルド○○店」の○○がナビの中の登録情報と一字一句マッチしてなければダメで、”駅” とか ”前” とか東口とかの方角とかの抜けでも一致しないとNGとかありました。せめて近くにあるマクドナルドくらい認識してよ・・・と思っても「もう一度…」と繰り返しているうちに、ウンザリして使わなくなるやつです。

一般のドライバーとしては音声認識は使いものにならないという印象が当たり前になっていたものと思います。

レクサスなどの対人間の通話型のコンシェルジュであれば、相手も人間なので電話の向こう側でシステム上の検索をかけ、ルート上や進行方向上のマックを優先的に見つけ、そしてナビの目的地や経由地に設定をしてくれたりして解決できたりしますが、いかんせんそのサービスがためにコストがかかるし、問答で時間がかかる事もあり、いわゆる自分でスマホで調べた方が早い、とかに及ばない場合もあったりしました。(運転中のスマホ操作はNGです)

アレクサなどのAI家電もだいぶ普及し、siriやOKグーグル的な掛け声で起動するスマートフォンの音声認識機能も普及が進んでいて、欧米のティーンエイジャーはスマホでインターネット検索をする際、文字入力より音声入力による音声認識を優先して使う事が多いそうです。

日本にもその流れは来ていて、若い世代を中心に音声入力に抵抗が無い人が増えているというものあるそうです。

「ハイ、メルセデス」と呼びかけて起動するメルセデス・ベンツの車載インフォテインメントシステム「MBUX」は、BMWコネクテッドと双璧を成すコネクッテド機能の筆頭とも言えるシステム。2019年頃からメルセデスベンツのAクラス、BMWの3シリーズが競って導入し、順次新型車のモデルチェンジから採用が増えていますね。

両車・両社が車載AIをウリにしていて、今までの音声認識に比べ、驚くレベルでまともに検索結果を表示するのはなぜか?

理由としては、通信によるクラウドシステムでの検索を利用し、あいまいなキーワードや部分一致などでもグーグルと同じように検索結果を示せるようになったから、と言われています。マクドナルドと完全には一致しない惜しい店名と現在位置とで、近隣・またはルート上の店舗とで整合性が高そうなところを判断し、それを車載のナビのデータに落とし込んでいるというわけです。

そういうこともあって、ナビのルート設定をした上であれば、単純にマクドナルドで検索をしても、より精度が高い候補を挙げてくれるようになり、旧来のナビのように反対方面の近いマクドナルドばかり候補に挙げる、というポンコツっぷりは少なくなっており、ユーザーにとってもメリットとなり得るポテンシャルを秘めております。

車外通信(ある意味社外通信でもある)を利用することから、オフボード型ナビゲーション・システムとも呼ばれ、ナビの本体の膨大なデータとオンライン上の検索との結果を適切に結び付け、利便性向上、というよりも、AIにより性能や精度が向上し続ける仕組みとなった、と言うのが大きいでしょう。

ちなみに、本体据え置き型の旧来ナビの強みもまだ少し残っていて、番地入力や電話番号での検索は強い(早い)とも言われています。名称検索では正式な名称とマッチしなければ表示されなかったり変な候補が出てきたりで鬱陶しいこともありますが、決まった情報を抜き出すのであれば速さも精度にも強みがあるようです。もちろんGPSの精度や車速パルスと連動してトンネルでも自車位置を見失わない、熱や寒さへの適応、バッテリーへの依存がない(少ない?)などのスマホに対してのアドバンテージもまだ残っております。

ナビは液晶のみで完全にグーグルマップに置き換わっても良い、という先鋭的な意見もあり、アンドロイド&GPSのナビ本体ユニットと言うのもアフターメーカーから出てきておりますが、微妙にまだ過渡期な感じで、なんとも決めきれない状況なのかなぁと思います。

日本車だとカローラがディスプレイオーディオと車載通信機の標準化を進め、トヨタのコネクテッドカーの適応的にはヤリスやヤリスクロス、ハリアー当りが拡大していっている所。

ホンダもフィット、ヴェゼルと普及車種で順次取り入れて行っているとも言え、これから多くの繋がる車が増えていくものと思います。

現状は音声認識の精度が上がったことによるメリットと言うのが、使っている人も多くないので限定的とも言えます。ただ、ルート設定がスムーズ(まとも)になったり、検索がスムーズになるだけでストレスはかなり減ります。ルート案内の経路上の施設案内がスマートに行われれば、遠回りも減るし、旅の道程もより充実したものになるとも思います。副次的なものかもしれませんが、無駄なガソリンの排出も減らせるし、ストレスもなくなり、ルートも適切であれば事故も減る、というメリットも生まれてくるはずです。

現状は4G&LTE通信の中でのシステムの運用ですが、5Gが普及して車車間通信や路車間通信なども今後活発になれば、安全面での多大な貢献、自動運転なども道が開けれ来るのかもしれません。

もし、お乗りの車でコネクッテド機能があれば、システム解放して未来の車の一部に触れて活用してみるのもいいかも知れません。

音声認識も、だいぶまともになったと気づくこともあるでしょう。

同乗者いる時に音声コントロール使うのが最初はこっぱずかしいですが(笑)ぜひ活用してみましょう!

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まずはお気軽にネットから♪ 楽天Car試乗

さてさて、2024年も新型車や人気車で引き続き納期遅延が慢性化している中での難しいクルマ選び・乗り換えの年となっていますね。

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